1973-06-07 第71回国会 衆議院 運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
その上あなたは営業割引だとか私有貨車割引だとか独占資本に対してはたいへんな出血サービスをやっているわけです。赤字、赤字と累積して、何と一兆一千八百十三億円の大赤字をつくり出した。国鉄は三十二年から四十七年の十五年間に五回の運賃値上げをして、旅客運賃は約二倍になっている。この十五年間五回も運賃を値上げしたけれども、結局通勤地獄はますますひどくなってきているというのが現状です。
その上あなたは営業割引だとか私有貨車割引だとか独占資本に対してはたいへんな出血サービスをやっているわけです。赤字、赤字と累積して、何と一兆一千八百十三億円の大赤字をつくり出した。国鉄は三十二年から四十七年の十五年間に五回の運賃値上げをして、旅客運賃は約二倍になっている。この十五年間五回も運賃を値上げしたけれども、結局通勤地獄はますますひどくなってきているというのが現状です。
少なくとも大企業に対する営業割引の全廃をすること、私有貨車割引の割引率を引き下げること、また荷づくり用品だと称してビールのあきびんまで三割引きしている荷づくり用品割引の適正化は、すぐに実施すべきであること、さらに物資別専用列車など、到着日時が明確な貨物には特別のサービスをしているわけでありますから、料金制度の新設あるいは割り増し運賃の適用を行なうべきであると考えますけれども、大臣の御所見を伺いたいと
私有貨車割引と申しますのは、何べんも御説明をいたしましたが、利子と償却費でありまして、これは人のものを借りた場合にその使用料を払う。ちょうど旅客輸送の民有車両に対する使用料と同じでございます。これは廃止する意思はございません。
こういうことで、やはりこういう大企業に対して私有貨車割引をやる、そしてまた多くの営業割引をしているということはやはりやめるべきだ。そういう割引を廃止するということが——やはりこういうデータに基づいても彼らは非常にもうけている。大もうけをしている。そうして貨物で赤字をつくる大きな原因になっている。それにまた何とかに追い銭といろことばがありますけれども、その上に二重にも三重にも割引をしているのです。
○原岡説明員 私有貨車でございますけれども、この割引というのは当たらないかもしれませんですけれども、これは私有貨車を持つ人が資本費をかけてつくるわけでございますので、その関係の経費を、国鉄はそういう費用は一般の運賃には入っておるわけでございますから、そういう分は、私有貨車を持っておる場合にはその運賃からいただかないようにする、これはあたりまえのことでございまして、形が私有貨車割引という事務的な処理の
実際には営業割引のほうは七十六億、私有貨車割引が六十二億もあるということがいままで明らかにされました。それなのに政策割引はわずか六十六億である、それを廃止してしまった。私はそういう全体として、大企業の近代的な物資輸送に伴うところの輸送コストの低下に見合ったこのような実情においてこういうことが行なわれているということが貨物の赤字の大きな原因になっているということです。
私有貨車割引というのもある。こういうように各種の割引制度がございます。いまそれだけの少ない貨物でありますが、たとえば割引に該当をしておる貨物というのは、その中の輸送量としてはどの程度のものでございましょうか。
私有貨車割引一五%、それに一割近い割引率が加わります。ただし条件は、私有貨車によること、半年間に九万八千五百六十トン以上発送するという条件で、どなたさんでもこの条件があればこれを適用します、こういうことが大臣のいわゆる公平の原則でございまして、梅田委員の質問に対してもそう言っております。
それから先ほど私有貨車割引、こういうものも御指摘ございましたけれども、これはいわゆる営業割引とは若干カテゴリーが違うのではないかと思いますが、こういう割引関係が三千五百万トン。以上のとおりでございます。
昭和四十六年度の私有貨車割引の企業別、米軍を含む割引額。これの上位五十企業と総計。 第七、国鉄とアメリカ合衆国、在日米軍との間の昭和三十五年及び四十年から現行までの各年度の次の協定について全文提出願いたいと思います。 一、公務鉄道支払い手続に関する協定。二、タンク車の登録に関する協定。三、冷凍機付き冷蔵車の取扱に関する協定。
ですから私は、運賃値上げをしてなおかつ一五%の私有貨車割引というものを企業に対してしているというのは、いま国鉄は赤字赤字で困っているわけでしょう。なおかつ黒字の旅客運賃も上げるのだとおっしゃっておるのに、こういう点もう少し研究していただいて、これは思い切って改善するということをやるべきだと思いますけれども、その点いかがですか。