1949-12-24 第7回国会 参議院 電気通信委員会 第1号
放送を含む電波行政の現在の基本法である無線電信法は、大正四年に施行せられたものでありますので、放送を始め科学技術の進歩に伴い電波を利用する分野が拡大した今日におきましては、十分に規律の目的を達しているとは申せない次第であります。
放送を含む電波行政の現在の基本法である無線電信法は、大正四年に施行せられたものでありますので、放送を始め科学技術の進歩に伴い電波を利用する分野が拡大した今日におきましては、十分に規律の目的を達しているとは申せない次第であります。
日本学術会議におきましては、日本は将来文化国家として立たねばならぬというところから、特に重要性を置かなければならぬ点は、科学技術の研究であるということを認めまして、現在の国家公務員法が、研究公務員の最も大切な科学技術の研究というものを遺憾なく発揮させ、伸ばして行くという点については、非常に障害の点が多い。
その次は研究機関は研究所、試験所、検定所、調査所、指導所、委員会、学校等の名称にとらわれることなく、業務に研究を含み、かつ現在研究実施している官公庁をいい、その指定は所轄庁が科学技術行政協議会の審議を経て適正に行うこととする。 その次は審査機関は、前述の研究公務員の資格のほか、後述の任免及び分限、休職、勤務成績等、研究公務員の人事に関する審査を行う重要な機関である。
本委員会におきましては、その調査項目の一つといたしまして、文化、科学、技術等の発達に寄與し、もつて日本再建のため多大の貢献をした諸行為を調査することになつておるのでありますが、医学博士永井隆君表彰の件につきまして調査をいたすことに決定いたしましたので、本日参考人として御出頭を願い、いろいろと御説明を聞き、御意見を伺うことといたした次第であります。
特に先日も参議院の本会議において科学技術振興に関する決議案が採択されましたが、これは実に日本の科学振興に関する費目が僅か五億幾らに足りないということに対する不満から、ああいう決議案が採択されたのであります。
次に六・三制完全実施に関する決議の実行に関する決議案、科学技術振興は、特に本委員会といたしましては全幅的にこれに当つて参つたのでありまして、過般各派共同の決議案も上程せられ、全会一致で六・三制実施の促進を政府に迫つたのであります。なおその結果であると断定はできないまでも、本年度補正予算において十五億を計上されるに至つたのでありまして、これが通過を見たのであります。
そこで分ることは、日本が敗戰国で、農民が非常に低い生活をしておるから、豊かな国々等の農業生産物と不均衡があるわけでありますが、仮にこれがアメリカを見ましても、非常な最高度の発展した農業の科学技術を持つておる。逆に南方の方は、非常な粗笨農業で、最も遅れた農業であるが故に、安い低コストの農業の生産物を送り出すことができる。
後は公平な立場においてそれに相応した実力が発揮できれば、今度は……制度上におきまして公平な基礎ができれば、後は力の問題で、殊にこの科学技術が尊重せられることはこれは当然のことでありまするから、一生を科学技術の公務の従事する職員は、それに相応した待遇と尊敬を與えられなければならないことは当然であります。
世界の科学技術の進歩は、遂に原子力時代を生んだのでありますが、技術や機械の進歩は、人類の福祉を持ち来すべきものでありまして、決して人類の不幸を招来する戰争の道具であつてはならないことは言うまでもないのであります。
○小坂善太郎君(続) また、その中間子理論とはいかなるものであるかということを、常識的にも説明し得る人が、一体日本人の中に幾人おるであろうかということを考えますと、われわれは、われわれの科学技術に対するところの国民的な関心のレベルというものに対しては、あらためて反省せざるを得ないように考えるのであります。
本考査委員会はその調査項目の一つといたしまして文化、科学、技術等の発達に寄與し、もつて日本再建のため多大の貢献をなした諸行為を調査することになつておりますが、永井博士表彰の件につきまして本委員会において調査することに決定いたしましたので、本日皆様に御足労願つたわけであります。どうかそのつもりで忌憚のない御意見を承りたいと存じます。
尚これらの国土開発と並びまして科学技術の振興並に特に教育文化費につきまして格段の注意をされたいことを、御注意を喚起したいと思います。現在日本国民の生活は非常な不安と又苦痛にさらされておりますけれども、現在の敗戰のあとを受けまして、当面の生産水準の下におきましては、全面的に国民生活を今向上するということはまだ不可能に近い現状でございます。
実は本考査委員会におきましては、その調査項目の一つといたしまして、文化、科学、技術等の発達に寄與し、もつて日本再建のため、多大の貢献をした諸行為を調査するということがあるのでありますが、先般ノーベル賞を受けることに決定いたしました理学博士湯川秀樹君表彰の件につきまして、本委員会において調査することに決定いたしましたので、本日皆さんに御足労願つたわけであります。
その一番基礎になるものはアメリカにおける科学や技術の発展と、日本の科学技術の水準、さらにその基礎になりますアメリカ産業と日本産業との違い、そういうふうなものと関連があるかないか。そういうことをお考えになつているかどうかということをお聞きしたいのです。
○龜山参考人 ことしの一月二十日に発足しまして、その目的は、日本の科学技術を発達させ、それから日本の国の内、それから外、つまり外国に対する日本の科学の代表になる。
今野武雄君より、議事日程を追加し、六・三制の完全実施に関する決議の実行に関する決議案、科学技術研究振興に関する決議案及び古美術保存に関する決議案の三案を議題となし、その審議を進められたいとの動議が提出されております。 よつてお諮りいたします。今野君の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
六・三制完全実施に関する決議の実行に関する決議案、科学技術研究振興に関する決議案、古美術保存に関する決議案を一括議題といたします。質疑を許します。
請願九十八号科学研究等に必要な経費の増額に関する請願は、昨日採決されました本委員会提出の科学技術振興に関する決議の趣旨に合致するものでございますから採択いたしました。
無論凶作のような場合には、我々は外国より外米を入れて貰つた経験もありまするが、昔人口が三千万であつた場合においても国内では自給しておりましたし、明治の末期において六千万の人口になりました際にも農業の発達につれて自給自足ができたのでありますから、私は将来九千万になろうが、九千五百万になろうが、一億になろうが、今日の進歩した科学技術を応用するところに世界で恵まれた農業国日本がなぜ自給自足ができないかということを
れないところの、多少のデフレ的な傾向というようなものが生ずるといたしますれば、これに対しては、日本銀行の国債買上操作というような、マーケツト・オペレーシヨンについても十分検討と実行を行い、且つ又その他適切な金融政策を実行するというような考え、更に企業の合理化は、先程もちよつと申上げましたけれども、できるだけこれは合理化を行い、且つ設備の近代化であるとか、或いは又工場管理の改善であるとか、或いは又科学技術
これは日本としては科学技術を振興するという以外に又方法はないと、我々まあ考えておりますが、而も化学研究費そのものは單なる投資じやなくで、これは生産費である。はつきり生産コストの中から出せる。
第三番目には、科学技術の振興に対して政府は今後どういうような考えを持つて行かれるか。現に通産省から最近出しました技術白書というものによつても、日本の科学技術は非常に遅れており、企業の合理化といつても根本はこれであるというように強調しておられます。
科学技術の振興が、我が国再建の基本的な條件でありますと同時に、平和的な文化国家建設の理想でなければならぬということは、政府といたしましても十分に認識しているところでありますが、国家財政の窮乏によりましてこれに必要な予算の計上が甚だ困難な状況にありますことは誠に遺憾な次第であります。つきましては、只今の御決議の趣旨を十分に尊重し、御期待に副うよう今後最善の努力をいたす覚悟であります。
この際、日程に追加して、科学技術振興に関する決議案(田中耕太郎君外十三名発議)(委員会審査省略要求事件)を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中耕太郎君 議題となりました科学技術振興に関する決議案に関しまして、発議者を代表いたしましてその趣旨を御説明申上げます。先ず案文を朗読いたします。 科学技術振興に関する決議 科学及び技術の振興は、国家の文化的任務及び国民生活の向上の見地よりする当然の要請たるのみならず、延いては世界の文化の発達と人類の福祉に貢献し、以て平和愛好諸国民の信頼を得る所以である。
従つてこの日本の水産というものは、われわれ漁民と一体となつて、そうしてこの民主化の線に沿うて漁業生産を高め、あるいは科学的に漁の改善をはかり、あるいは生産の面に科学技術を取入れまして、かのノルウエーのごとく水産業の上においてはデンマークのように、工業の面におきましてはスイスのように、かくしてわが日本は真に経済的に、文化的に、ほんとに世界の対象の地位までレベルを高めて行ける。
そして自然科学系統の科学技術の研究にあつては、そのある專門の研究が一旦中止の止むなきに立ち至るようなことがあれば、專門科学技術者と特殊技能者の離散、文献資料及び施設の分散破損等によつて、その專門研究が根絶に近い状態となり、緊要な研究の上に重大な支障を来すことになる。
日程を追加いたしまして、野坂參三君外三十五名より、六・三制完全実施に関する決議の実行に関する決議案、苫米地義三君外二名より、科学技術振興に関する決議案及び野坂參三君外三十五名より、古美術保存に関する決議案が提出されております。以上三案は、いずれも十一月二十二日本委員会に付託された議案であります。
○稻葉委員 科学技術研究振興に関する決議案の趣旨弁明をいたします。苫米地義三君外二名の提出であります。 まず主文を朗読いたします。 科学技術研究振興に関する決議案 科学技術の振興は産業興隆の基事盤であり、人類福祉の源泉である。
○國務大臣(稻垣平太郎君) 科学技術の振興は最も重要であるという点につはいては全く御同感でありまして、私はそれよりも進んで今後の通産省の仕事は、一面貿易が主でありますが内輪に国内に対してはこの技術の問題、これが通産省の仕事の非常な大部分を占めるものだ、私はこういう考え方をしておるのであります。
併しノーベル賞を契機といたしまして、日本の科学技術というものが更めて振返られて、一方においては科学技術の白書まで出されており、これが日本の生産との連関において非常に大きな問題となつておるのであります。
○堀越儀郎君 第三の問題は第二にお伺いしました問題に関連しておるのでございまするが、企業面における科学技術の振興という問題であります。