2004-05-12 第159回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号
しかし、一九八〇年代以降、福祉国家路線の行き詰まり、社会主義の崩壊といった歴史的展開を受け、政府の過剰な介入を避け、市場経済の力を十分に発揮させなければ日本も成長していけないということは、動かしがたい流れになっているのではないでしょうか。中国経済でさえ自由化、市場化によって大きく躍進している時代です。日本の憲法の検討も、こうした経済の実態を十分に取り込んで進めていただきたいと希望します。
しかし、一九八〇年代以降、福祉国家路線の行き詰まり、社会主義の崩壊といった歴史的展開を受け、政府の過剰な介入を避け、市場経済の力を十分に発揮させなければ日本も成長していけないということは、動かしがたい流れになっているのではないでしょうか。中国経済でさえ自由化、市場化によって大きく躍進している時代です。日本の憲法の検討も、こうした経済の実態を十分に取り込んで進めていただきたいと希望します。
そして、それがたまたま一九六〇年代の参加デモクラシーのあらしとそして五〇年代、六〇年代から始まった福祉国家路線という、それが女性の社会参画を促進するような職場がふえたということですね、地方自治体で。ということで、それがたまたま経済的自立をやりたいというムードと政治的な意思決定の自立というものが非常に波長が合ったというだけだと思うんです。
その裏づけをさせるかさせないかが、今度安定成長路線に持っていくか、私どもで言うならば、福祉国家路線に持っていくかどうかということだと思うのです。いかがですか。