1989-12-14 第116回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
長官、もう少し僕は慎重にひとつ、殊に科学技術庁幹部の発言は慎重にしてもらいたい。大変地元で誤解を招くようなことがあっては困るというふうに思いますが、いかがですか。
長官、もう少し僕は慎重にひとつ、殊に科学技術庁幹部の発言は慎重にしてもらいたい。大変地元で誤解を招くようなことがあっては困るというふうに思いますが、いかがですか。
かねがね原発等施設について誘致の運動をしていたわけでありますが、この折に、原発は地盤が悪くてだめだ、だから、まあストックサイロとかいう言葉を使ったとか聞くのですが、そういうようなものではどうかという示唆が科学技術庁幹部からあったような話を聞くが、そんな事実はありますか。
問題の本質はどこにあるかと言えば、間違いなく科学技術庁幹部の指示ですよ、これは。分析化研そのものの八十名の研究者じゃない。本当にけしからぬ。そのけしからぬ最たるものは科学技術庁そのもの。だから、波高分析器によってガンマ線のスペクトルグラフが出てくる、ところがサンプルが違って測定月日も違うのに細部に至るまで波型はみんな同じだ、それが五枚も十枚も出てくる。これはあきれ果てて物が言えない。
○森山国務大臣 私は、科学技術庁についこの間参ったものでございますので、従来どのようなことであったかは、一々チェックはいたしておりませんが、しかし科学技術の振興のためには、歴代大臣及び科学技術庁幹部は、最善の努力を尽くしてまいったのではないかと考えております。