1981-05-27 第94回国会 衆議院 文教委員会 第17号
国大協代表として当委員会に参考人として出席されました千葉大学長香月秀雄教授が、本法案には大学を挙げて批判的であるとの見解を述べられましたように、国立学校設置法は、国立学校の名称、位置を示すものであり、立法府で大学の学部・学科等の新増設について、その一つ一つを決定することを法のたてまえとしているのであります。したがって、改正案の内容は、全く法律の趣旨になじまないものであります。
国大協代表として当委員会に参考人として出席されました千葉大学長香月秀雄教授が、本法案には大学を挙げて批判的であるとの見解を述べられましたように、国立学校設置法は、国立学校の名称、位置を示すものであり、立法府で大学の学部・学科等の新増設について、その一つ一つを決定することを法のたてまえとしているのであります。したがって、改正案の内容は、全く法律の趣旨になじまないものであります。
○柏原ヤス君 私がお聞きしているのは、ことし三月でしたか厚生省が発表なさいましたね、そのときに西村秀雄教授が「LASの催奇性に関する合同研究(班長西村秀雄)報告」という表題で「実験成果についての考察」というのを発表いたしましたでしょう。その報告をお受けになって厚生省がそれを発表なすったんじゃないんですか。
○柏原ヤス君 そのときに厚生省で出された報告は、レクチュアのときに出された報告は西村秀雄教授が班長として報告されたんでしょうけれども、それをお出しになりましたね。それはいかがですか。
また、四月十九、二十の両日、原子力安全研究協会が主催いたしました第一回原子力安全性総合発表会におきましても、原子力委員会の原子炉安全専門審査会の委員であります東京大学の内田秀雄教授は、軽水炉などの在来型炉でも現状ではまだ立証炉ではない、すなわち、確かに安全であり、しかも経済的に採算がとれると立証されていないことをきびしく指摘しております。