1974-05-15 第72回国会 衆議院 運輸委員会 第23号
そして、あくまでも利用者に犠牲を押しつけ、私鉄独占の利益を擁護するという立場に立っているとしか思えないじゃないですか。 じゃ、時間がないから、具体的にちょっとお話ししましようか。東急の田園都市線というのがある。時間がないから私のほうから言いますけれども、これは昭和三十一年の九月二十八日に新線建設の申請が出ているのです。
そして、あくまでも利用者に犠牲を押しつけ、私鉄独占の利益を擁護するという立場に立っているとしか思えないじゃないですか。 じゃ、時間がないから、具体的にちょっとお話ししましようか。東急の田園都市線というのがある。時間がないから私のほうから言いますけれども、これは昭和三十一年の九月二十八日に新線建設の申請が出ているのです。
○岩間正男君 そうすると、私はこれ、これもしばしば国鉄運賃値上げのときに大きな問題になってきたんですが、大体私鉄独占というものは鉄道だけやっているわけじゃないわけでしょう。土地の買い占め、宅地の造成、建て売り住宅、さらに最近はいろいろな遊園だとかそういうものをやって、いわば私鉄の名において実際は傍系会社をつくるとか、そういうかっこうで非常に企業を拡大している。
こういう要求を私鉄独占に突きつけて、それでそういう調査ができるかどうか。ここが非常に重要なところで、実はこういう運賃の問題ね、そうして当然これは私鉄の運賃値上げというのは予想されてくるんだが、これに対して国民的な基盤から判断しなければならない問題ですよ。そうでないとどんどん連鎖反応を起こしてくる。
協定に合うような話し合いが実際上されてしまうということになっておるのであって、これは非常に私鉄独占の利益を守る協定になっておるということを指摘せざるを得ぬわけですが、そういう点で早急に検討して、十分な負担を私鉄にさせるということを強く要求をして、私の質問を終わりたいと思います。
私鉄独占のこの横暴というやつ、こういうものに対して何もメスを入れないで、それのちょうちん持ちをやっているのが鉄監局の任務じゃだめだ。こういうことです。そこのところへどれだけメスを入れたか。一ペンこの問題について、ほんとうにこの問題について明確にしたのですか、乗客の立場から。
根本から言いますと、この問題は背景が御承知の通り、西武並びに東急という二大私鉄独占の闘争の一つの環と思われておりまして、非常に複雑な問題であります。御承知の通り昭和三十一年の五月二十一日並びに二十三日、この両日にわたりまして、東海汽船と伊豆箱根から両方でもってこの熱海——大島間の定期旅客航路の申請が出されて、それから三十二年十二月二十七日に運輸審議会に諮問されたわけであります。
ここに私は私鉄独占資本の一つの横暴な姿を見るんです。こういう点で果してこれほいいのか。従ってこのたびの問題も、先に設備改善をやるんだ、こういう条件を整えるんだ、そのために運賃値上げをやるんだ、なるほどのど元が熱いうちはこういうことを問題にするかしれません。のど元過ぎればこれは熱さを忘れるというのが大体企業家の実態じゃないか、残念ながら。
そういうものは、運輸省の方ではそろばんでやった数学の面だけ何とかつじつまを合わせて、私鉄独占資本と調子を合わせるような考え方はないだろうと思うが、昨日からの権田局長の説明では何かそういう印象を払拭することはできない。われわれは暑い中でがまんして聞いたがとても聞くにたえない。そこで実は頭を冷静にして今日あなたに質問を展開している。
そこに最近の私鉄独占資本のぐっと大きな前進が始まっておるのじゃないかと思うのです。それがすぐに生活に響いてくるわけです、通勤者なんかの。そういう点は監督権はどの程度まで運輸省持っておりますか。