1950-03-30 第7回国会 衆議院 文部委員会 第14号
そのためには、科学的研究を完遂せねばならぬ。しかるに二十五年度においては科学研究援助費としてわずか五億円を計上するのみで、これでは一人当り平均二万円強でも毎月十数枚の写真代にしか当らない。戦前と違つて他に全然財源がないから、政府予算の増額を緊急にはかられたいというのであります。何とぞ御採択を願います。
そのためには、科学的研究を完遂せねばならぬ。しかるに二十五年度においては科学研究援助費としてわずか五億円を計上するのみで、これでは一人当り平均二万円強でも毎月十数枚の写真代にしか当らない。戦前と違つて他に全然財源がないから、政府予算の増額を緊急にはかられたいというのであります。何とぞ御採択を願います。
○剱木政府委員 御請願の趣旨につきましては、まつたく御同感でありまして文部省といたしましても、科学研究費の増額については、できるだけの努力をして参つているのでございます。二十五年度の予算につきましても、日本学術会議と密接に連絡をいたしまして最低限十六億八千万円という線で極力その通過に努力して参つたのでございますが、遂に財政上の都合からわずかに五億円に査定されているのでございます。
たとえば自然科学に関する研究を実施するための施設を所有し、又は経営すること。」を禁ぜられておる。但し公正取引委員会の認可を受ければよいということになつておるのでおります。
小野瀬忠兵衞君 理事 金光 義邦君 理事 多田 勇君 理事 永井 英修君 理事 森 曉君 理事 笹山茂太郎君 理事 米原 昶君 理事 高倉 定助君 周東 英雄君 田中不破三君 福井 勇君 南 好雄君 竹山祐太郎君 委員外の出席者 参 考 人 (経済同友会生 活科学研究所所
そこで若しこの法案を成立せしむるというならば、この点に対する十分な科学的の根拠、極く軽い習癖でも健康に害があるという、この科学的の根拠を示して頂かないと納得できないのであります。私はそういう習癖は決して体に害がない、こういうふうに思つておるのであります。 それからもう一つ、この法案で二十五歳以下の青少年の飲酒を禁止しておるのでありますが、従来未成年者に対しては禁酒があるのであります。
○国務大臣(森幸太郎君) 日本の食糧の増産につきましては、予算面において甚だ貧弱であるという御批判でありますが、農業経営というものは、工業、商業と違いまして資本を投じてその資本の投じた割合において生産が上るという性質のものではないのでありまして、長い伝統的な農業、実に今日想像いたしましても、この日本中の耕土を手の掌でなぜて歩く、除草する、なぜて歩く、一株々々手で植えて歩くという誠に非科学的な原始産業
そうして北海道の開発をして、内地を含む八千万の国民生活の安定向上に資しておつた次第でありまして、これらの拓殖費は、今費目は拓殖費とはなつておりませんが、きわめて多額でございまして、こういうような多額の費用をやはり合理的、科学的に各省庁の間において総合性、調和性のある使い方をしたい。これはもう現実に問題が起きておるのであります。
内地全体の総合開発も、もとより終戰後四つの島の上に安寧なる生活を送ることがわれわれの受けている制約でありますから、未開発資源その他は十分に科学的に計画的にこれを開発して、その府県民の安寧に寄與するとともに、全国八千万の人民の繁栄のために寄與しなくてはならない。そこで政府もこれと連関しまして、これだけを出して先走らせたくないという意見は深澤さんと同意見であります。
そうして科学的に、具体的にこの計画を立てまして、国会に提出するというような答弁があつたのでありますが、それと関連して、それと見合わせて、本法案が論議されることによつて、国土総合開発の一環として、この北海道の開発が、どういうぐあいに処理されるかということが初めてはつきりして参りまして、審議できるわけなのであります。
我々のような素人が考えても、なんとか科学的な予防方法がないものかどうか、そういうことを林野庁で一体考えておるのかどうか、樹木等については電流を通じて行うことができないのかどうか、さような点。或いは二億四千万円で少かつたら、もつと予算を取つて一つ科学技術者に一つ予防方法を研究させ、或いはその費用を出すというような方法は考えておるのかどうか、そうした点を一つ。
かように、株式対策についても合理主義に基くところの経済政策の実施が要望されるのであるまするが、この点につきまして、従来の政府の施策が一貫性を欠き、今日まで思いつき的な動きを示したにすぎないことは、これは吉田内閣の非近代的な性格を意味するものと考えるのでありまするが、今日、日本経済に関する科学的な認識を欠く見解が施策を決定しておることは重大問題でございます。
肥料配給公団の存廃につきましては、すでに旧臘三十一日付の総司令部マーカツト経済科学局長より経済安定本部総務長官あての覚書の中で、一九五〇日本会計年度中において同公団の機能を漸次廃止する計画を進めるようにとの要請を受けているのであります。
という理由は、すでにこの公団存廃に関しましては、マーカツト経済科学局長からの非公式覚書もあり、これに対する政府の回答がなされております。これに対して今回出されたこの一箇年延期の原案というものは、きのうきようの問題でありません。
この点もう少し、今の失業者とか、中小企業の崩壞状態というものを……、希望するとか、そういうふうに努力しておるということだけでは決して科学的に把握した施策にはならんのでありまして、現在大蔵当局が掴んでおられるこういうような観測につきましてお伺いして置きたいと思います。
又更に、御承知のごとく、今日は海外の情報、或いは国際の関係は勿論のことでありますが、又原子科学等についての情報は、我が国としては一切持つことのできない事態にあるのであつて、單に新聞雑誌によつてこれを承知する、或いは又旅客その他の人からして承知する以外に方法はないのであります。而してその承知したところの報道なり情報なりというものが、果して確かであるかどうかということを確かめる途もないのであります。
○帆足計君 只今の御答弁を承わりまして、まあ総理から原子科学についても啓蒙的な、そこは一考に値いする、研究は一考に値いするという御答弁でありましたので、その点は至急御研究願いたいと思います。
この四つの島にわれわれ八千万の日本国民が平和にして幸福なる生活を送らなければならぬように相なつたことにつきましては、北海道に賦存する資源はこれを科学的の総合性のある計画のもとに開発して、国民生活の安定向上に資しなくてはならない。
と申しますのは、肥料公団の存続問題につきましては、旧臘十二月三十一日にマーカツト経済科学局長の非公式覚書に対しまして、日本政府は一月二十幾日かに回答いたしておるわけであります。その回答されました内容につきましては、本委員会においてすでにその資料は配付になつておる。その回答いたしました趣旨に基いて、今度の肥料公団令の一部改正の法律案を提案されておるわけであります。
○参考人(内橋潔君) そういうこともございますけれども、一般論と特殊論との場合を考えて申しますと、一般論としてはそういうことがいえるのでありますが、特殊の場合がありまして瀬戸内海は御承知の通り海流もございますし、潮流が極めて複雑でありますので、それに影響されて、ただ海流だけによつて魚のヴアイブレーシヨンが支配されるということはちよつと科学的に申上げにくいのであります。
そこで差迫つて全国の倉庫営業の実体を把握して、その上において倉庫行政というものが行われなければ、非常に科学的な基礎を欠いたものになるというおそれがありましたので、とりあえず本改正案になつたわけであります。
現在の倉庫業は倉庫証券を発行する会社だけを対象としてできているのでありますが、先ほどから申しましたことく、倉庫証券を発行する会社だけを法律の対象としておつたのでは、倉庫行政というものは科学的に行われないという立場から、倉庫証券の発行を伴えない倉庫営業者も、法律の対象にしようというわけでありまして、倉庫営業全般を倉庫業法の対象とするという点でありまして、決して倉庫営業者を許可制にするとかいう関係ではございませんので
こういう方面の一方研究機関が充実されると共に、農業改良助長法によつて従来の古来伝統の農業に近代の科学と技術とを注入するところの役割をする技術者として、農村に農業改良普及員というものを設けられて、今回の予算におきましてもそれが増員になりまして、その人件費が一億五千万円増額になつておることは誠に結構であります。併しまだこれでは足らんのであります。
これは大いに反省しなければならんと存ずるのでありまして、殊に農家は技術的な科学的な研究をする余裕がないのであります。どうしても国家の力によりまして科学的な研究を進め、品種の改良或いは薬剤の研究等その成果がはつきりしないいわゆる非常な犠牲を拂わなければならんような問題は、国家の力によつてやらなければならんのは当然であります。
となるのであるが、豊富低廉なる外油の輸入を思い合せるとき、国内石油事業の前途はきわめて多難といわねばならない、そこで政府は、今後わが国石油資源の実情を一層正確に把握するとともに、外国の輸入がわが国石油鉱業を不当に圧迫しないような対策を講ぜられたい、また第二といたしまして、帝石法制定当時強制買上げを行つた鉱区の返還の有無を明らかにせられたいということ、第五といたしましては、地下資源の調査、開発等について一層の科学的施設
一方におきましては、人事院は、なるほど民主的な、合理的な、科学的な見地より人事院規則なり、あらゆるものをつくると称しながら、そのような美名のもとに、常に公務員諸君の権利を剥奪し、要求に対してはきわめて冷やかであることは、人事院成立以来今日までの実績にかんがみまして、きわめて明瞭であるのであります。従いまして、この法案が科学性を持つものとわれわれは考えないのであります。
募金の目標額の設定並びに配分額の決定は重要な部門であり、その適否は募金運動の実施、社会事業の維持、発展に重大な影響を及ぼすので、詳細なる調査と科学的な検討をなし、愼重に審議する必要があると考えられます。
すなわち世帯割にするとか、あるいは資産割にするとか、つまり税金の率によつて割るとか、あるいは担税力に応じて出費をしてもらうようにするとか、あるいは人口割にするとか、要するにそういう募金を割当てます上においての科学的な基礎が今日までなかつたのです。
そこで私どもはそれを半強制的にしない、あるいはもつと科学的に検討する方法はないか。こういう点についていろいろ協議を進めまして、もつと科学的にとつたらどうかということを話して帰つたのであります。
日本民族の将来ということを考えましたならば、科学性のない、後手後手の対策に私は非常に不満であります。あえて御当局の反省をお願いしたいのであります。当然私もこれに対して国民として責任はとるつもりであります。御説明はお願いいたしません。私はただ政府当局の科学的な反省をお願いいたします。
○殖田国務大臣 科学々々と言われまするが、科学的に徹底すれば、つまり唯物史観になるのであります。唯物史観に立つて国政を論議するということは、私は絶対に反対であります。ですから、そこのところは、科学者の立場はさようでありましようが、科学者の立場即政治ではないのであります。よく御反省になつてお考えになることをお願いいたします。
次は二月の六日にマーケツト経済科学局長から出された非公式の覚書によりますと、いわゆる下級いもでありますが、かんしよの場合において一、二等以外のものについては買上げをしないということになるようでありますが、そういたしますと、この取締りの問題が非常にうるさくなつて来る。
これは科学的にやつております。農林省の食糧研究所へ一度おいでくだされば、米の等級をきめるために、いかに苦心しておるか、あるいは麦の等級を定めるために、いかに科学的に苦労しておるかということがわかります。それでありますから、農産物の標準決定は、一つの規格があるのであります。その規格によつて年々検査をするのであります。今年はゆるい検査をした来年はきつい検査をするというようなことはありません。
○甲木委員 一九四九年八月二十四日付経本あての経済科学局覚書によれば、ただちに公団の手持石炭の秩序ある処分を開始し、おそくも本年の四月一日までに完全なる処分を行わるべしということになつております。実際においてこの公団の貯炭と、一方事後の石炭とを同時に処分することができるかどうか。