1988-12-21 第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第16号
首相は、福田正社長がこういう説明を新潟でしたことを御存じなくて、十五日、十六日、約定書、口座を見た、青木氏が保管していると、こう言ってしまった。おかしいでしょう。新潟の福田正さんが持っていつも随時ポケットマネーとして使っていると言うんですから、その通帳が東京にあって青木さんが保管していて、首相が見るはずないじゃありませんか。どうやって見たんですか。これはもう完全に矛盾している。
首相は、福田正社長がこういう説明を新潟でしたことを御存じなくて、十五日、十六日、約定書、口座を見た、青木氏が保管していると、こう言ってしまった。おかしいでしょう。新潟の福田正さんが持っていつも随時ポケットマネーとして使っていると言うんですから、その通帳が東京にあって青木さんが保管していて、首相が見るはずないじゃありませんか。どうやって見たんですか。これはもう完全に矛盾している。
福田正社長はお婿さんの小沢さんと大変仲がいい、上京するたんびにあなたの家に泊まられるということを聞きました。それで福田正社長は当然の商行為をしただけだと言われた。そうしますと、今までの話をもし信ずるとして、青木伊平氏から取り次がれた、当然の商行為で竹下事務所で一万株したと。
○政府委員(小沢一郎君) 仲がいいかどうかはそれはわかりませんけれども、人それぞれ見ていただいて判断してもらう以外ありませんが、いまだかつて福田正の娘をもらってから福田正社長は私の家に一度も泊まったことはありません。
というのは、福田正社長は十日午前十時半の記者会見で、十一月初めこの株を売って売却高は五千二百万円、こう説明した。ところが福田正さんは、いきなり仕込んだ話なので事実と狂ってきちゃう。あの株が登録された日、十月三十一日、この日は安値五千二百七十円、四千六十円の三割増しの値がついたんです。この日に出来高二百九万株です。翌日が十一月一日です。高値五千四百二十円、安値五千四百円。
そうなってくると、中曽根前首相の筑比地秘書官、上和田秘書官、太田秘書に対する二万九千株も、竹下首相の青木秘書への二千株、それから、当初リクルートは竹下幹事長あてで一万株持ってきて、青木秘書が、幹事長だからというので避けて首相の御親戚の福田組の福田正社長に取り次いだ一万株、合わせて一万二千株も、リクルートにとっては、中曽根周辺への二万九千株、竹下周辺、主な対象はあなたです、一万二千株だということになると