1947-12-08 第1回国会 衆議院 文教委員会 第21号
以上のような事情を何とぞ御考慮の上、科學振興のため、特に理學關係學會に國庫より補助を仰げますよう、お力添えをお願いいたす次第であります。
以上のような事情を何とぞ御考慮の上、科學振興のため、特に理學關係學會に國庫より補助を仰げますよう、お力添えをお願いいたす次第であります。
すなわち學會による機關紙の發行や、講演會、討論會の活動によつて、學術の普及向上、促進が行われ、その研究成果も實際に應用されるのでありまして、學會活動の積極化こそ、科學振興の最も基礎的方策であります。
また國會において科學振興のための決議がなされておることも了承いたしております。できるだけこれを現實化して、豫算面に現わしたいと努力いたしておるのでありまするが、何分ただいま海野君の言われましたような乏しい財政でありますから、いかんともすべからずであつたのであります。
われわれの希いますことは、日本としまして、殊に科學振興の要に非常に迫られているわが日本としましては、理想的な設備をもつた研究所がありまして、そこで有爲な先生方に十分の研究をしていただくことが非常に大事なことと思われますが、先生のお考えとして、株式會社といえば、ただいま海野さんが言われたように、やはりどうしても經理の面が第一になつてまいりまして、會社として大きな赤字を生んでまでも特殊の研究はできない、
○佐藤(觀)委員 今、お話の中にありましたが、日本の再建のためには科學振興ということが、絶對必要だと思います。ところが、御承知のように文部省の豫算というのは、いつも第二義的になりまして、そういう方面が非常にとりにくいということが、これはだれからも聞かれることであります。
その前に日本の科學振興の動きにつきまして、大體従來の經過をお話申し上げ、さらに現状を簡単にお話申し上げたいと存じます。