1981-01-28 第94回国会 衆議院 本会議 第3号
いまの世の中では、冷害で自家用の飯米すらとれず一家を挙げて出かせぎをしている農民、物価高で家計をぎりぎりまで切り詰めなければならない勤労者の家庭、電気料金五割アップで大打撃を受け、さらに法人税からライトバンまでの重税で頭を痛めている中小企業や商店経営の方々、国際障害者年だというのに福祉切り下げ政策のしわ寄せを受けているハンディを持つ人々、そして会社の減量経営でちまたにほうり出されたまま途方に暮れている
いまの世の中では、冷害で自家用の飯米すらとれず一家を挙げて出かせぎをしている農民、物価高で家計をぎりぎりまで切り詰めなければならない勤労者の家庭、電気料金五割アップで大打撃を受け、さらに法人税からライトバンまでの重税で頭を痛めている中小企業や商店経営の方々、国際障害者年だというのに福祉切り下げ政策のしわ寄せを受けているハンディを持つ人々、そして会社の減量経営でちまたにほうり出されたまま途方に暮れている
公共料金値上げによる国民の負担増に加えて、福祉切り下げ政策による各種年金類の負担増、所得税の実質増を合わせますと一本年度の国民負担は四兆二千六十二億円の増、国民一人当たりにして三万五千六百十六円に及ぶのであります。これはまさに反国民的と言わなければなりません。 反対理由の第二は、軍事費であります。