1974-10-25 第73回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第2号
そこでそれがまだ私どもの内部で私案の段階でございますから、私案そのものは私は絶対動かさないというものではない。そこで何を一体求めているのかといえば、そういう実際にはやみカルテルであると推定されると。しかし証拠はないと、こういう高度の寡占業種について原価公表を求めているわけですから、結局その意味はなぜそういう整合的な一斉に値上げをすると、同じレベルに上げると、コストのいかんにかかわらずですね。
そこでそれがまだ私どもの内部で私案の段階でございますから、私案そのものは私は絶対動かさないというものではない。そこで何を一体求めているのかといえば、そういう実際にはやみカルテルであると推定されると。しかし証拠はないと、こういう高度の寡占業種について原価公表を求めているわけですから、結局その意味はなぜそういう整合的な一斉に値上げをすると、同じレベルに上げると、コストのいかんにかかわらずですね。
○西村国務大臣 宮澤君の私案そのものを、文章はここでは覚えておりませんが、少なくとも米審というものは米価の基本に関することを諮問を受けて決定するわけでありますから、その限度内においてやっていくべきことだと考えております。したがって、宮澤君の表現がはたして農林省設置法の米審の性格を知っておられてやっておられたかどうかちょっと疑問に思います。
と申しますのは、この報告を受けて作りました中野私案そのものの中にも、やはり民間のものは民間に返すというような条項があったやに伺うのでありますが、そういう点を、やはり政府が処理するといたしますれば、今回明白にしたらどうか。特にわかっておるものまでも、その旧所有権者の意思に反してまで国の帰属にする、法律で片づけることはいかがかというのが、私どもの本来の考え方でございます。
同時にまた、先ほど触れました中野私案そのものが、過去において議員立法の一つのものでございますが、その中におきましても、民間の永のは民間に返したらどうだ、こういう意見が出ていたように思いますし、当者等の意見を聞きましても、これらの点は比較的、所有権のはっきりしているものは返すという建前であるようでございます。