1993-10-27 第128回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
一九八二年の二月十七日の法廷、民事の方でございますが、創価学会の元顧問弁護士の山崎氏が、一九七〇年の大石寺での創価学会学生部の夏季講習会で神崎検事、福島検事らに盗聴事件の後始末を相談したところ、福島検事は、知らんぷりをしていれば大丈夫だ、こう言い、他の検事、つまりあなたも含めてということですが、同調した、こういう証言をしている。このことの事実については御案内でしょうか。
一九八二年の二月十七日の法廷、民事の方でございますが、創価学会の元顧問弁護士の山崎氏が、一九七〇年の大石寺での創価学会学生部の夏季講習会で神崎検事、福島検事らに盗聴事件の後始末を相談したところ、福島検事は、知らんぷりをしていれば大丈夫だ、こう言い、他の検事、つまりあなたも含めてということですが、同調した、こういう証言をしている。このことの事実については御案内でしょうか。
この講習会に参加していた学会員の神崎武法検事、福島啓充検事ともう一人の検事と相談したところ、福島検事は、知らんぷりしていれば大丈夫だと言い、ほかの二人の検事も同調した。」こういうように言われているわけであります。 これは実にけしからぬことであると言わなければなりません。刑訴の二百三十九条の二項でも「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪歩あると思料するときは、告発をしなければならない。」
ところが、こういう相談をしたということは、民事法廷における宣誓証言で非常にはっきりしているだけでなく、その民事の法廷でいろいろの人が認めているのですが、同じ表現の中で、こういう事件のもみ消しについて相談をして、知らんぷりしておれ、動かないのが一番いいと言っただけでなしに、この神崎検事、福島検事らは口々に「ボスも大変だなあ。おれたちは検事をのんびりやっていて、ボスに申しわけないなあ。」
今の福島検事、当時三十五年に調べられたときには最高検の公安部検事です。裁判所の疑問に答えて言うには、「私の記憶にありますあらすじは、とにかく隠匿したなどと言われたのでは心外だ、何も隠匿しておるわけではないではないか、正式に領置して検察庁に保管しており、正式な手続で検察庁に保管されておるもので、ただ返していないというだけで隠匿と言われて吾々としても迷惑だ。
○証人(岡崎格君) これは私の特捜部長になる前のことに属しますが、当時の係の検事に確かめたところによりますと、昨年の十二月初め頃に警視庁の松本二課長から当時の部長の福島検事に対しまして、佐藤昇が吉村商店から繊維製品のノイルというものですが、これを価格にして約三十数万円、このノイルを詐取したという事実が発覚したので、佐藤を逮捕したいという相談があつたのです。