2000-05-09 第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第15号
しかし、郵便局はそういう皆さんのためにあえて四・一五の、この低金利時代もそうした福祉貯金、郵貯というものをやっぱり守っていく、これが私は基本的な国民への郵政三事業のあるべき姿だと思っております。
しかし、郵便局はそういう皆さんのためにあえて四・一五の、この低金利時代もそうした福祉貯金、郵貯というものをやっぱり守っていく、これが私は基本的な国民への郵政三事業のあるべき姿だと思っております。
○八代国務大臣 実は先日、郵政の監察官の何人かにお目にかかりまして、御苦労話も含めて、そして本当に高齢者や障害者、いろいろな方々からお預かりしている、まさにとらの子のお金が身近な郵便局に預けられていて、福祉貯金とかいろいろなものがありますけれども、もしそういうものも、三十万からの大きな世帯でございますから、中にはけしからぬ人間が生まれないとも限りません、時として散見することもございます。
それで、パンフレットがあるというのも、これはカウンターに置いておるとかいうのではなくて、こちらの方から福祉貯金の何かわかるようなものがありませんかと言うと、カウンターの下の方から出してくるとか、また、これは差し上げられませんからコピーをして差し上げましょうとか、そういうふうなことで、あるけれども、さっともらえる、すっと持って帰って自分で検討するというふうなことではない。
先ほども先生方が少額の預金者を大事にしろというお話でございまして、全く私も同じ意見でございまして、その例といたしまして、三月の金利引き下げのときも通常貯金や福祉貯金は、福祉定期はこれを据え置いて、そして定額貯金も公定歩合の引き下げよりも幅の狭い〇・三七%の引き下げにとどめたわけでございますが、今後とも少額貯蓄の優遇制度というものは私は今後とも守っていくべきであるし、少額貯蓄の預金者の利益の増進には今後
これの問題も郵便貯金の問題と臨調でもいろんな角度から指摘がされているわけでありますけれども、私はいろんな問題は別としまして、今後とも利用者である国民の立場からいわゆる高齢化社会の到来ということもありますので、高金利の福祉貯金の創設という問題や、それから貯金限度額の大幅な引き上げ、あるいは個人向け貸付制度の創設あるいは拡充、こういう問題について努力してもらいたいという声が随分あるわけでありますが、この
したがって、今日のように何か貯蓄があたかも国のいろいろな面を圧迫しておるというような批判に対しては本当に心から怒りを感じておりますし、先生の御指摘になったような福祉貯金という面こそ今後はうんとこの方面に力を入れていくべきじゃなかろうか。
また六月に創設されました福祉貯金制度は老齢福祉年金、母子福祉年金など、無拠出の年金受給者などのきわめて限定されたものを対象として、本年末までにわずか半年間、年一割の利子を内容とするにすぎず、インフレ対策としてはまことにお粗末と言わざるを得ないのであります。
○中村(重)委員 まあ福祉貯金の方は、これは言うに値しない、非常に少額であるわけですが、公定歩合の引き下げが行われた。それでそれに伴って預貯金の金利も引き下げなければならない。ところが、銀行の貸し出し金利というものは遅々として引き下げというものが、特に中小企業等においてはこれは全く行われていないとは言いませんけれども、非常におくれてきている。
法定で福祉貯金というものをつくって、これは一〇%の利子をつけますが、これこれの期間でこういうものでございますというのが法定されなければ、現行の貯金の総額制限の三百万というものがある限り、そのうちの五十万だけを別扱いにするというのはおかしいじゃないですか。これはぼくは明らかに法定すべきだと思うのですが、いかがですか。
福祉貯金というのは五十万しかできない預金です、そのかわりこれこれの期間に預けたものについて一〇%の利子がつくものでございますという法定がされておれば、これは住宅貯金と同じようにぴしっといけるわけです。それを法定をしないで政令でやろうとするから、窓口で懇示をして五十万と十万の証書をつくらなければならぬというふうな取り扱いになってくるはずなんです。そうでしょう。
○国務大臣(田中正巳君) 老人福祉貯金につきまして大蔵省でいろいろ策定していることを私も新聞で知っておるわけでございますが、いま伝えられる範囲というものは、先生がいまおっしゃった程度であるというふうに思っております。
それはいまからお聞きする郵便貯金の福祉貯金の関係なんです。これは少しまた時間が十五、六分あるんですが、お忙しいと思いますので、事前にあなたの見解だけ、これは個人的見解でも結構であります。 いま大蔵大臣の発議によって福祉貯金が実は発足をしようとしているやに聞いています。これは後ほどお聞きします。
老人・福祉貯金という考え方が以前に、当時自民党の通信部会の部会長私案という形で一時出されたことがございまして、それは政府案として至らない前に、いわば案として結実をしない形で終わったわけでございます。 その後、先生御案内のとおり、昨年の暮れと思いましたが、国民生活審議会が目減りの対策といたしまして具体的な中間報告を出しております。
○久野国務大臣 ただいま御指摘の福祉貯金の制度でございますが、この福祉貯金の制度の創設につきましては、先般、自民党の通信部長であり、当委員会の理事でありますし、ただいまこの席においでになります小澤部長から提案されたものでございます。提案されました内容については御承知のとおりであるわけでございます。
○鈴木強君 大臣ね、福祉貯金制度のことはまあ私は新聞の報道でけさ知ったわけですから、報道の伝えるところでは、福祉政策の穴埋めをするための一つの方法だという、これは老人なり母子家庭なり心身障害者というのは確かにそうでしょう、そういう意味におきましては。特に健全な人たちに比べてお気の毒な立場にある人ですから、その福祉の面で何か考えようということはわかるのですね。
先ほど福祉貯金のことにつきまして、御見解の御披瀝がございました。非常に貴重な御意見でございまして、この点につきましては、昨日、自由民主党の通信部会で、預金利率の改定につきまして、私が経過の報告並びに内容等について申し上げました際に、通信部会長から突然私は伺ったような次第でございます。そこで、この通信部会長の御発言をもとにいたしまして、事務当局に検討を命じておるというのが現状でございます。