1954-04-14 第19回国会 衆議院 外務委員会 第34号
そしてまたその交渉をしておる航空機の中に秘密部分を含むと思われるものがあるかどうか、そういう点をお聞きしたい。
そしてまたその交渉をしておる航空機の中に秘密部分を含むと思われるものがあるかどうか、そういう点をお聞きしたい。
○並木委員 陸の方で使うものの中に砲、戦車というものがあげられましたけれども、砲と戦車の中に秘密部分を含むようなものがありますか。
○佐多忠隆君 そうすると艦種から見ると、今までになかつたものが殆んど大部分であるし、それにどれだけ秘密部分があるかははつきりしませんが、今度の新らしい期待に関連して非常に秘密の部分というものは飛躍的にというか、増加するというふうに予想しておいていいのですか。大体どういう感じですか。
○佐多忠隆君 さつきのお話では、MSAによつて貸与される秘密兵器或いは秘密部分に関連をする青写真等々がこれの対象になるのだというお話であつた。ところが今お話を聞いておると、誘導弾兵器はもらわないのだ、こういうお話なんです。従つてMSA援助の中には入つて来ないのです。入つて来なければそれに直接関連をしないものなんである、仮に青写真そのものをもらつて来ても問題にならないはずじやないか。
それに搭載される秘密部分というものも限定されますので、そう飛躍的に増加するとは考えておりません。
○木村国務大臣 ただいま次長から申し上げた通りでありますが、その秘密部分というのは、これは黒田委員も御承知の通りでありましようが、近ごろ船において通信あるいはレーダーというようなものは、非常に重要な役割を占めております。各国はこれについて競つて新しいものを研究しておる次第であります。ことにアメリカにおいて、このレーダー、通信機というようなものは、相当程度に発達しておるようであります。
どうも秘密部分があるというのが、単に普通の船舶としての機械の秘密の保持というだけすで、その保持の理由は、パテントの関係、だということなら、私どもは何も問題にならぬと思いますけれども、何か軍事上の秘密がある。