1957-03-08 第26回国会 参議院 予算委員会 第6号
しかし低位生産地と言えば普通に言えば、まず食糧の大宗である米、この米ということになれば、すぐ考えられることは秋落田である、こういうことが考えてこられるわけですね。そうすれば、そういうものを調査するのだったらこれはえらい膨大な計画になってくるだろう。それでは中途半端な数字であるから、ごく限られたところを調査するのだろう、こういうまあ回った前提に立って質問しているわけです。
しかし低位生産地と言えば普通に言えば、まず食糧の大宗である米、この米ということになれば、すぐ考えられることは秋落田である、こういうことが考えてこられるわけですね。そうすれば、そういうものを調査するのだったらこれはえらい膨大な計画になってくるだろう。それでは中途半端な数字であるから、ごく限られたところを調査するのだろう、こういうまあ回った前提に立って質問しているわけです。
○島村軍次君 最後に三橋委員からお話になりました今度の耕土培養については、酸性土壌の矯正、秋落田に対するところの対策はこれは極めて重要なことでありますが、これは地力の増進と相関連を持つて考えなければ、これは一部分にすぎないと、そして従つてこれにウエイトが多くなりますというと、やがて地力増進に関する総合的な考え方がどうしても不十分になる感じがするのではないかと思うのであります。
で我々の政府と相談をいたしまして計画いたしましたのが、七年間で三十七億五千六百万円というものを予定いたしておるのでありまして、この計画がどうしてもこの秋落田並びに酸性土壌の矯正等を中心とするとところのこの改良事業としての経費として我々はどうしても実現しなければならない、こういう覚悟でもつて進んでおるわけであります。なお政府のほうから補正的にもう少し説明を詳細にして頂きたいと思います。
それからり秋落田のほうの含鉄資材につきましても試験場等と連絡いたしまして各地方の所在場所、所在の数量といつたようなものをこれを全国的に調べまして、その調査の結果を又全国に知らせまして地方的に非常に値上りになるといつたようなことも防止をいたしたい、さような措置でもつてこの措置の結果特設にそういう原材料は上るというようなことはないようにいたしたいと思つております。
○説明員(黒川計君) それでは今回の法律の対象になつております秋落田の問題と酸性土壤の問題について申上げたいと思います。秋落田の面積が全体を入れて約六十万町歩あるわけですが、そのうちの約四十万町歩が土の中の鉄分が不足している、或いは鉄分と硫黄分とのバランスが破れて硫黄分が勝つていると、こういうことによつて起るものであります。
で用水の改良でありますとか、排水の改良、区劃整理、冷水田用の用水改良、或いは秋落田の客土というふうなものに対して、それぞれの反当の増産試験成績に基く増産量を掛けまして、大体水田の改良につきましては千二百六十五万石の増産が期待できる。
特に香川県は耕地を酷使する結果、秋落田が多く、約一千町歩あり、県ではこの対策として家畜導入による有機質肥料の補給に努めておりますが、秋落田対策のため、積雪寒冷單作地帶振興法のような單独法によつて、早急にこれが改善を図ることのできるような立法処置を要望しておりました。又家畜導入資金措置についても目下立法中ではありますが、特段の御盡力を賜りたいと申しておりました。
このような価格調整費の不足については、速かに補正予算に計上し、一日も早く国民の不安を除くと共に、国内食糧増産のために、灌漑排水、秋落田改良、耕地の区画整理等、直ちに増産に寄與できる、或いは明年の作付に間に合う土地改良費の国庫補助四十五億円余を増額計上してもらいたいのでありまして、国際情勢の変転に対応し、太平洋戦争中の悲惨な食糧事情に思いをいたして、積極的な、万遺漏ない食糧対策を樹立し、この面からの国民生活
また鉄分の不足のために秋落ち、根腐れ等を来しますいわゆる秋落田が六十七万町歩ざざいます。これは用水の不足であり、同時に排水も悪いというふうにダブつているものがあるのでありまして、先ほど百八十八万町歩と申しましたが、これを事項別に延面積で出してみますと、二百九十三万町歩になるのであります。
そのほか秋落田の改良でありますとか、あるいは暗渠排水でありまするとかいうような、いわゆる土地改良事業というものもあるのでありまして、これらにつきましても、ぜひ二十六年度におきましては、補助を復活いたしたいと考えておるのでございます。