1983-05-19 第98回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
当時の気象状況につきましては、移動性高気圧が日本の南海上から本州付近を覆っておりました。一方、沿海州からの低気圧、さらに別の低気圧が北海道の西岸にございまして、南北の気圧傾度が急になりまして、東北地方の各地で南または西寄りの強い風が吹き荒れまして、一部ではフェーン現象もあらわれたわけであります。
当時の気象状況につきましては、移動性高気圧が日本の南海上から本州付近を覆っておりました。一方、沿海州からの低気圧、さらに別の低気圧が北海道の西岸にございまして、南北の気圧傾度が急になりまして、東北地方の各地で南または西寄りの強い風が吹き荒れまして、一部ではフェーン現象もあらわれたわけであります。
当時の気象状況につきましては、移動性高気圧が日本の南海上から本州付近を覆っておりまして、一方九百八十四ミリバールの低気圧が沿海州方向、それから九百九十四ミリバールの低気圧が北海道の西岸にございまして、日本列島は南北の気圧傾度が急になりまして、強風が吹いておったわけであります。東北地方の一部におきましては、フェーン現象が起こりまして、なお二十三日から雨らしい雨がなく、乾燥状態が続いておりました。
御指摘のとおり、四月十六日から十八日にかけまして、移動性高気圧の影響を受けまして、全国的に冷え込みが厳しく、関東、東海、近畿、中・四国及び九州地域に霜がおりまして、農作物に被害が発生しております。
当時は高気圧が本州一帯に張り込んでおったわけでありますが、太平洋岸が低気圧がありましたので、そのために四月十八日に静岡県はその意味で移動性高気圧に覆われるということになったのでありまして、夜間の放射冷却が厳しくて各地で気温が非常に低下いたしました。
それから気象条件にいたしましても、たまたまあの日は移動性高気圧に覆われて、風速が大体一メーターぐらいですから、条件としては、環境調査をするしではいいというぐあいに判断したのですが、ただあれだけの調査で年間の一番悪い――これからだんだん悪くなってまいりますが、夏場まで全体を含めての予測が一体できるのかどうか。そういう点では、資料があれだけでは不十分じゃないか。
たとえばこのことだけを取り上げて考えても、移動性高気圧に覆われたときは、全くこの問題は別問題になってしまう。拡散の問題というのは非常に条件が変わるわけでありますから、限られた地域に集中して、このNOxにしろ、大気汚染をするところのいろいろな物質が停滞するというかっこうになっていくわけですから、気象条件によって非常に違う、季節によって非常に違う、こういう問題が一つはございます。
この間の四月二十五日から五月十日までのあの霜や低温の場合、気象庁は三月二十日の向こう三カ月間の予報として、四月の下旬に内陸部で移動性高気圧から来る霜の害があるということを警告しているわけでございますが、これを農林省自身はどのようにとらえて、どう指導しておったかということが一つ。 さらにもう一つの問題は、農業気象観測所ですが、全国で置かれているのが一道十四県、四百十カ所よりないのでございます。
私ども現在主として資料を見ておりますのは、福岡、それから下関、それからこのごろ、最近でございますけれども、小倉の空港、ここに私どもの官署もございますので、その三つの資料を主として見ておりまして、スモッグの発生いたしました八、九、十、この三日間は移動性高気圧、ちょっと専門的になるので申しわけございませんけれども、移動性高気圧におおわれまして、問題の北九州市のスモッグの現象が私どもの気象観測所では観測されていないわけでございまして
○畠山(久)政府委員 四月の下旬と五月中旬の低温が同じ現象であるか、関連した現象であるかということになるのだろうと思いますけれども、それは、移動性の高気圧が日本の上にきたということで両方とも起こっているのでありまして、その移動性の高気圧は、四月下旬のものと五月中旬のものとは違う移動性の高気圧なのですけれども、そういう移動性高気圧は毎年毎年何回もくるものでありまして、それがきたときに低温を起こすかどうかというのが
去る四月二十七日大陸から東進してまいりました移動性高気圧が、二十八日に東北地方をおおったため、同日から二十九日にかけて晴または快晴という気象状況で、風もまたきわめて弱いという状態で、その結果、両日とも夜間気温の低下がきわめて強く、二十八日夜半より二十九日の払暁にかけ、ごく一部分の地域を除き、ほとんど各県下全域にわたり零度以下を記録し、降霜をもたらしたものであります。
強い寒気の流入による移動性高気圧のため、夜間低温となり、近年にない降霜を見たのでございますが、今次の災害は、気象上のデータが非常にはっきりあらわれておることをもって見ましても、いかに深刻な災害であったかが証明できるのでございます。
○神田(大)委員 今年の三月二十八日より三十一日にかけて全国的に来襲しました移動性高気圧によって寒冷をもたらして、非常な凍霜雪害を来たしておりますが、これに対しまして当局といたしましてはどのような調査をいたし、どのような結果になっておるか、御報告願いたいと思います。
本年四月末に発生いたしました全国的に大きな移動性高気圧のために、気温の急激な降下を来たし、最低気温が実に氷点下に下った地方もあり、四月二十九日、特に三十日の朝は全国各地に霜がおり、氷さえ張るという現象を引き起したのであります。