1983-03-22 第98回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
○小川(省)委員 福岡の亀井知事のところの福陽会であるとか、あるいは、いまも不規則発言がありましたように、道庁マシンと言われるような北海道庁の例もあるわけであります。
○小川(省)委員 福岡の亀井知事のところの福陽会であるとか、あるいは、いまも不規則発言がありましたように、道庁マシンと言われるような北海道庁の例もあるわけであります。
福陽会というのは明らかにこれは県庁の職員で構成をしている亀井知事の支援団体、こういう性格を持っているわけです。福友会というのは福岡県庁の課長以上の管理職をもって構成をされている。性格がはっきりしているわけです。確かに任意団体と言えば任意団体でありますけれども、管理職ということになれば、これは四六時中職員に対しては非常な影響力を持っているわけです。
公式な場所と私が言うのは、亀井さんは来年の四月に選挙をやる、七年間もやっているわけですから、いろいろ批判もございまして強くない、そこで、亀井さんとしては、町村長会の事務局長を通じて——事務局長はかつて民生部長をした人ですが、福陽会という亀井さんのほうの、職制でもってつくった団体がございまして、それの会長をした人です。いわば亀井さんの腹心です。その腹心を通じて町村長を指導する。
○説明員(林忠雄君) 福陽会については、当時からいろいろな資料を集めましてよく調査をしておりますが、先生、福陽会のうちのどの問題についての……。
多少福陽会というものなどがありますけれども、福陽会についてはせんだってあなたにお伺いしたのですが、しかしそれ以外のところではあまり問題はない。岩手県が云々とこうおっしゃっておりますが、岩手県にしても、宮崎県に比べれば、件数としてはそんなに問題は多くないのですね。宮崎県がきわめて多い。 それでは、これから自治省のほうでは処分を出せという指示をお出しになるわけですか。
それから、さらにこの福陽会は「ふくほう」という機関紙を出しておりますが、その四十五年七月一日号は、こう述べています。「県職労幹部の独善によって、暗くゆがめられ沈滞している県庁を「明るく正常なものにしよう」と立ちあがったのが「福陽会」である。」、このことばにはっきりしていますように、この団体は、県の職員の内部にできた県職労批判団体である。これも客観的な事実として確認できますね。
○和田静夫君 その福岡県で行なわれているいわゆる福陽会運動というのがあるわけですね。これは知事による不当労働行為かどうかということになりますと、これは自治省としても即座には断定をしがたい面があるとは思う。そこで、福陽会というものについて、私とあなた方との問でまず共通の認識をその前提に持ちたいと思うのです。
○政府委員(林忠雄君) この「ふくほう」というものが福陽会の機関紙であるかどうかということにちょっと議論があるようでございます。というのは、福陽会の名前で出されているものではなくて、これは何か古川とかいう人の発行しているいわゆる新聞でございまして、ところが、この主張と申しますか論調が福陽会の考えているものと近いのかどうか、これを福陽会が大量に買い上げて会員に配布している。
○山本(政)委員 これは福陽会の新聞でありますが、重ねて申し上げますが、亀井さんはこうおっしゃっておるのですよ。「福陽会三千の同志こそ私の親衛隊と確信し、誇りに思っています。」こういっている。そして県議会の質問には、ユーモアを解さぬ、こう言っておるのです。自分の言うことにもし瑕疵があった場合に、すべてユーモアであるから、こう言って逃げるのだったら、言われた者はたまったものではない。
○石黒政府委員 福陽会につきましては、私どものほうは、そういう職員の任意団体が昭和四十四年ですかにできて、会員が二、三千名おるという程度のことを承知いたしております。
いまから質問するけれども、福陽会のことについて出ているのですよ。たとえば亀井さんは福陽会というものを壟断しているわけだ。福陽会というのは県の職員の幹部、そして県の職員たちを包含した組織ですよ。役員は全部県の人である。いいですか。
ある事務所に参りましたが、財務事務所ですが、所長はそういう親睦団体、福陽会という団体ですが、それに入ってはいない。しかし、次長は入っておる。職員の中で、入っていない係長があり、入っている係長がある。職員の中にも、会員である者と、ない者とがある。こういった親睦団体が、はたして職員たちの融和をはかり、能率をあげるというようなことに貢献するものかどうか、実は疑問を持ってきたのであります。
お話のありました福岡県の一部の職員で構成をしております福陽会という団体がございますが、構成員は福岡県の課長補佐以下の職員がなっておりまして、会員数は約三千五百人前後ということになっておるところでございます。
○和田静夫君 分科会中に答弁をもらうということでありましたから再度質問をいたしますが、まず第一は、福陽会の発行といわれるところの印刷物「ふくほう」ですね、これが私ども関連しての吉田主査の質問を含んで、言ってみれば、選挙の事前運動的なにおいが非常に深い、したがって十分な調査を必要とする、その結果について御答弁をお願いいたします。
○和田静夫君 しかるに、この福陽会ですね、いま確認をした意味での福陽会、これは昨年十月二十四日に、福岡市電気ビルで第二回総会が開かれています。そこに出席した知事は、「福陽会を育て上げた竹内会長に厚くお礼を申し上げます。私は四十二年四月の初登庁のときは、敵陣の中にただ一人落下傘でおりていく感じだったのですが、いまは一個師団の応援隊を持つに至った思いです。
○和田静夫君 そこで、問題は福陽会ですね。いまあることをお認めになっている福陽会、これは一部管理職を含む一般職員の団体であります。これには県庁職員のOBも入っている。会長には衛生部医務課の竹内という課長補佐がなっております。これはどういう性格のものと理解をしたらよろしいでしょうか。