1961-04-27 第38回国会 参議院 商工委員会 第21号
○国務大臣(池田正之輔君) 御承知のように科学技術会議というものは、御指摘のように総理が議長でございまして、これに配するに閣僚六人ですか、それから学術会議の議長とか、そういう方々がなっておりまして、これは最初科学技術最高会議と、いわゆる閣議に準ずる権威のあるものというような構想のもとに生まれたものでございます。
○国務大臣(池田正之輔君) 御承知のように科学技術会議というものは、御指摘のように総理が議長でございまして、これに配するに閣僚六人ですか、それから学術会議の議長とか、そういう方々がなっておりまして、これは最初科学技術最高会議と、いわゆる閣議に準ずる権威のあるものというような構想のもとに生まれたものでございます。
しかし、当初のこれを設置する場合には、これは内閣に準ずるような科学技術最高会議という、最高という文字をつけようかというような御議論があったように、非常に権威のあるものにしたい、それには関係閣僚を全部入れて、民間の人なんかもなるべく少なくして、少数精鋭にしていこうという、このアイデアとしては私は正しいと思います。しかし、実際の運営の上から見ますと、そこには若干の無理がある。
を進めて参ったのでありまして、昨日も正力国務大臣の出席を求め、その意見を聴取し、審議を行いました結果、時代の要請にこたえ、この際権威ある総合中枢的行政機構を樹立ずることが緊要であると認め、政府は科学技術省の創設に努力すべきであるが、とりあえず別紙の要綱の通り、昭和三十三年度において、国の基本的科学技術振興施策並びにわが国各種科学技術研究所の機能の総合的発揮の方策などを審議せしむるため、内閣に科学技術最高会議
すなわち、科学技術最高会議を作るのもその線に沿うてやるつもりでおります。
科学技術振興に関する決議 政府は時代の要請に応え科学技術庁を整備拡充して真に権威ある総合中枢的行政機構として科学技術省を創設すべきであるが、取敢えず昭和三十三年度において、左記により、国の基本的科学技術振興施策を審議せしむるため、内閣に科学技術最高会議を設置すると共に、電子技術の強化発展を図る等のため科学技術庁の機構の整備拡充を行い、その他研究効率の飛躍的増進を図るべきである。