2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号
要するに、自分たちの教えに基づいて、小乗、大乗、そして秘密金剛乗、よく当時は報道されましたけれども、タントラ・ヴァジラヤーナの教え、宗教団体ですから宗教的な教えに基づいて当時の教祖は何を言ったかというと、悪いことをしようとした人がいて、それを殺害する人は、つまりポアという言葉、そういったことはその人のためになるんだ、まあ簡単に言えばそういう教えを信者たちに説いた。
要するに、自分たちの教えに基づいて、小乗、大乗、そして秘密金剛乗、よく当時は報道されましたけれども、タントラ・ヴァジラヤーナの教え、宗教団体ですから宗教的な教えに基づいて当時の教祖は何を言ったかというと、悪いことをしようとした人がいて、それを殺害する人は、つまりポアという言葉、そういったことはその人のためになるんだ、まあ簡単に言えばそういう教えを信者たちに説いた。
だけど、その設立の当初から、結合の基礎というのは宗教的な教えであって、その中に、皆さん御承知のように、単なる小乗、大乗仏教ではなくて、秘密金剛乗というタントラ・ヴァジラヤーナという、自分たちの目的のためなら殺人を犯してもいい、そういうことを八七年の一月四日の丹沢セミナーから麻原彰晃は信者たちに説法していたんですよね。だから、そのときから非常に危険な要素を持っていた。
最初からずっと同じ宗教団体として続いてきて、小乗仏教、大乗仏教、そして秘密金剛乗、タントラ・ヴァジラヤーナという教えに基づいて彼らは坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件などを起こしたんであって、総理が言っているような一変はしていないんです。それが歴史の事実なんです。 しかも、総理は、ほかの予算委員会でも語っているけれども、一変したら一網打尽だ。
○政府参考人(木藤繁夫君) 松本の唱える教義というのは、自己の解脱を第一とします小乗仏教と、自己だけでなく衆生の救済を主眼とする大乗仏教と、及び衆生救済の最短最速の道であると言われておりますタントラ・ヴァジラヤーナ、これは秘密金剛乗とも言われるわけでございますが、それらを混交した松本独特の教えの集大成でございまして、言ってみれば、仏教、キリスト教、ヒンズー教を松本が自己流に解釈した上、これらと終末思想
そのほかに、タントラバジラヤーナという秘密金剛乗、これらを混交した独自の教えである、このように理解をいたしております。 特に、タントラバジラヤーナ等につきましては、人を殺傷することも許されるという考え方でございます。悪業を積む者はそれだけ長く地獄で過ごさなければならないので、それ以上の悪業を積まさせないために早く命を絶つことも許されるという教えでございます。
○書上説明員 お尋ねの件でございますが、オウム真理教は、破壊活動防止法に基づく規制手続が行われていた最中には、麻原が説いた、今お話に出ました危険な教義であるタントラバジラヤーナ、これは秘密金剛乗というふうにも言っているようでございますが、これを封印するという意見表明をしておったわけでございます。
教義につきましては、現在も教団は支部、道場やアジト及び在家信徒宅などで継続的に説法会を開催するなどいたしておりまして、破防法の弁明手続において既に封印したとしております麻原の秘密金剛乗という危険な教えを信徒に流布しておりますほか、松本の説法を掲載した機関誌なども継続発行いたしております。依然として同人を絶対帰依の対象として教義の普遍性を訴えていると認められます。
それから教義の点ですが、オウム真理教の危険な教義については、現在も教団は、支部、道場やアジト及び在家信徒宅などで継続的に説法会を開催し、破防法の弁明手続において封印するとした麻原の説く秘密金剛乗、この教えを信徒に流布しておりますほか、松本の説法を掲載した機関誌を継続発行し、依然として同人を絶対的帰依の対象として教義の普遍性を訴えている、こういう状況にあります。
あるいは、「教義の危険性」というところを見ますと、 松本は、秘密金剛乗について、「場合によっては殺人をも肯定・実行し、それが功徳を積むことであり」、「グルを絶対視し、そのグルに帰依し、自己を空っぽにし、その空っぽになった器にグルの経験ないしエネルギーをなみなみと満ちあふれさせること、つまり、グルのクローン化をすることである」 というように書いてあります。