1991-11-20 第122回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
台地上には白い石灰岩が無数に露頭し、ドリーネ、ウバーレと呼ばれる凹地が散らばる草原が、台地の下には秋芳洞、大正洞に代表される三百五十を超える鐘乳洞があり、地質学的、生物学的、考古学的にも極めて貴重な公園であります。公園の利用者はここ数年増加傾向にあり、平成二年には二百七十一万人になっております。
台地上には白い石灰岩が無数に露頭し、ドリーネ、ウバーレと呼ばれる凹地が散らばる草原が、台地の下には秋芳洞、大正洞に代表される三百五十を超える鐘乳洞があり、地質学的、生物学的、考古学的にも極めて貴重な公園であります。公園の利用者はここ数年増加傾向にあり、平成二年には二百七十一万人になっております。
おもしろいなと思ったのは、会社のレクリエーションで例えば浜松へ慰安旅行に行った、伊豆へ行ったあるいは秋芳洞へ行ったというとき、そんなときどうするんかなと思っていたんですが、ちゃんとやっぱりやっているんですね。電車の中へ座るときには、その両わきとか向かいとかというのはちゃんと職制を配置する。
最後に、国定公園秋吉台と特別天然記念物秋芳洞に参りました。秋吉台は日本で一番広い石灰岩の山で、独特の地形を呈し、カルスト地形と称し、地質学研究対象の宝庫でもあり、二億年前の日本列島の地殻変動がこの秋吉台の地質構造から証明されているということであります。秋芳洞は、先月崩御された昭和天皇が、大正十五年、皇太子として洞内を探勝され、命名されたということであります。
最終日の三日目は、国の特別天然記念物に指定されている秋吉台と秋芳洞を、またその自然を多数の資料によって解説している秋芳町立秋吉台科学博物館を視察しましたが、私どもは偉大な自然の力にただただ驚嘆するばかりでありました。最後に普通・職業科連携校である県立宇部西高等学校を訪れ、LL教室での話学演習や造園施工実習を参観した後、セミナーハウスの利用状況などの説明を受けました。
○説明員(田村誠君) 文化財保護法によりまして天然記念物に指定されたもののうち、特に重要なものを特別天然記念物に指定しているわけでございますが、特別天然記念物に指定されております鳥類ではコウノトリ、タンチョウなどございますし、獣類につきましてはアマミノクロウサギ、カワウソ、イリオモテヤマネコなどございまして、そのほかに春日山の原始林であるとか秋芳洞など合わせまして七十六件が現在特別天然記念物に指定されているわけでございます
それから中部地方の豊橋、名古屋の名鉄バスターミナル、それから広島のバスセンター、中国地方の秋芳洞、それから福岡の交通センター、そういうふうに四国、その他一部のところを除きまして、ほぼ全国的に大体バスのふくそうしている地域には整備されておる、こういう状況でございます。
文化財につきましては、広島県の巌島神社、山口県の秋芳洞、萩城址その他国宝、重要文化財、史跡等の保存保護の状況を視察いたしました。以下、各項目について、その概要を御報告申し上げます。 最初に、教育一般について申し上げます。まず広島県におきましては、永野知事以下、教育委員会の関係者から現況報告を聞き、懇談をいたしましたが、その際の問題点と要望事項の概略は、次の諸点であります。
次いで秋芳町に至り、秋芳洞を見学、秋吉台に出て、秋吉台開拓地を遠望し、さらに御坊開拓地を視察しました。計画戸数はわずか九戸であるが、果樹を中心とした珍しい開拓地で、北九州市場に長野リンゴより十日間早く出荷できることから、早出リンゴを出産中であり、桃もなかなかりっぱなものが出荷されており、市場でも好評を博しているとのことでありました。
ところがこの秋吉台は世界的に有名なカルスト地帯であって、またあの鍾乳洞は秋芳洞といって、これは大正十五年今の天皇が皇太子殿下の時分においでになられて、これは天下の絶景だといって、皇太子の柳命名によるところの鍾乳洞といわれておる所なんです。
その程度のものであり、それからその飛行機の侵入路等も秋芳洞あるいはその他重要な施設に影響ない方向をとる、それからなおそれを落す角度云云はかくするのである、いろいろ被害の及ぶ範囲、程度というものを最も縮めたものでございますので、さようにいたしますならば、従来の使用状況よりははるかに全般的に、また文化財に対する影響も少い、かように考えておるので、ぜひ地元の皆さん並びに先生方の御理解をいただきたいと考えておる
ただいまの御説明だと、主として観光上のことを言っていらっしゃるのですが、もちろん国定公園として観光上非常に全国的に珍しい地域だというので、現在秋芳洞という鍾乳洞の中から地上にエレベーターをつけて上の台地に上るという工事もやっている状況ですが、これの上で爆撃演習なんかやられたら、そうした施設も意味をなさなくなると考えるのです。しかもこれは観光上の地域だけでなしに、学術上も非常に重要な地帯だと思う。
○石村委員 新聞で見表すと、秋芳洞から二キロ離れたところでやるのだから大丈夫だと調達庁では御判断なすったというように出ておりますが、やはりそのようにお考えになったのですか。
○石村委員 観光の点では、とかく秋芳洞という鍾乳洞だけが観光の地点だとお考えのように思う。ところがこの秋吉台は、なるほど日本でも珍しい大きな鍾乳洞ですが、あの上の台地が観光上また学術上も非常に価値のある地点なんです。鍾乳洞自体は規模が少し小さければ全国どこにもあるのであって、これは少し大きいというだけだ。
特に観光上の影響を考慮いたしまして、飛行機の進路、退路につきましても、関係の美東町あるいは秋吉町及び秋芳洞の上空を飛行することを避けまして、近傍には飛行機の爆音その他の影響を与えることのないように配慮いたしております。
地元側の事情といたしましてはすでに御承知でございましょうが、そこには秋芳洞という石灰洞がありまして天然記念物にたしかなっておる。その秋芳洞という名前は、天皇がかつて皇太子のときにあそこに来られまして名前をつけられたものであります。観光地としても大へん興味を呼んで、年に三十万からの観光客があるというようなところであります。 〔発言する者多し〕
また秋吉台の地下に存する特別天然記念物秋芳洞は延長十二キロ、世界第一といわれる米国のケンタツキ州マンモスケーヴ国立公園にある洞窟に次ぐものであるといわれております。
○田中專門調査員 山口縣秋吉台はわが國最廣の石灰岩地方で、その中の秋芳洞はアメリカのマンモス洞に次ぐ大鐘乳洞で、すでに天然記念物として指定されたものは、秋芳洞の外に景清洞、大正洞、中尾洞、カルスト地形に地獄台カーレンフエルト、植物に樫の森等がある、なお幾多特有のカルスト現象があつて、自然科学研究の宝庫とも言い得る、ついてはこれが國家的に保護され、世界に紹介宣傳されるように該地を國立公園に指定されたいというのである