2015-09-03 第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
○福山大臣政務官 原子力災害時に実効性のある対策を行うためには、国と関係機関が連携し、地域防災計画、避難計画を充実強化することが重要でございます。 このため、本年三月末に災害対策基本法に基づく国の防災基本計画を改定し、地域防災計画、避難計画の策定において国と自治体の連携強化を明確に位置づけました。
○福山大臣政務官 原子力災害時に実効性のある対策を行うためには、国と関係機関が連携し、地域防災計画、避難計画を充実強化することが重要でございます。 このため、本年三月末に災害対策基本法に基づく国の防災基本計画を改定し、地域防災計画、避難計画の策定において国と自治体の連携強化を明確に位置づけました。
○福山大臣政務官 原子力防災対策の充実は、住民の方々の安全、安心を高めるためにも重要であると認識をしております。 そのため、地域原子力防災協議会での議論を踏まえ、道路や港湾など、避難経路の多重化整備を進めております。例えば、委員の地元の福井県においては、国の交付金などを利用し、原子力災害制圧道路として一般県道赤礁崎公園線などの整備を行っております。
○福山大臣政務官 今お話ございましたように、五キロ圏内、そしてさらに五キロから十キロ圏内、いろいろな形でお話をされておりますけれども、今議員おっしゃいました施設、会議室あるいはそういういろいろな部屋ですね、いわゆる仮の形としてという表現もございましたけれども、今現在、先ほど平井統括官の方から御答弁ありましたように、そういう施設については、我々、地域の方と相談いたしまして数字を出しております。
○福山大臣政務官 東日本大震災の際、岩手県と宮城県では、複数市町から地方自治法上の事務委託を受け、迅速に処理を行うなどの観点から一定の処理ブロックを設定し、この処理ブロックごとに、公募型プロポーザル方式により、災害廃棄物の処理に関する業務を一括して発注しました。 その結果、ゼネコンを中心とする共同企業体、いわゆるJVがこれを受注し、処理を実施いたしました。
○福山大臣政務官 今般の法改正は、東日本大震災によって生じた災害廃棄物の処理が、福島県の一部地域を除き昨年三月末までに完了したことから、その経験、知見に基づき、制度的な視点から今後必要となる対応について検討を行ってきたことを受けたものでございます。 他方、東京電力福島第一原子力発電所の事故によって生じた放射性物質により汚染された廃棄物は、いまだ処理の途上にあります。
○福山大臣政務官 例えば、先ほどの話の続きでございますけれども、先生御存じのとおり、カウンターパート方式ということで、関西広域連合の中で、そのとき、徳島県は兵庫と鳥取で、三県で宮城県の方に救済に当たりました。 やはり今先生が言われたように、まさにそういうことだと思います。
○福山大臣政務官 大規模災害時に災害廃棄物の処理を円滑かつ迅速に行うためには、処理施設そのものの災害対応能力の強化が図られる必要がございます。 また、施設そのものの耐震化はもちろんのこと、例えば、大規模災害が発生しても一定期間で災害廃棄物の処理が完了するよう、広域圏ごとに一定限度の余裕を持った施設の能力を確保することが重要でございます。
○福山大臣政務官 災害廃棄物の迅速な処理に資するため、仮設の廃棄物処理施設を速やかに設置し、また、既存の施設の活用を図るとの観点から、次の二つの特例を新たに策定いたしました。 一つ目は、市町村または市町村から災害廃棄物の処分の委託を受けた者が設置する仮設などの廃棄物処理施設の設置について、手続を簡素化いたしました。
○福山大臣政務官 災害発生後に環境大臣が策定する処理指針においては、その災害により生じた廃棄物についての要処理量の試算結果、被災地域の特性を踏まえた廃棄物の種類別の具体的な処理方法、特例的な措置、財政措置の方針、これらを踏まえた処理スケジュールなどを盛り込む予定でございます。
○福山大臣政務官 指定廃棄物の処理に当たりましては、地元の方々の御理解を得ることがまず第一番でございます。このため、千葉県における詳細調査候補地の選定経緯や施設の必要性、安全性について丁寧に御説明をしてまいりたいと思っております。 先ほど来先生の方からお話のありました千葉市議会の全員協議会に私も参加をいたしておりました。
○福山大臣政務官 先ほど来お話ししておりますように、私もこの問題、特に全員協議会に参加もさせていただきまして、いろいろ記者会見もさせていただきました。
○福山大臣政務官 先ほどお話しさせていただきましたけれども、私どもといたしましては、住民の皆様、そして、今度もまた実は全員協議会を六月の二日に予定しておりますけれども、議会の皆様に対しても、できるだけ、新聞等に出ておる、そういうこと等について御説明を十分させていただきたい。そして、御理解をいただけるように最大限の努力を払ってまいるつもりでおります。
○福山大臣政務官 内閣府大臣政務官として御答弁をさせていただきます。 ただいまの御質問でございますけれども、原子力発電所が所在する地域における地域防災計画は、平成二十七年四月現在で、対象となる二十一道府県全てにおいて策定済みでございます。また、百三十五市町村のうち、百二十七市町村において策定済みでございます。 避難計画については、百三十五市町村のうち、現在、八十六市町村が策定済みでございます。
○福山大臣政務官 今先生が、オフサイトセンターの建てかえはいつまでかということでございますけれども、福島の事故の教訓を踏まえ、オフサイトセンターは、原子力発電所から五ないし三十キロメートルに立地するように改めました。
○福山大臣政務官 ただいま議員の御説明ということで答弁に立ちますけれども、先般、二十日に千葉市議会全員協議会を開いていただきまして、いろいろ御質問もいただく中で一回目の御説明をさせていただいた次第でございます。 今、田嶋先生が御質問された件でございますけれども、これまでの千葉県の市町村長会議において、県内に複数箇所設置するとの御意見も確かにいただいております。
○福山大臣政務官 ただいま篠原委員さんの方から質問が出ましたけれども、私も、うなずくところがたくさんございました。 御指摘のとおり、家庭からの水銀体温計などの退蔵品については、今後、水銀の使用規制を強化していく中で、相対的にリスク管理の重要度が増すと考えられることから、集中的に分別回収を促進していく必要があると考えております。
○福山大臣政務官 ただいまの御質問でございますけれども、我が国における水銀廃棄物の処理については、廃棄物処理法に基づき対応することといたしております。 具体的には、廃金属水銀の埋立処分に当たっては、硫化により硫化水銀の状態にした上で固型化することの義務づけを検討しております。
○福山大臣政務官 先ほどから申し上げておりますように、詳細調査の実施に当たっては、地元の方々の御理解を得られるように、我々としては、その候補地の選定経緯や、施設の必要性、安全性などについて丁寧な説明を行うことが必要と思います。こうした努力をせずに詳細調査を行うつもりはなく、地元の方々の御理解を得られるように、しっかりと努力をしてまいります。 以上でございます。
○福山大臣政務官 それは、先ほどから申し上げておるように、地元千葉市、そして千葉県民の皆様、いろいろな状況を鑑みて、そして、何よりもその所在地の皆様とか議会の皆様、地元住民の皆様の御理解を得られるように、我々としては、ここまで至った経緯をしっかりと説明して、それで御理解いただけるように精いっぱいの努力を重ねて、今後とも説明に参りたいと思っております。 よろしくお願いします。
○福山大臣政務官 それについては、今後、それぞれの形の中で協議を進めさせていく、どういう形が一番適切なのかという方法も含めて、さらに勉強を重ねて説明してまいりたい、かように思っております。
○福山大臣政務官 お答えいたします。 市町村が分別収集を行ったペットボトルなどの容器包装廃棄物については、特定事業者による再商品化が安定的に実施されることが重要でございます。 こうした観点から、容器包装リサイクル法に基づく基本方針において、市町村に対して、分別収集した容器包装廃棄物を指定法人に円滑に引き渡すことが必要である旨を示しているところでございます。
○福山大臣政務官 委員さんおっしゃるとおり、私が先ほど答弁いたしましたように、証憑のいろいろな形の中で、市町村の一割の事業をそこで精査することによりまして、残りの事業もそれによって応諾するというふうな形で進めております。
○福山大臣政務官 再生利用にしっかりと努めてまいりたいと思っております。
○福山大臣政務官 委員のお言葉をしっかり胸に秘めて、私どもは、福島の復興復旧なくして日本の再建はない、こういう思いをしっかり胸に抱いて頑張ってまいりたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
○福山大臣政務官 レジ袋削減対策は、誰しもがみずからの行動により直接的に行えるリデュースの取り組みであり、環境問題に関心を持っていなかった方にも取り組みを促すきっかけを提供する観点からも、重要な取り組みであると認識をいたしております。 レジ袋削減対策は、使い捨ての容器包装の削減に関する消費者の十分な理解、レジ袋の無料配布の中止などの小売事業者の取り組みの両方の観点が重要であります。
○福山大臣政務官 容器包装リサイクル法については、環境省の中央環境審議会と経済産業省の産業構造審議会の合同審議会で見直しの審議が進められております。 直近では昨年九月に開催されたところですが、容器包装リサイクル法は、市町村や事業者など、多様な関係者により運用されている制度であります。これまでの御審議を踏まえて、施策の方向性をお示しすべく、現在、議論の集約の検討にお時間をいただいております。
○福山大臣政務官 建設予定地の住民の皆様には、先祖伝来の土地を手放さなければならないなどのさまざまな思いがあると承知をしております。地権者を初めとする皆様に親身に寄り添って、丁寧な説明をしていくことが重要であると考えております。 昨年の十月には、大熊、双葉両町長より、地権者への丁寧な説明を行うよう、小里副大臣とともに要請を受けております。
○福山大臣政務官 環境大臣政務官及び原子力防災を担当する内閣府大臣政務官に再任いたしました福山守でございます。 主に、除染や廃棄物処理などの震災復興、廃棄物、リサイクル、原子力防災を担当いたします。 被災地では、いまだ多くの方が避難生活をされているという現実を私も重く受けとめ、復興に向けて、小里副大臣とともに、望月大臣をしっかり支えてまいります。
○福山大臣政務官 椎名委員の方から御質問いただきました。 私も、二日当日に、総理官邸の方に入っておりまして、副担当として、いろいろ、朝九時半から二時までやっておりました。小里副大臣が行かれた石川の方に行かれたということで、本当にいろいろお世話になりました。ありがとうございます。
○福山大臣政務官 ただいま椎名議員がおっしゃったような、特に石川の方は天候不良で大変厳しい状況の中の訓練になりまして、いろいろな点でちょっと変更点がございました。 そういう点で、先ほどおっしゃったとおり、テレビ会議の接続不備、あるいは先ほど申しました天候不良による自衛隊ヘリを活用した緊急輸送訓練の中止、及び海上保安庁船舶や漁船による海上避難訓練の中止、こういうものがございました。
○福山大臣政務官 ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。 輸送については、まず輸送基本計画を策定し、その後、関係機関と連携しつつ、具体的な輸送に向けた輸送実施計画を策定することとしております。 まずは、おおむね一年程度、比較的少量の除去土壌などのパイロット輸送を行うことで、本格的な輸送に向け、安全かつ確実な輸送を実施できることを確認していくこととしております。
○福山大臣政務官 「開始」の意味するところでございますが、「中間貯蔵開始後三十年以内」の「開始」とは、除去土壌などを中間貯蔵施設に搬入し、保管を始めることを意味しております。 具体的には、最初に除去土壌などを中間貯蔵施設に搬入した日を想定しております。 平成二十七年一月からの搬入の目標については、日程的には大変厳しく、今後、用地取得が円滑に進むかなどの課題もあります。
○福山大臣政務官 議員の質問にお答えいたします。 三十年以内に県外最終処分を完了することとしており、このために必要な措置を講ずることとしております。 以上でございます。
○福山大臣政務官 斉藤委員さんの御指摘のとおり、放射性廃棄物処理技術を有する民間会社や独立行政法人が存在することは承知をしております。 しかしながら、民間会社は、JESCOのような特殊会社に対する強い指揮監督権を国は有しておらず、国が求める期間、法人の業務として中間貯蔵事業が継続されることが法律などにより担保されておりません。
○福山大臣政務官 吉田委員の御質問に答えたいと思います。 現在、登記記録に記載されている所有者の戸籍簿や住民票などを取り寄せ、登記名義人が存命か否かを確認し、存命の場合は現住所の確認作業を進めているところでございます。権利者の方がお亡くなりになっていた場合には、さらにその相続人の方の戸籍簿などを取り寄せ、相続人を確定する作業を鋭意進めております。
○福山大臣政務官 ただいま石川委員の方から御質問いただきました、中間貯蔵施設の整備等を通じて、地域活性化、地方創生という側面があるのではないかということでございます。 中間貯蔵事業は、大規模な公共事業としての側面を持ち、同事業の実施により、御指摘のとおり、施設整備や輸送事業の実施に伴う新規雇用などの経済効果などが考えられます。
○福山大臣政務官 環境大臣政務官及び原子力防災を担当する内閣府大臣政務官を拝命いたしました福山守でございます。 主に、除染や災害廃棄物などの震災復興、廃棄物、リサイクル、原子力防災を担当いたします。小里副大臣とともに、望月大臣をしっかりと支えてまいりたいと思っております。 北川委員長を初め理事、委員各位の御指導、御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)