1949-04-15 第5回国会 参議院 本会議 第14号
宮城刑務所相馬支所復活に関する請願第九十七号は、福島縣相馬郡中村町にあつた宮城刑務所の相馬支所が廃止せられてから、中村地区警察署の留置場が代用監獄に指定され、附近五警察より送致される被疑者が常時十名乃至二十名に達しているが、刑務所看守の配置なきために、同署管下の十二名の駐在巡査が看守勤務並びに被疑者の護送勤務に從事しているため、駐在巡査の不在が多く、管内町村の治安は多大の不安にさらされており、又留置場
宮城刑務所相馬支所復活に関する請願第九十七号は、福島縣相馬郡中村町にあつた宮城刑務所の相馬支所が廃止せられてから、中村地区警察署の留置場が代用監獄に指定され、附近五警察より送致される被疑者が常時十名乃至二十名に達しているが、刑務所看守の配置なきために、同署管下の十二名の駐在巡査が看守勤務並びに被疑者の護送勤務に從事しているため、駐在巡査の不在が多く、管内町村の治安は多大の不安にさらされており、又留置場
請願者は福島縣相馬郡中村町長三田四郎外二十三名でございまして、宮城刑務所相馬支所廃止以來、中村地区警察署の留置場は、附近の五警察署より送致せられる被疑者が常時十名乃至二十名の多きに達しているが、刑務所看守の配置がないため累増する兇惡犯罪に対する地元民の不安は極めて大きいから、警備上及び人権擁護の見地からして、速かに施設の整備せられた相馬刑務所支所を復活せられたいとの請願でございます。
その次は、福島縣相馬郡中村町に刑務支所を復活設置の請願についてお答え申上げます。本件についてはこの請願の趣旨は当局といたしましても十分了承いたすところでありまして、國家財政の面に制約せられ早急に実現は困難であると思いまするが、成るべく御要望の御趣旨に副うようにいたしたいと存じておるのであります。以上お答え申上げます。
佐々木四郎君 福島縣相馬郡金房村大字小谷、四十七歳、会社員、永徳丸。 新川清君 杉並区上高井戸三ノ七六六、二十五歳、元一等兵、惠山丸。 土木信胤君 大田区池上町八八四、二十五歳、元一等兵、惠山丸。 國井誠一君 神奈川縣横浜市南区中島町一丁目十二番地、二十六歳。 越川弘司君 栃木縣芳賀郡山前大字西田井二ノ一五二、三十七歳、英彦丸。
第一、魚の統制撤廢に關する陳情書、福島縣相馬郡中村町加藤吉太郎君提出のものは、文書表第一三號に記載してあるものでありまして、その内容は文書表によつてすでに御承知のことと存じます。これは政府の意見を特に求めるまでもなく、今までの本委員會において發表濟みでありますから、これを省略いたしたいと思います。
本港は福島縣相馬國原町大字下澁佐海岸にありまして當海岸新田川の流入する河口を改修して船溜を作ることを希望して居るのでありまして、昭和二十三年度において國庫から相當額の補助金を交付せられたいのであります。
一 魚の統制撤廢に關する陳情書(福島縣相馬郡加藤吉太郎提出) 五 魚價引上等に關する陳情書(佐賀縣水産會福會長原口熊一)(第一三三號) 六 生鮮魚介の配給促進に關する陳情書(神戸商工會議所會頭菊池吉藏)(第一七四號) 八 魚價引上竝びに統制撤廢に關する陳情書(西日本水産協議會福岡縣水産業會長理事田村延一外八名)(第二七九號) この四件を議題に供します。
魚の自由販賣に關する陳情、これは福島縣相馬郡中村町の佐藤五郎氏外二百三名の陳情であります。その要旨は随分長くありますが、これを縮めて申しますると、理由は賣買共に競争をするから消費者に對するサービスがよくなるとか、第二が漁獲高が正確には分らんから統制配給は困難である。或いは魚の味は季節によつて差があるから値段も差を付けなければならん。二三の價格差によつて公定するのは統制を破る因である。
次に漁村、福島縣相馬郡の濱通りの青年層の輿論では、廢止反對者が九九%の實情であります。婦人及び壮年、壮年層に至つては、全面的に反対意見を有しておるのであります。これらを總合してみますと、宮城縣、福島縣、ひいては東北一般の農村地方において、その九割九分までが反對の意見を有しておるのであります。