1969-07-03 第61回国会 参議院 逓信委員会 第25号
○鈴木強君 それは私が質問をそういうふうにしているからなんですけれども、最初から六割の純然たる科学教育番組を組みなさい、それから教養娯楽については一五%、その他二五%、こういうことで免許基準というものを与えているわけですね。そうして教育放送局であるから、これはスポンサーがなかなかっきにくい。これはあなたのおっしゃるとおりですよ。
○鈴木強君 それは私が質問をそういうふうにしているからなんですけれども、最初から六割の純然たる科学教育番組を組みなさい、それから教養娯楽については一五%、その他二五%、こういうことで免許基準というものを与えているわけですね。そうして教育放送局であるから、これはスポンサーがなかなかっきにくい。これはあなたのおっしゃるとおりですよ。
私もこの一週間の番組をしさいに検討してみたんですけれども、大体、この科学教育番組とおぼしきものがあまりないんですね。
単にそういうキー局だけをつくってみたところで、ああいう科学教育番組というものは、要するに採算的に成り立っていくものではないというふうに考えておるわけであります。特に科学教育番組を重点にして科学技術振興でやるというものが、あの「縦ノ木は残った」というふうな膨大な「赤穂浪士」とか「太閤記」に匹敵するような番組をつくって、それで黒字になろうなんて考え方が私はどうかしていると思う。