1985-03-28 第102回国会 参議院 商工委員会 第5号
また、合板関係の永大産業や秋田木材等々の倒産など、木材業界が今直面している深刻な事態にさらに追い打ちをかけるものだと思います。したがって、二十五日の会談でも、この問題をめぐっていろいろの意見が出たと伝えられておりますし、翌二十六日には佐藤農水大臣が、国内対策こそ先決という見解を表明していらっしゃいます。
また、合板関係の永大産業や秋田木材等々の倒産など、木材業界が今直面している深刻な事態にさらに追い打ちをかけるものだと思います。したがって、二十五日の会談でも、この問題をめぐっていろいろの意見が出たと伝えられておりますし、翌二十六日には佐藤農水大臣が、国内対策こそ先決という見解を表明していらっしゃいます。
○駒谷委員 我が党の水谷委員からもお尋ねがあって答弁があったわけでございますが、「秋田木材通信」の五十九年三月一日付で出ているものですが、鷹巣営林署の主任の安東さんという方が、しん持ち柱用材生産を中心として大変な販売の効果を上げている。
なお、そのようなあり方については、秋田県の信用保証協会の関係者の論文が「秋田木材通信」の十一月三日付にも載っております。こう言っているのです。「製材関係は九月末で不況業種から解除されたが、われわれの見た範囲では急速な回復の見通しも立っていない模様であり、腑に落ちない。」と言っているのですよ。
三十六年度の損益予想におきまして十二億の赤字を予想いたしておりますが、特殊の理由として赤字の原因になりましたのは、先般来御指摘になりました硬化セメントによります損失が一億一千万円、秋田木材に関します売買契約の解除によります損失が二億七千二百万円でございます。それが本年度の特殊の理由によりまして発生いたしたものであります。
その大きい例なんかは、僕らに言わしめるならば、秋田木材に対する土地売却の問題で、五月十日に成約して、三月三十一日の契約とごまかして、それを全部利益勘定に入れたという問題など、これも企画庁も大蔵省ものんでいる。こういうところが非常に大事な点であって、それは検査院も指摘された。
金融引き締めその他の事態がなかったら、むしろ会社が損であって、秋田木材の方がうんと利益をするわけでございますね。この点についての御認識をいただきたいと思うわけであります。 それから、資産の問題がございましたが、私は経理引継書におきましても、まだその土地の——非常に苦労して作りましたけれども、まだその土地は利益には出していないのであります。
官庁の御意見は、厳格に契約をとっておけということでございましたから、秋田木材の場合は絶対に契約でいきましょうということにしたのが、経理としてはそうしたけれども、たまたま例の問題があったので、われわれはそれについて実は関知してなかったので、実は誤解を受けたのではないか、こういうことを申し上げておるのです。
最後の問題でございますが、山本参考人の、セメントのから売りの問題あるいは秋田木材との土地の売買契約の問題、こういう点に対する釈明書についてでありますが、まずその点については会計検査院にお尋ねをしたいと思うのです。
○勝澤委員 そうすると、赤塚さんというのは、この秋田木材との裏契約のときに携わった人だということは御存じだったのですね。
まず第一点は、それは秋田木材株式会社との土地造成売却契約についてであります。これは秋田港の雄物川の下流に、東北開発株式会社が約二十五万坪の工場敷地を造成して、これを昭和三十五年初頭から、これから申し上げる各会社に売却を交渉なさったはずです。その交渉を受けた会社は、小野田セメント、秋田石油化学、日本ゼオン、旭化成、出光興産、帝国人絹、十条製紙、秋田木材であろうかと存じます。
○木村(公)委員 そこで、問題の秋田木材の件に移るわけでございますが、秋田木材と最終的に交渉ができるようになりまして、初めは十二万坪買おう、ぜひお願いしたい、価格は一坪五千五百円、よろしいというので、三月末日に大体の契約ができた。それは雲野氏の専権でやったことか、それとも理事会も総裁も合意の上でおやりになったことか、その点をもう一ぺん伺っておきたいと思います。
この点は解明されましたから、次の問題に移りますが、秋田木材の問題です。これは土地を収入にされたわけですが、秋田木材の話し合いの進められている状態というのは、三月三十一日現在では、これは議事録になっていません。この前の私の質問に対する答弁ですが、総裁でしたか、副総裁でしたか、総裁は三月の末ごろに話し合いが始まっていたように思う、こう言っておる。
秋田木材は十二万坪という計算をしている。それがその次の五月十日のときの決算では、今度は約八千百二十万の試算表を出したわけです。そして、それに基づいてこまかい計数整理をして、正式に出されたのが六千八百二十七万の黒と、こうなっているわけです。ですからこの間の経緯を見れば、四月二十八日現在の試算表を見れば、秋田木材は十二万坪と、こういうことだ。それが五月十日のときには十万坪の試算になっているわけです。
三月三十一日の秋田木材との契約書はどなたがお作りになったのですか。
○浅間説明員 ただいま申し上げましたようなことで、非常におくれて出て参りますので、当時秋田木材関係の実態が判明いたしましたのはだいぶおくれてからのことです。
○勝澤委員 そうしますと、三月三十一日当時は、まだ秋田木材との話は、十条の方が進んでおったのでなかった。四月に入って秋田木材との話が進められた、こういうことですか。
○田中(織)分科員 その点具体的に伺いたいと思うのですが、私も、持ち時間の関係もありますので、できるだけ簡略に伺いますが、決算委員会で開発会社の山中副総裁を参考人として呼ばれたのを速記録等で拝見をいたしますと、たとえば三十五年度の決算で一番問題になりました秋田木材への会社が造成した土地の売却の問題でありますけれども、三月三十一日現在、口頭で契約は進んでおった、それは実際には五月十日ということだけれども
○曾田政府委員 十億一二千九百万円の赤字を三十六年度見込まれておるわけでありますが、その内訳といたしまして、秋田木材の契約解除によります損失が二億七千七百万円、硬化セメントが一億二千二百万円、それ以外に、セメントの販売によりまする損が四億五千二百万円、それから、ハード・ボード工場が一億一千万円、その他七千五百万円であります。
今決算委員会で審議中でありますから、その内容の問題についてはあまり立ち至って私伺う考えはないのでありますけれども、特に三十五年度の決算において、硬化セメントの損失を計上いたしまするならば三億数千万円の赤字になることが明らかに看取せられるにもかかわらず、セメントのから売り、あるいは秋田木材への土地の売却を、決算じりに合わせるために、実際には五月十日であったものが三月三十一日にさかのぼって契約ができたような
○久保委員 この案件、いわゆる秋田木材との契約自体は、東北開発株式会社にとれば、理事会にかけてやる案件だと思うのでありますが、いかがに考えられますか。
三十五年の秋に十条と話が進んでおったけれども、うまくいかないので、秋田木材に話を進めるということで理事会できまったというのを聞いております、これだけじゃ答えにならないのです。三十六年の五月十日に秋田木材との契約がなったとこう言うのです。結局監査報告を五月十四日にやって五月三十日に総会をやったというのですから――十条はそれでわかりました。
これは秋田木材株式会社に対して十万坪、単価五千五百円、五カ年分割払い、念書により昭和三十六年八月三十一日まで先方の無条件解約つきの条件で、昭和三十五年度末を経過した同三十六年五月十日に正式売買契約を締結し、同日現金五百万円 約束手形五千万円を受領したにかかわらず、さかのぼって年度末の三十六年三月三十一日に正式契約が行なわれたごとく契約書類を作成し、前述のように三十五年度決算の売り上げに計上する操作をしております
ただ、先ほどお話のございましたように、秋田木材に対しまする土地の売却につきまして、実際は三十六年の五月に売買契約が成立したものを、秋田木材との話し合いの上で、これを三十六年の三月三十一日の日付にさかのぼらして契約を締結しておるというような作為はされておりますが、そしてその三月三十一日に売買契約が締結されたということに基づきまして、秋田木材に対する土地の損益が三十六年度ではなしに、三十五年度の決算に計上
一、工場名 一、東北肥料株式会社 二、東北パルプ 三、日本石油 四、帝石 五、三菱金属製錬 六、秋田木材 二、調査事項 一、労働組合名 二、労働組合人員 三、労働組合の系統 四、闘争経歴 五、従業員の数(男女別) 六、人種別 七、左右の別 以上 こういう事柄が治安維持上絶対に必要であるからということでお調べになつております
翌十八日は、能代市に参り、秋田木材能代事業所、瀬川樽丸工場、東北木材工場等を見学し、引続いて八郎潟に至り、三倉鼻及び船越水道よりこの潟の干拓事業計画の説明を受け、その全貌について見学を行つたのであります。 それより秋田県庁に参りまして、池田県知事以下所管部課長より県下農林業事情、なかんずく農業災害等について詳細なる説明を聴取いたしたのであります。
更に菊池君等におきましては、秋田木材の事件、或いはすでに御承知のごとく高萩石炭会社の社長就任の経緯、こういうことをつぶさにずつと見てくればわかるのであります。この際、菊池君が先に資源庁長官との申合せもあつたごとく、本当に業界の将来のため或いは帝石将来のために、或いはその産業の性格の上から見ても、この人だけは慎重に自分みずから考えなければいかんと思う。
本件の概要を申上げますと、昭和二十二年六月、終戦連絡中央事務局が連合国の財産返還のため梱包用として木材四万五千五百石の買付、輸送、保管等を秋田木材株式会社の深川支店に請負わせまして、この業務の実施担当者である内務省調査局長西村直己の検収調書により、七月中に右四万五千五百石の木材が全部納入されたものとして、公定価格による代金二千余万円を支払いましたが、実際上は木材は十月までに順次に三万四千百二十五石が
先ず昭和二十三年度の決算につき、閉会中小委員会においては、いわゆる秋田木材株式会社の関係について御審議を煩わしておつたのでありますが、その審議の経過について棚橋前小委員長から御報告が出ております。その報告書を専門員をして朗読せしめます。
○溝口三郎君 秋田木材が略奪物資の梱包用木材の売買について、内務省の調査局と契約をいたした点につきまして、契約書の案文について内務省所管の略奪や、撤去用梱包材の買入、輸送、積卸し、保管、供給等の、こういう作業を秋木は内務省から請負いという條項に基いて、その手数料等においてはマル公の一割二分を支拂うという契約になつていたのでもが、そこで問題の四万五千石の金額を内務省で支拂つた場合には、それは検收ということは
昭和二十三年度決算検査報告批難事項第四百三十七号秋田木材株式会社に対する連合国財産返還梱包用木材の未納の分に対する代金及び保管料等の支拂並びにこれに関連する事項について御審議を願います。ちよつと速記を止めて下さい。 午前十時三十七分速記中止 —————・————— 午前十一時三十一分速記開始
○カニエ邦彦君 そうすると全体を通じて、この問題について非常に秋田木材が犠牲を拂つて物質的に損をしたということはないと思うのですがね。
委員長 棚橋 小虎君 理事 溝口 三郎君 委員 カニエ邦彦君 小林 亦治君 菊田 七平君 森 八三一君 事務局側 常任委員会専門 員 森 莊三郎君 常任委員会専門 員 波江野 繁君 証人 秋田木材株式会
委員 高橋進太郎君 長谷山行毅君 鬼丸 義齊君 菊田 七平君 森 八三一君 事務局側 常任委員会專門 員 森 莊三郎君 常任委員会專門 員 波江野 繁君 証人 元内務省調査局 第二課長 大谷喜一郎君 秋田木材株式会
○副委員長(溝口三郎君) そうすると、大体この問題についてはあなたが秋田木材会社との間に話をして、あなたの責任でおやりになつたということですか。
○副委員長(溝口三郎君) この契約書に書いてあるのは、終連の設営部の経理課長の山中一朗と秋田木材株式会社の深川支店長の地主慶吉との間に内務省調査局所管の略奪品撤去用梱包材の買入、輸送、積却し、保管、供給、その他に関して左の事項を契約するという前書があるのでございますが、その第一條に、秋田木材株式会社は内務省調査局長(以下局と称する)の別途委任により、右の用材を局の指示先へ供給し、これに関連する前記の
なおその際に秋田木材株式会社深川支店長相沢英次氏を参考人として呼びたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
今日お集まりをお願いいたしましたのは、昭和二十三年度決算検査報告批難事項第四百三十七号、即ち秋田木材株式会社に関する件の証人の喚問についてでございます。
○説明員(櫻井秀男君) 秋田木材の地主さんは死亡しておりますので、その支店長もおりますが、その当時契約に関与したと申しておる結城という重役がおるはずなんです。この人が今東京におるかどうかわかりませんが、地主さんの死亡後しばしば折衝したのは、結城何とかいいました重役がおられます。
○委員長(棚橋小虎君) それでは内務省調査局の第二課長の大谷喜一郎、それから只今の秋田木材の重役結城亀太郎、それから内務省の調査局長西村直己、この三人ぐらいを呼んだら如何ですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕