1948-06-08 第2回国会 参議院 厚生委員会 第9号
これからどうやつてこの兒童福祉委員會の、全くこの請願の趣旨のごとく、必要なる經費を確保するためにどういう考え、どういう計畫をこれから立でて行こうとするのかという政府の所信を明らかにして頂きたい。
これからどうやつてこの兒童福祉委員會の、全くこの請願の趣旨のごとく、必要なる經費を確保するためにどういう考え、どういう計畫をこれから立でて行こうとするのかという政府の所信を明らかにして頂きたい。
去る中央兒童福祉委員會におきましても、そういうふうに兒童福祉法一本でこれらの問題を解決するようにという決議をいたしまして、更にそれを關係方面に送つた次第であります。今日の状況におきましては、相當關係法律の改正案、その他におきましてむずかしいというような状況もありますが、一縷の光明を認め得るという状況でございます。以上簡單でありますが、お答えといたします。
只今、中央兒童福祉委員會にも掛けておるのでありますが、非常に何囘となく地方兒童福祉委員會の各施設を御覧頂きまして、實際にこの最低基準が實情に副うかどうかということにつきましても十二分に研究を重ねておるようであります。更にこの問題は連合軍關係の方との連絡もあります。
○姫井伊介君 ちよつと關連してお尋ねすることがありますが、それは中央兒童福祉委員會のことですが、すでに運營されておるが、國會議員から選出される委員はまだ決まつていない。それは國會議員からの委員は受入れらるべきものが、或いは何かの都合でそれを受入れられないものか、若し受入れられる豫定のものとすればこれが促進されなければならん。
この法律は本年におきまして一部施行いたし、明年四月一日から全面施行する、こういう建前に相成つておりますので、福祉法施行に要する大部分の豫算におきまして明年度豫算において考究せられるのでありまするのが、本年度分といたしましては、この法案施行の根幹となりますところの兒童福祉委員會中央及び地方を含めましてそれから兒童委員、兒童福祉司、こういつた要保護兒童を早期發見し兒童問題を推進する、こういつた機關の費用
○小野委員長 榊原君に申し上げますが、この福祉委員會の構成のことはいろいろ問題があるのでありまして、この條文でいくと、役人だけで一應委員會も構成できることになるので、それでは不都合ではないか。
○榊原(亨)委員 第九條の中ほどに「中央兒童福祉委員會又は地方兒童福祉委員會の委員及び臨時委員は、」云々とありますが、この委員をお選びになります場合に、どういうふうな方をお選びになるおつもりでありますか。大體の標準をお聽かせ願います。
○榊原(亨)委員 第八條の中ほどに「中央兒童福祉委員會は、厚生大臣の、地方兒童福祉委員會は、都道府縣知事の管理に属する。」とありますが、この管理とはどんな範圍のものでありますか。
御承知のようにG・H・Qの方のお助けによりまして、婦人中央福祉委員會という委員會ができまして、民間の人、あるいは官廳側の人、そういう人を集めまして、この問題をどう取扱つたらよいかということで、ずつと長い間十數囘あるいは數十囘の會合を開きながら研究をしておりますが、事柄がなかなかむつかしいものでありますから、適當な結論がなかなか得られないというのが、この仕事に對する現状のようであります。
○米澤政府委員 四十三條の最低基準の問題でありますが、これは今後の兒童施設の將來の運營につきましては、根幹をなす大事な問題でありますので、これは福祉委員會の意見を十分聽きましてきめたいと考えております。
ただ福祉法としましては、そういう問題にぜひ關係をつけたいと考えておりますので、たとえばこの兒童福祉委員會等の規定でありますが、この第八條等におきまして、委員會において必要がある場合には、關係行政廳に對して職員の出席を求め、あるいは資料の提出を求めることができるというような規定を特にいたしておりますので、特にこういう物資の關係等について、できるだけ關係方面の官廳にも委員會に出て、十分な連絡をしていただきたい
これは先の方になりますが、第四章の費用につきまして、この母子手帳、これは私はずいぶん大きく考えたのでございますが、この母子手帳も、それから地方兒童福祉委員會に要する費用、そのほかの費用は都道府縣の負擔としておりますが、この費用の關係で、しかもこれが前質問者のお話にもありましたように、そのほかにも、附近に助産施設がない等やむを得ない事由があるときはこの限りでない、そういうふうなことがありまして、まあしてもしなくてもよい
こういうふうな面から、一般の子供の福祉の増進ということを強く取上げていかれるように、今後兒童福祉委員會のあるいは兒童委というものに期待をかけているのであります。施設としてもやはり一般の兒童というものにつきまして、たとえば先ほどからお話のありました助産施設でありますとか、あるいは乳兒院あるいはまた保育所の問題、こういうふうな施設としても取上げておるのであります。
その最低基準につきましては、やはり福祉委員會等に專門の方々のお集まりを願いまして、それによりまして實情によく即した、實行のできるような方法で、できるだけ基準をきめていきたいと考えております。
しかし健全な玩具、讀み物その他につきましては、今山崎委員から御指摘になりましたように、この兒童福祉委員會等におきましても、專門の方々がいろいろ御研究をしていただいて、これの助長等について、委員會としていろいろ協力していただくということを、實は期待しておるのであります。
たとえば施設等の問題にいたしましても、この法律によつて設定されます福祉委員會において最低基準を定めまして、それによつてあるいはいろいろな經費を算定してようという建前をとつております。なお年度の途中でありました關係上、大體におきまして法律全體の全面的に動きますのは二十三年度からであると考えているのであります。
先ほどお話申し上げましたように、大體兒童相談所、兒童福祉委員會、兒童委員の主として第一章第二章關係の規定の法律を本年度において施行いたしたいという考えをもつておるのでありまして、各施設に對しまする最低基準に基く一連の關係の規定は、これは新年度からというふうに考えておるのであります。各條文につきまして正確なるものは法制局とも今相談いたしておりますから、いずれお知せいたしたいと思います。
○山崎(道)委員 次に第二節の兒童福祉委員會でございますが、その構成はいかなる方法によられるのでありましようか。これを見ますと、「中央兒童福祉委員會は、厚生大臣の地方兒童福祉委員會は、都道府縣知事の管理に屬する。」ということになつておりますが、この選任の方法等はどういうふうになつておりますか。それをお伺いいたします。
先ほどお話になりましたようなこの問題について、厚生省としまして、できるだけ深く關係をもたねばならぬということは、まつたく同感であるのでありまして、たとえばこの法案におきましても第八條の福祉委員會の規定の末項におきまして、兒童福祉委員會は、關係行政廳に對して、所屬職員の出席説明あるいは資料の提出を求めることができるというふうな規定を特に入れてありますのも、實はおもに乳幼兒、妊産婦等の物資の問題、これらの
第二は、兒童保護の機關を整備せんとする點でありまして、兒童福祉委員會を設けて兒童問題全般の強力な推進力とし、また有給あるいは名譽職の多數の兒童委員の活動によりまして、個個の兒童問題を具體的に解決し、また兒童相談所を設けて兒童につき科學的な措置や相談指導を行わんとするものであります。 第三は、妊産婦及び乳幼兒に關し保健指導、妊娠の届出、母子手帳の制度を整備強化したのでございます。