そこで、総務大臣、例えば秘密工作員、これが、日本の政府としてちゃんとしたリストを持っているかどうかはわかりません。しかし、それらしき人間の手先あるいは仲間が、自分の活動を当局が、つまり日本政府がどの程度把握しているか、そういうことを調査するためにこの制度を悪用したらどうするのか。行政機関の個人情報保護法はこんな場合にきちんと対応できるような仕組みになっているのかどうなのか。
○片山国務大臣 行政機関の個人情報保護法案も、何人も自分の情報の開示が請求できますけれども、開示することにより国の安全が害されるおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当な理由がある情報については不開示情報とする、それからまた、そういう、今お話しのような秘密工作員あるいはその仲間の情報があるかないか、それを教えることによって国の安全が害されるような場合には、情報があるかないかも拒否できる、それも
アメリカ政府は、テロということについて、秘密工作員または国家より下位の集団により、非戦闘員を対象として行われる計画的、かつ政治的動機に基づく暴力行為、こういうふうに定義しているんですね。これとぴったり合うわけです。秘密工作員が行った非戦闘員に対する暴力行為ですよ。これはテロなんですよ。
これはどんな事件かといいますと、国民の皆さんは御存じないから簡単に申し上げますと、最近よく週刊誌とか新聞にも出始めましたけれども、李登輝前総統時代に、国家安全局に巨額の秘密資金、これが大体百三十億円ぐらいあったんですが、これがつくられて、議会の監視を経ないで、さまざまな対外的な工作を含む秘密工作資金に使われてきたというのが明らかになったんですね。
ところが、アメリカ合衆国は、テロリズムを、国家よりも下位にある集団又は秘密工作員が非戦闘員を標的として計画的にかつ政治的動機に基づいて実行する暴力行為というふうに定義付けています。
それをまとめてみますと、一つテロリズムの定義でこういうことが言えるかと思いますが、具体的には、テロリズムとは、国家の秘密工作員または国家以外の結社、団体などがその政治目的の遂行上、当事者はもとより当事者以外の周囲の人間に対してもその影響力を及ぼすべく非戦闘員またはこれに準ずる目標に対して計画的に行った不法な暴力の行使を言うということでございますが、こうした定義について長官は妥当なものだというふうにお
「外務省の機密費(約五十六億円)から、毎年約二十億円が首相官邸の大金庫に上納され、野党対策や議員外遊の餞別など政権維持の秘密工作費にあてられていることは本誌が四年前に報じていたが、」ということで、一般の新聞もいろいろやっていますが、やっぱり皆さん何にも言わないものだから取材に限界があるようでございますが、きょうの記事は、これは週刊誌といえども非常にかたく取材していますから、私は信用しておるんです。
私もこの諸国民の公正と信義に信頼したいんですけれども、現実には、例えば最近で言うと、テポドンを日本の頭越しに発射したり、あるいは不審な工作船を侵入させたり、あるいは十五万人と言われておりますけれども、特殊秘密工作員、武装ゲリラをできるような、そういう人間も養成しているといった情報もございます。
そして、去年の十月五日のアエラに記載されておりました北朝鮮の元秘密工作員の証言によりますと、北朝鮮の核開発に多数のロシア人技術者が関係しているとの指摘もあり、彼らの給与としてはこれらの送金が使用されている節があると証言いたしておるのであります。この件について政府は実態を把握されておるのかどうか、お伺いをいたします。
北朝鮮の在日秘密工作機関の元機関員が、文芸春秋に「「洛東江」の二十年」、我々は日本人を拉致したんだと書いておる。学習組という、いわゆる北朝鮮の方々の在日の組織が、三千名から五千名の党員を擁して、学習組とある。それで、今、日本のラジオの短波に入る乱数表による暗号を受ける者は、工作員ですね、日本国内に二百名ほどいるだろう。
現実に北朝鮮秘密工作員として北朝鮮で日本人に訓練を受け、そして日本人の旅券を持って大韓航空機爆破事故に携わり、生還した金賢姫さんの「忘れられない女」という中を朗読しながら、この問題を御説明したい。言っておきますが、金賢姫さんが体力がなくてあのとき死亡していたら、日本人の旅券を持った親子のような二人が大韓航空機を爆破したのだということを反論する手だては、我が国になくなったわけです。
そういうことで、きょう警察庁にお越しをいただいて、最近の特に北朝鮮の秘密工作員の諜報活動はどのような状況にあるのか、認識をしておられるのか、最近は余り摘発されていない状況にはあるようでございますが、日本で摘発されなくても、韓国で摘発されて日本で工作活動をやっていたということが判明した事例等もございます。警察庁、ちょっと簡単に御説明いただけますか。
これはもうお読みになった方が大勢いらっしゃるかもしれませんので簡単に申しますと、アメリカに亡命をいたしましたレフチェンコという今申し上げたKGBの将校、これは一九七五年から七九年にアメリカに亡命するまでKGBの将校として秘密工作を続けておったという方でございます。亡今後、米国の下院の情報特別委員会というところでその諜報活動を告白して大変有名になりました。
さらに、北朝鮮は従来から我が国に秘密工作員等を密入国させており、朝鮮総連関係者がこれに関与しているというたくさんの事例がございます。さらに、これも何回も指摘されたことでございますが、朝鮮総連の幹部に北朝鮮の現職国会議員が五人もいるという事実も明らかにされてまいったところでございます。
その北朝鮮は、従来から我が国に、日本に対しまして秘密工作員等を密入国をさせておる。朝鮮総連関係者がこれに関与しているという幾つかの事例があると聞くのでございますが、最も顕著な例を例示していただきまして御説明をいただきたいと思います。
それでは、北朝鮮の関係した国内の秘密工作事件にはどのようなものがあり、どんな内容であったか、御説明をいただきたいと思います。
それからまた、北朝鮮は従来から我が国に秘密工作員を密入国させておるのでありますが、朝鮮総連関係者がこれに関与をしているという幾つかの事例がございます。
その関係について調べましたところ、その偽造旅券の作成に、北朝鮮の秘密工作員であることが明らかな宮本明こと李京雨が関係していたということがわかっております。それからまた、金賢姫からのいろいろな事情聴取で、一九八四年、金賢姫が招待所におりましたときに、その年の七月に旅券用の写真を撮影し、それからまた八月にそれに署名をしたというようなことがわかっております。
そういう意味においてこの四係というのは、これは実に特別のスパイ、盗聴を含む秘密工作をやる専門機関だと江間恒氏が語った事実は、これは私は極めて重大だと思うのであります。 話を変えますが、つい先ごろ目黒芳雄という警官が神奈川県警におられたんですが、亡くなられました。その目黒芳雄さんが横浜市緑区でアパートを借りられた場合の賃貸契約書の写しが不動産会社にコピーとして保存されておりました。
警察で一係というのは左翼、二係は右翼、三係は外事、四係がこういう秘密工作をやっているというんだ。だから、警察庁が全部指揮しているというんですよ。予算も出して計画も立てて承認もして、莫大な金がかかるというので、こういう四係がやっているという証言があるわけです。葉梨さん、国家公安委員長いかがですか、この四係がこういうことをやっていたということについて。
特に落合さんの本を読みますと、また秦野さんの発言等を聞きますと、CIA絡みで今度の問題はいろいろなシナリオをつくられて、実に時期的にも符節の合った形で総理へのレーガン大統領からの電話が入っているということもありますし、何らかの秘密工作の一翼に日本が組み込まれたのじゃないかという懸念を強く感じるわけなんです。
○岡崎委員 アメリカ側の秘密工作とは全く関係ないとおっしゃっていますね。それは結構です。しかし、情報交換はかなりおやりになっているように感じますけれども、必要に応じてやった、また、向こうからも必要に応じてもらっていませんか、どうです。
対イラン、ニカラグア秘密工作で同盟国首脳会議を開いてはどうかというものであります。