1957-11-14 第27回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号 ただこの場合異なるのは、米国の反省が人工衛星という一つの競争目的において競争相手国に優先ざれたことに対する反省であるのに比して、わが国のそれは科学技術振興方策全般について言い得ることであるという点である。 われわれは人工衛星打ち上げというはなばなしい成果のみを目標にする必要はない。むしろわが国としては、科学技術の各分野にわたるすそ野の広さの充実拡大をこそ目標とすべきであろう。 正力松太郎