1950-04-24 第7回国会 衆議院 大蔵委員会 第58号
しからば日本の政府が技術や科学の振興に対して、どれだけの注意を拂つているかといえば、これは御承知の通りでありまして、何らこれに対する積極的な対策を持つておりません。こういうやり方でこの租税法案が出たのでありますが、たとえば今日日本に入つて来ておりますカルテックス石油会社では、総数約二百名の従業員中二十名を外人で占めております。
しからば日本の政府が技術や科学の振興に対して、どれだけの注意を拂つているかといえば、これは御承知の通りでありまして、何らこれに対する積極的な対策を持つておりません。こういうやり方でこの租税法案が出たのでありますが、たとえば今日日本に入つて来ておりますカルテックス石油会社では、総数約二百名の従業員中二十名を外人で占めております。
この法律案の審議の過程におきまして、見返り資金から繰入れもしくは交付しました資金につきまして、政府がこれら事業に対しまして将来どういう関係を持つかという点につきまして、いろいろ議論があつたのでありますが、過般衆議院の大蔵委員長から司令部の経済科学局の財政課長に照会しました結果、この資金は完全にひもの付いていない金である、従つてこの資金を国有鉄道等のものに交付もしくは繰入れましても、将来政府は何らこの
大学院特別研究生は、これを設置いたしましたのは、日本の科学の水準を維持いたしますために、大学院におきまして、何ら生活上の憂いなくして專心学問研究に従事するというために、特に優秀な者を選んで大学院特別研究生という制度を置いたのでございます。
これは国家行政組織法第八條に規定してありまするかような審議会等が、事務局を附設されておるものが今日あるかと申しますると、大体科学技術行政協議会の例があるのでありまするが、大体委員会でないところの審議会に事務局を置くということは、これは法律上好ましくないという考えが強かつたのであります。
本案は、発達いたしました電波無線の現状に必ずしも適応し得ないところの従来の無線電信法に代つて、電波に対する法体系を確立、元来が国民のものであるところの電波をあまねく一般に開放して、公共の福祉を増進すると共に、併せて電波科学の向上発展を企図したものであり、その目的の限りにおいては、私はこれを諒とするものでありますが、併し仔細に本法案を検討いたしますると、必ずしも如上の目的を具現するために適切なるものでないばかりか
併しながらそれと共に、結核に対する政府並びに国民の正確なる科学的認識と、手遅れせざるところの措置が如何に重要であるかということ、そして又結核というものが社会的疾患であつて、伝染的性質の疾患であるというところから見ましても、如何に科学的な措置が、科学的施策の充実が必要であるかということも又当然のことでございます。
○政府委員(荻田保君) その二十四年度におきましてこの調査を科学的にやることは当時できなかつたのでありまして、利用し得る限りの正確な資料を使いまして、今のような数字を出したわけでございます。
○岩木哲夫君 そこで問題はこの倍数なるものは大きな非科学的な要素がしるし、而もこの二十年は終戰直後のあのどさくさの当時であります。三十年九月といえば終戰直後のどさくさの、あの荒削りの殆んど盲算定に対して、而もそれの卸売物価としてこういう工業用機械だとか、電気、ガスとか、船舶とかいうふうなものの固定資産を却売物価で見る。而も二十四年の七月というのは殆んど物価として最高に近いときであつたと思います。
といたしておることについて、これは終戰当時から四年の七月一日の卸売物価だと言つておりますが、この卸売物価というものはマル公を含んだものであろうかと思うわけでありますが、この卸売り物価と償却資産の実態というものは必ずしも一致しておらないのでありまして、腐朽老朽、或いは未稼働、現在の経済状態、いろいろの状態から、未稼働、腐朽等の実態等の償却資産と物価との割合を何故四七・一とされたのか、これに対して何か科学的説明
そもそも科学技術の振興は、その振興によりまして産業なり経済に大きな奉仕をいたしまして、そうして近代文明の発達に貢献して行くというのが本筋でなければなりません。これが誰もが考えますところの原則でなければならないのであります。
それから最後に、電気技術、又一般的には科学技術の問題として、今度のような再編成が実施された場合においてその振興が阻止される心配がある、こういうようなお尋ねでありましたが、私は電気技術の発達につきましては、今まで文部行政の立場から科学技術一般の問題として非常に関心を持つており、その方面の科学振興についてはできるだけの努力をいたしておつたのでありますが、御承知の通り通商産業省内に電気試験所というものがありまして
いやしくも科学的な社会主義を信奉せられる共産党の諸君が、この組織の改良に対して反対をいたされるということは、われわれのふに落ちないところであります。 以上のような理由によりまして、わが国の経済がますます好転して参りまして、生活保護法もこれ従つてその基準を引上げることができますように、ひいては将来はこの生活保護法がわが国内において必要のないような経済状態になること念願して討論を終る次第であります。
第一に、当夜は濕度低くしかも北東の風強く、あまつさえ火元がガソリン置場であつたことがあげられるのでありますが、これらは天然の現象でありまして、今日の科学では何ともいたしかたのない原因であります。 第二に、熱海市は温泉町に通常見られる通り自然発生的な市街を構成しており、その都市計画がきわめて無秩序に行われて来たために、街路幅はきわめて狭小であり、さらに街路系統は著しく無秩序であつたことであります。
ことに戰後急増いたしました棒受網漁船によりまする資源への影響といつたようなことも、かたがた論ぜられておる場合でもございまするし、資源を保護し、あるいは大型船と小型船との條件の優劣の差を考え、北と南との地域による差を考えて、これをいかに調整して行くか、目下生物学的、社会科学的に、いろいろな見地から試験研究機関と協議の上、二十五年度におきまする漁期が参りまするまでに結論を得るように、鏡意努力をしているのでございます
び無動力の各種あぐり、及びきんちやく網漁業等につき、次の事項を考慮し、すみやかに許可方針を確立されたいというのでありまして、一、総トン数十五トン以上の漁船を使用する場合は、農林大臣の許可とし、それ以下のものについては、都道府県知事の許可とすること、二、主務大臣の許可にあたつては、漁業調整上可能なる範囲において大海区による繰業区域を認めること、三、資源維持培養及び入会操業秩序の見地から、技術的または科学的検討
できるだけ日本は硫安なんかいらぬから、お断りいたしたいと思つておりましても、今年の食糧の生産計画と、肥料の生産計画とを科学的ににらみ合せて、日本の肥料が二十万トン足らぬ、それだから硫安を輸入してやる、こういうので硫安の二十万トン輸入が計画されておる。
うことは、漁業は日本の非常に大きな産業であることは、もうこれは誰しも分つておることでありますが、どうも一方政府の方でいろいろ水産庁あたりの計画を見まするというと、いろいろ進んだ非常な計画はあるのでありまするけれども、どうも実際面の方からこれを眺めて見まするというと、即ち漁師のつまり頭とか、又魚を売る、いわば実際の民間に供給をしておる方の、商売の方から見ましても、まだ余程の私は漁業というものに対しては、科学的
国土の狭い日本といたしましては、非常に科学的な計画を立てるという点において、植林並びに開拓というものが正しく展開されなければならない。先ほど私質問いたしました、要するにこの規模ならば農業経営をやつて行く上において、開墾等が適正に行われて行つて、初めて農村の土地というものも、ある意味の安定点が見出されるのであります。
半期に六万七千九百三十二册増加いたしますることは、普通から見れば異例でありまするが、これはかねて御配慮を得ておりました解散団体でありますところの日本産業報国会の図書、即ち元の労働科学研究所の図書四万余册を含んでいるからさような大きな数になつたのであります。それでなければちよつとむずかしい数であります。
どうか農民に対し、最も適切な肥料というものが科学的に増産できるという論拠から、その場所をお示し願いたい。
○飯塚委員 実際の土地改良とか、種苗の改良とかいろいろな改良がでございすけれども、それに対しては将来われわれもできるだけ科学的研究に対する経費に対しては関心を持たなければならないと思つておりますから、当局におきましても、そういう御意向を強く示して、将来の試験、研究に対する経費をできるだけ多くとつていただきたい。従つて自然の力を科学の力によつてくつがえすこともむずかしいことではないと思います。
○飯塚委員 それに対しては現在の国の財政から考えればわがままを言うことはできないのでありますけれども試験研究、とにかく科学に対する経費というものは、大体どんな程度になつているか、その点をひとつ……。
かように思つておるのでありますが、一つ試案を申しますれば、最近人事院における採用試験のような、ああいう非常に科学的と申しますか、個人的の主観の入らない試験の方法、それも一つの試験の方法でございますが、相当技術的な部面もございまして、ああいうような試験だけでは不十分ではないかとも思つておるのでありますが、普通の筆記試験、従来の入学試験とか何かのような、ああいう筆記試験になりますと、どうしても試験委員の
これは高度の科学技術の文化面への適用である。 しかるにわが国においては、諸外国に率先、つとに研究、試作がなされ、しかも技術的により進歩しているにもかかわらず、未だに実用化されず、最新の平和的文化的産業としての真価を発揮し得ない現状にある。映画産業をかかる状態に放置しておくことは、文化国家建設途上のわが国として誠に遺憾といわねばならない。
なぜかといいますに、政界に入るとき、私は自分の分相応に、科学とモラルと教育を政治に導き入れることによつて、戰後の政治にいささかなりとも新生面を開きたいと今願したからであります。しかるに、志のみ高く、力足らず、わずかに一歩踏み出しただけでここに政界を去ることは、まことに自責の念にたえないものがあるのでございます。
ちようど人事院の給料を改善せにやならんという勧告案のごとき気持が……、実際はまあ科学的基礎であると我々は信じますが、気持の上でそういうことが現われるといつたようなことを、それでは具体的にどういう工合に内閣なり、国会と結び付ける御所存でありますか。その具体的方法の考え方を一二例を上げて承わりたい。
現在こういうものはほとんどありませんが、すぐにこれらを設けることは困難でありますけれども、漸次こういうものを整備いたして参りまして、固定資産の評価というものが、できる限り科学的に行われるように、準備を整えて行きたいという考えを持つておるわけであります。
(第二五二五号) 同外三十件(土橋一吉君外一名紹介)(第二五 二六号) 同(河原伊三郎君紹介)(第二五二七号) 自動車運送業者に対する地方税軽減に関する請 願(佐々木秀世君紹介)(第二五七一号) 宮崎県の県債償還延期並びに同利率引下げに関 する請願(川野芳滿君外五名紹介)(第二五七 五号) 地方財政平衡交付金法案の一部修正に関する請 願(中馬辰猪君紹介)(第二五八四号) 民間科学技術研究所
そういう弊がややもすると起り易いような結果になつておりますので、大所高所からやはり極めて中庸を得た、つまりあらゆる点において科学的な考慮が拂われておるというようなまとまりのある構想によつて都市建設を考えて行きたいというふうに考えております。
○衆議院議員(井手光治君) 先般石川建設局長からも御説明を図面の上で申上げたと思うのでございますが、確かにこれは無計画な、平面的な拡張をして行くというふうな発展的な過程を従来の東京都は余りにとり過ぎておるのではないか、そこででき得る限り都心部を科学的な計画に作り上げまして、むしろ農地或いは緑地等を以て東京都を取り囲むような形に作つて行くというふうな構想を、石川建設局長の只今までの都市計画の構想の一つの
ところが石川局長の御説明でありますと、現在あるところの計画が相当科学的で、且つ安定したものであるという、先程井手さんからのお話でありましたけれども、まだ現在の石川局長の持つておられる計画に、更に今後相当期間プラスして行くもの、即ち計画を拡張すべきものがあるのか、そういう点についてもう一度御意見を聞きたい。
ロ、第十号で、自然科学研究施設の所有及び経営は禁止されているが、独禁並びに不当な取引制限を伴わない場合は、これを認めること。 ハ、第十号で特許権の所有、支配等が禁止されているが、日本経済の自立を早めるため、本規定を緩和すること。 ニ、第十二号により、融資行為が禁止されているが、融資並びに連帯債務保証をなし得るように緩和すること。