1970-05-12 第63回国会 衆議院 法務委員会 第25号
それでお聞きしたいのでありますが、国会でも盛んに問題になりました藤原弘達氏の「創価学会を斬る」の場合、それから内藤国夫氏の「公明党の素顔」の場合、それから植村左内氏の「これが創価学会だ」の場合、それから福島泰照氏の「日蓮正宗 創価学会・公明党の破滅」「現代のさまよえる魂」「創価学会・公明党の解明」の三冊の著書の場合、それぞれについて、一体人権擁護局はどういう事態だというふうに把握をしておるかということについて
それでお聞きしたいのでありますが、国会でも盛んに問題になりました藤原弘達氏の「創価学会を斬る」の場合、それから内藤国夫氏の「公明党の素顔」の場合、それから植村左内氏の「これが創価学会だ」の場合、それから福島泰照氏の「日蓮正宗 創価学会・公明党の破滅」「現代のさまよえる魂」「創価学会・公明党の解明」の三冊の著書の場合、それぞれについて、一体人権擁護局はどういう事態だというふうに把握をしておるかということについて
たとえば、事件にいたしましても、藤原弘達氏の著書の問題、内藤国夫氏の著書の問題植村左内氏の著書の問題、福島泰照氏の著書の問題あるいはそのほかにももちろんございますし、それからその広がりにおきましても、出版界、それから小売り店、取り次ぎ店、その出版に関係するすべての全国的な分野に及んでおります。一冊の問題にとどまらない、非常に広範な問題であります。
藤原弘達君、内藤国夫君、「しなの出版」の社長、日本出版取次協会の代表者、日新報道出版部の代表者、潮出版社の代表者、田中角栄君、竹入義勝君、エール出版社の代表者、植村左内君、福島泰照君、池田大作会長、以上証人として呼んでいただきますように委員長にお取り計らいを願いたいと思うのです。いかがですか。
残念ながら竹入公明党委員長、田中自民党幹事長、池田創価学会会長は出席をいただけませんでしたけれども、被害を受けたという当事者の方はテープで参加をされた内藤国夫氏をはじめ、藤原弘達氏、それから福島泰照氏、植村左内氏その他出版社関係の方々に来ていただきまして、この事態の当事者としての発言を詳しく伺うことができました。
昨日も西宮委員から幾つかの点が指摘されましたけれども、私が証人として喚問を求めました福島泰照氏の場合などは、さらにひどい妨害を受けております。そのときに証言された内容を簡単に御紹介しますと、この福島さんという人は、実は三べんも被害を受けているわけです。西日本新聞社の論説委員で、本名は隈部大蔵さんという方でありますけれども、ペンネームでいろいろ宗教批判をやられていた。
それから、ただいまの福島泰照氏の本の場合には、北條浩公明党の当時の副委員長が主要な役割りを演じておられる。そしてまた内藤国夫氏の著書の場合にも、内藤国夫氏の著書のゲラを手に入れて、その書きかえを求められたのが竹入委員長であり、北條浩副委員長であったことは、これまたすでに紹介をされているところであります。
それから福島泰照氏、これは昨日の分科会でもお話しいたしましたように、西日本新聞の東京支社論説委員で隈部大蔵という人でありますが、この人については最初の「日蓮正宗・創価学会・公明党の破滅」という本を出そうとしていたときに、出版社に正体不明の者から、暴力団を向けるぞという話があった。実際に身辺につきまとうようになって、そこの社長は恐怖症になってしまったということであります。
被害者の藤原弘達、それから植村左内、福島泰照、これはペンネームですが、その三人の著者の話、それから出版社の話等、非常によく実態が出ておりましたけれども、それを聞きまして、ますますもってこれは人権問題でもあり、かつまた刑事問題としても大きな組織的なものではないか。したがって、公明党の問題だ、政党間の問題だというふうに捨てておくべきものではない。
この人は福島泰照あるいは隅田洋、こういう名前で出版をしておられる方であります。この名前を、ペンネームを使わなければ出版をすることができなかった。いまやっと本名をあかすことができるということはたいへんうれしいことだというふうにこの集会で訴えられたのでありますが、この人の最初の出版はこの本でありまして、「日蓮正宗・創価学会・公明党の破滅」という本であります。
内藤国夫著「公明党の素顔」、植村左内著「これが創価学会だ」、福島泰照著「創価学会・公明党の解明」、大戸惺著「宗教の本質」等の出版物に対する創価学会員、潮出版社員、公明党議員等の、社会の注目を引いている重大な出版妨害の事件について、人権侵犯事件処理規程に基づいて調査はいまだしておらないということは、きわめて遺憾なことでございまして、ひとり、いわゆる藤原弘達氏のごとき著名の人物だから問題になっただけで、
それからさらに、四十四年の十一月には、福島泰照氏が執筆をした展望社から出されました「創価学会…公明党の解明」という本が出版されました。この出版社もいままで大手の取り次ぎ店で幾らも本を扱ってもらっている出版社であります。ところが、この本に関しては一切取り次ぎを拒否された、こういう事実があります。 さらに、先ほど申し上げました。
さらに、問題は、単にこの「創価学会を斬る」という藤原氏の書物一冊ではありませんから、私が先ほどあげました「公明党の素顔」の著者である内藤国夫氏及びエール出版社の代表、それから「これが創価学会だ」の著者である植村左内氏、「創価学会…公明党の解明」の著者であり、被害を訴えている福島泰照氏、これらの人々を証人として喚問することを求めたい。よろしく委員長のお取り扱いをお願いいたします。
「公明党の素顔」の著者内藤国夫氏、「これが創価学会だ」の著者植村左内氏、「創価学会・公明党の解明」の著者福島泰照氏をはじめ、多数の人々がその被害を訴えております。特に内藤国夫氏の場合には、昨年三月に竹入委員長に直接呼び出され、大幅な原稿の書き直しを要求されたと証言しております。