1953-12-04 第18回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号
そこで、政府のやり方といたしましては、舞鶴に滞在する期間も短かいものでありますので、身上調査表または移動経路票というものを書いてもらいまして、これによつて各都道府県を中心とした未帰還者の消息を明らかにするというやり方を根本としておりますが、同時に、舞鶴援護局におきまして、各人から、各人が確認いたしました生存残留者または死亡者の個々の氏名を覚書として聴取するようにいたしております。
そこで、政府のやり方といたしましては、舞鶴に滞在する期間も短かいものでありますので、身上調査表または移動経路票というものを書いてもらいまして、これによつて各都道府県を中心とした未帰還者の消息を明らかにするというやり方を根本としておりますが、同時に、舞鶴援護局におきまして、各人から、各人が確認いたしました生存残留者または死亡者の個々の氏名を覚書として聴取するようにいたしております。
○鶴見説明員 今回中共から引揚げて来られました邦人につきましては、第三次までの結果、御承知のように上陸地において移動経路票を配付して、これに記入していただき、それを資料にして、さらに定着された以後の調査も続行いたしておりますが、遺憾ながら移動経路票の記入状況というものが従来ほど十分に行つておりません。
そのために、身上調査表というものを書いていただき、あるいは移動経路票というものを書いで出していただくようにいたしておるのであります。つまり、帰られた方々がどこにおつたかということを聞きますれば、同じ場所におつた人の情報がそこから得られるわけであります。