2002-03-22 第154回国会 衆議院 外務委員会 第4号
ODAに関する問題、領土問題に関する秘密取引あるいは裏取引があったんじゃないかという感じがするから、その資料を出してくださいと要求したにもかかわらず、外務省は相変わらず出せないと。これはどういった理由ですか。
ODAに関する問題、領土問題に関する秘密取引あるいは裏取引があったんじゃないかという感じがするから、その資料を出してくださいと要求したにもかかわらず、外務省は相変わらず出せないと。これはどういった理由ですか。
○兵藤政府委員 もしも仰せの意味が、共同声明にうたわれたことと裏腹に何か裏で秘密取引があ って、何か秘密の約束なり文書が取り交わされたのではないかという御趣旨でございましたら、そういう事実は一切ございません。
それともこのことによって個人の秘密、取引上の秘密、それが浸されるから、どちらなのか。
○滝井委員 これは何も秘密取引をする必要はないです、こういう委員こそ。秘密取引をするからおかしい。ガラス張りの中でやらなければならぬ。これは医療費を決定するところです、国民の負担に関係するどころです。一円単価を上げれば一割上がるのですから、総医療費は約四千七百億ですから四百七十億に関係するのです。そんなものを、委員を任命するのに取引をする必要はない、堂々とおやりになったらいい。
秘密取引でも何でもございません。
それで、これは前から問題にしておられますが、大体昔はそれぞれそでの下取引ですか、あるいはふところ取引ともいいますが、そういうものがなくなって相対取引だといいますが、やはりそろばんを持って売買両者だけの秘密取引でありまして、立ち会っております人もなく、一般人には価格はわからぬようにして相対してそういう取引をしておる。これは改良するというので、両三年やっておられるが、いつになったら大体目安がっくのか。
つんぼさじきに置かれて、たた独裁的秘密取引に——そして一日々々と既成事実がつくられて行く、この既成事実に事後承諾を與えるだけが仕事でありまするならば、二百八十余名の議員諸君の絶対多数は一種のかかしにすぎないのではないかと言われても、弁解の辞がないのではないかと存する次第であります。(拍手) さらに、われわれにはもう一つ納得の行かないことがある。
そういうふうな、まるで雲をつかむようないいかげんなことを言つて国会というものをごまかして——きようも本会議で国会審議権尊重ということの決議案が論議されましたけれども、今の政府委員の説明というか、答弁は何か奥歯に物がはさまつたようで、陰で秘密取引をやつておるような感じを国民に抱かせるということは私どもは遺憾にたえない。しかしそれ以上言わないとなれば、それはそれくらいで打切ります。