1975-03-14 第75回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
福祉関係でもかなり無計画であったり、無原則であったり、あるいはアンバランスがあったりというのが多く見られるわけでありまして、それがむしろこの福祉重点予算の一つの特徴でもあるんではないかというふうに言うことができます。 社会保障関係費の増加率の大きいことは、本来は年度初め四月から行われるべきものが年度途中から行われているということで、当然増がふえるという結果になっているのではないか。
福祉関係でもかなり無計画であったり、無原則であったり、あるいはアンバランスがあったりというのが多く見られるわけでありまして、それがむしろこの福祉重点予算の一つの特徴でもあるんではないかというふうに言うことができます。 社会保障関係費の増加率の大きいことは、本来は年度初め四月から行われるべきものが年度途中から行われているということで、当然増がふえるという結果になっているのではないか。
五十年度予算案においても、確かに社会保障予算の一般会計に占める割合は一八・四%になっておりますが、北欧諸国の三〇%以上というところは別といたしましても、西ドイツの二九・五%、イギリスの二四・七%に比べて、福祉重点予算などとは言えるものではありません。
こんなことで、どうして福祉重点予算などということができましょうか。 反対の第三の理由は、国民生活が深刻な破綻に追い込まれている中で、憲法違反の自衛隊のための防衛関係費は、前年度に比べて実に千五百七十六億円も増額され、締めて一兆九百三十億円というばく大な額に達しておるのであります。
その事実の示すところを繰り返しますけれども、七・四%という伸びでも、いわゆる新しい施策というものはそれしかないんだ、それ以外の大部分は、先ほどから言われておりますように、予定された支出増、これを予算化したにすぎないんだという点を私ははっきり言って、あまりこの点を取り上げて総需要抑制福祉重点予算だと言うことは、明らかに国民を愚弄するものだということを申し上げたいだけであります。
政府は四十八年度予算に対して福祉重点の予算と豪語しておりますけれども、どの点が福祉重点予算と言えますか、大蔵大臣の御見解を承りたいと思います。
これが何で一体年金重点、福祉重点予算ですか。まあそのほかいろいろあることは私も認めますけれども。だから今後このインフレムードが進んでいく中で、どうして国民全体に、老後はもう国の政策で安心なんだと、こういう体制をこんなことでつくれると思っていたらとんでもない間違いですよ。総予算の何%になりますか。政府の当然負担すべきものを引けば三千五百億しかないですよ。
まず、初めに結論から申し上げますと、今年度の予算は福祉重点予算と言われております。その意味で拝見をいたしますと、部分的な改善は認められるわけですが、全面的また実質的には、どうもそうは思えないということでございます。
これでも福祉重点予算と言えるものでありましょうか。医療費引き上げなど、安易な国民への負担転嫁を避けるべきであると思いますが、総理並びに厚生大臣の答弁をお聞きしたいのであります。 次に、社会保障計画でありますが、政府はいまだかつて社会保障計画を公表したことがありません。このことは全く政府の怠慢と言わざるを得ないのであります。