1996-04-11 第136回国会 参議院 労働委員会 第5号
○吉川春子君 公共事業への吸収率の低さについても指摘いたしましたけれども、大臣が今言われた違法な私設職安を通じての就職というのは中間搾取などもあり、劣悪な労働条件で働かされることになるわけです。 これを避けるためにも、大臣が今おっしゃった職安には私は震災後から三回ぐらい行っているんですけれども、あそこまで労働者が足を運ぶということはできないわけです。
○吉川春子君 公共事業への吸収率の低さについても指摘いたしましたけれども、大臣が今言われた違法な私設職安を通じての就職というのは中間搾取などもあり、劣悪な労働条件で働かされることになるわけです。 これを避けるためにも、大臣が今おっしゃった職安には私は震災後から三回ぐらい行っているんですけれども、あそこまで労働者が足を運ぶということはできないわけです。
あそこにあんなにたくさんの、私設職安でやっているような人が押しかけるということで、また業務はパンクします。 だから、本当にこの問題を解決しようとしたら、取り締まりだけではなくて、それにかわる行政の手を差し伸べなきゃならない。
○吉川春子君 それからもう一つ、前回の労働委員会で、阪神・淡路大震災の失業の吸収率、職安行政について伺いましたけれども、私設職安の問題について、大臣は取り締まりのための内偵を進めていると答弁されましたが、取り締まりだけでは済まされない問題がありますし、また違法行為の全廃もできないわけです。 仮に、私設職安を全廃できたとしても、その後の対策をどういうふうにすると考えていらっしゃるのか。
さながら私設職安の様相です。夕方になれば、現場から戻った労働者とカウンターで賃金の精算をするという風景が見られます。そしてそこには、看板というのか、ぶら下がっています。一般作業員九千円から一万四千円、大工は一万五千円から二万一千円、以上の額で募集と書いてある。これらの手持ち労働者が多いために被災者の雇用吸収が進まない。
学生のときにこのビジネスを始めて、十年で年商既に百億を超している大企業にのし上がってしまったわけですが、これは、ここにサンパティックという銀座にそのブランチがありますが、英語のシンパシーのことですが、わざわざフランス語でサンパティックという発音をさしているようでございますけれども、要するに私設職安なんです。
職業安定所の中に私設職安なんというのが別に設けられている、その手を通じなければ人を求められないというのでは、労働省の職安行政はやめたほうがいいと思うのだ。そうじゃありませんか。私の言い分が言い過ぎですか。私はかさにかかってものを言おうなんて思っていませんよ。しかし、あまりにもひどい状態である。
ただ申し上げたいことは、局長も御存じのように、福島県のいわき市のある小さな新聞社が、私設職安と同じようなことをやって、これはいま刊事問題に発展していることは御承知かと思うのです。
○小柳勇君 私どもの調べによりますと、大手の十三社の港湾運送事業者が、手配師といわれる者――いわゆる私設職安が四十人ないし五十人程度おりまして、そういう人が都市近郊の相当の距離からマイクロバスなどで手配をしておるようです。約三年ぐらいでありますけれども、その中には嘱託として手配師を名目上会社に雇い、嘱託料を払っておるものもある。
資金かせぎのために合法の仮名を装って私設職安を設立している事実を明らかにしているのです。こういうようなことか堂々と——これはつい最近じゃありませんか。四十五年四月二十五日土曜日の読売新聞ですよ。一面全部の特集版ですよ。これに出ているのです。私設職安、これもちゃんとやっている。こういうような事態が天下に明らかにされているのです。この中で、私もこれを読んで今後の参考にしなければならない。
しかるに、それをやらずに単に農地法の改悪や食管制度の空洞化を行なおうとすれば、私設職安といわれている人買い市場への道を農民に切り開いてくれる以外の何ものでもないと思うのであります。 政府は、米が余るという理由で百五十万トンの生産調整をやろうとしております。私たちは、これは米が余ったのではなく、余したのであると断定をするのであります。
○住政府委員 最近人手不足によりまして、もぐり求人とか私設職安とか人買いというようなことで、一部に非常に遺憾な事態が起こっていることは非常に残念なことに思っておりますが、私どもといたしましては、たとえば職業安定法による直接募集なり文書募集、縁故募集等の規制の適用について今後一そう努力していきたいと思っております。
孫請段階になりますると、私設職安を開設しなければとうていやっていけない実情にあるのであります。今回の改正で、元請の支払い責任を規定いたしましたことは、これはあたりまえのことであります。問題は、かつて建設業法創設の精神は、下請やピンはねの否定にあったと思うのであります。
昨晩の夕刊にも、暴力団の私設職安が一斉摘発を受けた記事が載っております。要するに、ピンはねが一億円にもなっている、こういう記事が載っておりました。清水の鈴与に限ってそういうことはないと私は信じておりますけれども、いろいろ労働者から私のところに手紙がきておりますので、その点について一応お調べおき願いたいと思います。
朝の六時半から七時ごろ、私設職安を開く、神社の境内あたりで。それで仕事のほしい人たちはだれかれかまわずそこへ行く。そこに行けば仕事があるという習慣、常習になっているのですから、そこへ行きます。そこで人集めをやっている連中は何かといえば暴力団です。確かに賃金そのものはよそから比べていい日給をくれます。八百円だの、場合によっては千円くれます。低くても五、六百円くれます。
それから定期的に……、定期といっても毎日ですよ、神社の境内あたりに私設職安を開いて、そうして人夫集めして、あっちこっち配給している暴力団の存在、これが野放しになっておるのですよ。警察あたりなんか行ってみやしないですよ。そういうのは労働省だから、農林省直接じゃないでしょうけれども、行くのは農家の人ですよ。それを抑える方法があるのかないのか、そういう調べをしておるのかどうか、そこのところを聞いておる。
その一つの現われが、山陰あたりあるいは大阪の西成あたりに私設職安ができてくるという一点も、そこらがやはり原因をなしておると思います。まじめに働いておる労働者が膨大な中間搾取で苦しむ、こういう弊害を一つなくするように努力していただきたい。証拠を出せと言えば幾らでも出しますが、時間がございませんので、あとでもゆっくりこの問題についてお話を続けていきたいと思います。
そのほかこの地区独特の犯罪として臓物、やみたばこ、やみしょうちゅう(バクダン)、私設競輪(ノミ屋)、私設職安(手配師)等があります。 今後の対策については、当面の施策として、積極的にこの地区の住民の中にとけ込み、防犯相談を初め各種の相談を受け、彼らの立場に立って防犯活動を推進する防犯相談のコーナーを設置し、婦人警察官を配置している。
もう一つは、先ほど申しました手配師というものがここにおりまして、これがいわゆる私設職安でございますが、そこの住人を集めて、これを工事場にもっていく、そこでピンはねをするわけでございますけれども、それにしても、いわゆる町の公共の職安へ行くよりは実入りがいいというようなことで、その手配師の手配を受けながら、しかもピンをはねられているというようなことで、そういうものに対するうらみもあるというようなことから