1976-10-29 第78回国会 衆議院 外務委員会 第8号
それで、伝えられるところによりますと、このレイナード氏の秘密証言の中では、田中角榮、日本の金大中事件の収拾に当たって、うやむやにするために、具体的には田中さんだというように私は聞いているのですが、朴政権から百万ドルの賄賂を受け取った、こういう部分がある。それは削除になっているのだけれども、あるのだ、こういうふうに聞いているのです。
それで、伝えられるところによりますと、このレイナード氏の秘密証言の中では、田中角榮、日本の金大中事件の収拾に当たって、うやむやにするために、具体的には田中さんだというように私は聞いているのですが、朴政権から百万ドルの賄賂を受け取った、こういう部分がある。それは削除になっているのだけれども、あるのだ、こういうふうに聞いているのです。
われわれが入手しているものは秘密証言の全文ではないのです、これは。安原さんが入手したのは秘密の部分が入っているから外務省と相談しないと公表できない、こういうように答えているんではないんですか。こんな穴だらけのものだったら、どだい私は持っているのですから、大したことはない、わざわざ外務省からもらわなくとも、これは公表したものではないですか。
安原さんが佐々木静子さんの質問に対して、秘密証言を入手している、こういう答弁をして、われわれが入手しているものは、秘密証言の全文はこっちはないのですが、安原さんがそういう、以下申し上げるような、たとえば外務省と相談しないと公表できない、こういうふうに答えているのですから、これは全文があなた方の方に入っていて、法務省と外務省が協議しなければ公表できない、こういう筋合いのものだと私は理解しているのですよ
上院外交委員会公聴会における秘密証言に先立って行なわれた冒頭声明です。これは公式に発表されております。ここに声明のプリントがあります。これにはどういうことを言うておるか。こう言うておるのです。日米安保条約がある限り中国との戦争の危険はいつでもある、こう言うておるのです。ちゃんと言うておる。これは冒頭声明です。アメリカ上院の外交委員会の秘密公聴会での冒頭証言、それがちゃんとここにあるのです。