2010-03-11 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
しかし、二十二年度の秋冬野菜から、産地を単位とする野菜生産の現状、今御指摘のようなこともありますので、担い手の作付面積シェアではなくて、新たな指標による産地区分とする方向で今検討させていただいてございます。
しかし、二十二年度の秋冬野菜から、産地を単位とする野菜生産の現状、今御指摘のようなこともありますので、担い手の作付面積シェアではなくて、新たな指標による産地区分とする方向で今検討させていただいてございます。
しかし、十一月以降気候が非常に安定をしてまいりまして、秋冬野菜の生育が回復していることなどによりまして、十二月以降では前月に比べましてマイナスに転じております。本年一月には、全国ベースの消費者物価指数の中における生鮮野菜でございますけれども、前年同月比でマイナス一三・二%という大幅な下落になってございます。
秋冬野菜の高騰は、したがいまして、やはり夏季の高温、干ばつ、たび重なる台風の襲来、十二月の千葉の降ひょうといった通常では見られない気象条件によるところが大きかったというふうに考えております。
まず、その要因といたしましては、本年度の秋冬野菜でございますけれども、夏場に高温で雨が少なかった。その後たび重なりまして台風があった。九月の末から十月にかけて、また十一月の末にも極めてまれな台風があったわけでございます。そういうことがありまして、この秋冬野菜の種まきの時期なり生育の初期段階におきましてかなりの影響が生じております。
○正木委員 農林大臣、秋冬野菜、要するにお正月前になりますと例年野菜が上がるのですが、ことしはこの秋冬野菜−現在の野菜の値段というものはそんなに上がっているわけのものではありません。非常に安定していると思いますけれども、これから秋から冬にかけての野菜の値上がりということが例年予想されるのだけれども、何か対策をお考えになっていますか。
そういうことで、むしろ夏秋野菜というよりも秋冬野菜、こういったような点について野菜の値段というものが上がってまた物価を押し上げる、こういったようなことがないように気をつけてまいりたい、こういうふうに考えております。
いや二年高かったので主産地でないようなところもことしは作付をする、そうするとほうっておいても作付面積がふえるので、そんなにたくさんは作付できないというような生産者団体側のお気持ちも、これは一概に否定できないわけでございますが、現在、関係の生産者団体とわれわれとの間で来年の作付計画をめぐって種々話し合いを進めておりますが、われわれとしては、五十五年度に設けました生産余裕を上回る生産余裕を五十六年産の秋冬野菜
その上に立ちまして私どもは、今年それから昨年の、特に秋冬野菜の高騰等の経験を十分にかみしめまして、五十六年度においては遺漏のないような十分な心構えで対策も打っていかなければいけないというふうに考えております。
すぐ下に「また、五十四年度は秋冬野菜が異例ともいえる台風や長雨等の被害により大幅な減産となりましたが、」と出てくるのです。そして、五十五年は冷夏等の理由がまた挙げられてくるわけです。毎年、何かこういう形で理由づけがなされていくわけです。
○廣江政府委員 野菜は、大きく分けますと、夏秋野菜、それから秋冬野菜というのがございます。過去の例等に徴してみましても、夏秋野菜は気象条件その他天候の条件に恵まれまして、基本的には安定をしておりまして、ただ九月といったようなときに端境期現象が起きることがございます。
本年の秋冬野菜は作付面積もふえております、天候も順調であります、そういったことから野菜の供給は安値基調を続けておりますということでございました。しかるに突然、十二月中旬から寒波の襲来によります天候異変、さらにはまた雨の少ないことといったことから、野菜の生育不良が出てきましたし、寒波のために凍傷を生ずる野菜も出てまいりました。
それから昨年の八、九月は異常低温で野菜価格の高騰を招いてしまいましたが、ことしの夏秋及び秋冬野菜については、ことしもまた冷夏が来ないとは限ったことではない、だから、値上げになってから手をつけるんじゃなくて、早目早目に手を打つべきだろうと思うんですが、五十六年度に異常気象が再び発生した場合に備えた野菜価格安定対策はどうか、また予算の裏づけはどうか。
そこで、今後の問題といたしましては、このように季節商品の影響が非常に大きいものでございますから、秋冬野菜についてはできるだけ作付面積を多くして供給を確保していこうということで、これまでも農林水産省で指導してきておられるわけですが、そういう状況で推移いたしますれば、野菜価格を中心としてかなり落ちついた状況が続くのではなかろうかということでございますし、また、異常な状況になりましたときの対策としてもこの
そこで、これからの野菜はいわゆる秋冬野菜でございますが、その主体となりますのはキャベツとか白菜、大根というようなものがその大部分でございますが、これにつきましては農林省の方で早くから、ことしから始めております重要野菜需給調整事業というものの中で作付面積にゆとりを持ってやってもらう、そういうことで、もし非常にたくさんでき過ぎて価格が下落する、暴落するという場合には別途手を打つということで始めた事業がございますが
○藤井(直)政府委員 一つは、やはり季節商品でございまして、季節商品につきましては、これからの秋冬野菜が順調に育っていくということが必要でございますが、特にその前提としては、作付の面積がふえるとか、それからそれに伴いまして出荷数量がふえるというようなことについての手を打っておくことが大事でございますので、ことしの農林省の中で重要野菜需給調整事業というのがありますが、この中でも秋冬野菜につきまして五%
先ほど申し上げましたように、秋冬野菜についても作付面積の増加も図られておりますので、今後季節商品についても低下をしていくであろう。
それから野菜につきましては、すでに冷夏に対する緊急対策は実施したわけでございますが、一−三月の秋冬野菜につきましてもできるだけ作付面積をふやして、そしてゆとりを持った計画を立てておこうということと同時に、もし万一異常な状態が起きたときには、たとえば予備苗を確保しておいて被害が起きた苗の補てんに充てるとか、さらには沖繩県と鹿児島県等におきまして契約栽培をしておきまして緊急輸送をするとか、そういうような
ただいま御指摘になりました秋冬野菜につきましては、まず作付面積をふやして量を拡大するということが基本でございますので、農林省がことしから始めました重要野菜需給調整事業におきましても出荷にゆとりを持たせて供給する、万一供給量が非常に多くて価格が大きく低落したときにはそれに対して手を打つというような形で事業を進めてきておりまして、現在のところ秋冬野菜の供給量は通常の作柄であれば十分確保できるという状況にあるというふうに
○藤井(直)政府委員 現在の秋冬野菜の状況につきましては昨年と比べて非常に状況はよろしいということでございます。一つは、昨年におきましては九月、十月に二回台風があったということでございますが、今回はそういうような心配もありましたけれども、いまのところ順調に生育しているということでございます。
さらに、本年につきましてはかなり異常気象の状況が続いておりますので、秋冬野菜につきましても事前に準備をしておこうということで、ただいまのところキャベツにつきまして予備苗を用意するとか、さらに沖繩、鹿児島等で栽培をいたしましてこちらの方で被害が起きた場合にそれを緊急的に輸送をして放出をする、さらにはタマネギ、バレイショ等の保管のきくものについては保管をして、不足したときに放出をするというようなこともあわせて
○原田立君 土づくり運動の中で最も重要な点が指摘されているのでありますが、それは有機物施用の減少傾向――ここに文書があるんですが、「最近における有機物施用の減少傾向はこの運用効果とは逆に徐々に生産力水準を低下させ、また異常気象年次における極端な収量の低下につながるものとして深く憂慮されるのである」というのがあるのでありますが、秋冬野菜不作の原因は、台風や長雨、もちろんそれもあるでしょう。
初めに確認の意味で伺っておきますが、昨年暮れ以来の秋冬野菜の異常高騰の原因、これはどこにあったと認識なさっておられますか。
農林水産大臣、秋冬野菜の価格が高騰をいたしまして、消費者は今後の野菜の価格動向を非常に心配をしております。四月以降出回る春野菜の出荷、それから現在の秋冬野菜の価格、そういうものについて見てみますと、なるほどキャベツだとかあるいは白菜だとか、レタスだとか、トマトだとか、こういうものは昨年の一月に比べて大変な暴騰の仕方であります。
○佐々木政府委員 野菜の出荷促進事業につきましては、夏秋野菜がかなり干ばつによって被害を受けたというところから、秋冬野菜につきましてその出荷の促進を図るということにしておるわけでございます。この時期に出回る主な野菜につきまして、平常時であれば出荷されないような規格外品に出荷奨励金を交付しまして出荷の促進を図る、こういうことを十月から実施いたしまして野菜価格の安定に努めているわけでございます。
本年の夏におきます異常な高温少雨の気象条件の影響によりまして、夏秋野菜にほぼ全国的に干ばつの被害が発生いたしまして、また、キャベツとか大根、白菜などの秋冬野菜につきましても播種、定植のおくれが見られまして、これが十月あるいは十一月の野菜の出荷に影響して、一部野菜の出回り減とかあるいは出荷の遅延が憂慮されておるわけでございます。