1985-03-07 第102回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
そして、この企業は、福光物産について言いますと、五十八年度の県の工事だけで――これは問題があるのは、県がその土しか県内ではないという真砂土を指定しておるわけです。ですから、これは県工事の中では真砂土を二割使っておる。市町村を入れるとどれだけになるかわからぬ。県議会の論議で一立米二千円と計算しても、ここで入っているものを五十八年で計算すると三億六千万円県工事で入れているわけです。
そして、この企業は、福光物産について言いますと、五十八年度の県の工事だけで――これは問題があるのは、県がその土しか県内ではないという真砂土を指定しておるわけです。ですから、これは県工事の中では真砂土を二割使っておる。市町村を入れるとどれだけになるかわからぬ。県議会の論議で一立米二千円と計算しても、ここで入っているものを五十八年で計算すると三億六千万円県工事で入れているわけです。
そのときは、まだ非常に小さい福光物産一つだったのですが、それがこの八年間に十三もの系列企業を持ち、さっきから申し上げるように、ヘリコプターを三機持つような、そういうような暴力団に大きく成長したわけですね。ですから私は、そのときの取り締まり、若干甘かったのじゃなかったかなという感じがします。
この宮地組というのは、資金源としては福光物産という会社があります。これを中核にして全体で十三の企業、いわゆる企業経営の中で資金を賄っている、こういうような団体であります。
○説明員(福原元一君) 本件につきましては、県警の方では三十三条違反ということで検挙、起訴をされたということでございますが、県の方の調査いたしました段階におきまして、実は、本件については福光物産がやってないと、丸勝建設というのが、これは福光物産のダミー会社でございますが、福光物産でなくて丸勝建設が、自分がやったということを言ってきたと。
○渡辺武君 この福光物産ですね、これは暴力団宮地組経営の採石会社だというふうに言われておりますけれども、宮地組とそれから福光物産との関係をどう見ていらっしゃるか。 また、宮地組のメンバーが、これまで逮捕された人が大分あるようですが、その実数と延べ人員。それから容疑の内容とその件数ですね、これをお聞かせいただきたいと思います。
○政府委員(小林朴君) 宮地グループと福光物産の関係というのは、これは福光物産というのは採石並びに土砂の製造販売をしている会社でございまして、福光物産の幹部社員の中には宮地組の者が数名入っておるというような関係で、佐賀県警では宮地組と福光物産とは相当関係の深いものであるというふうに考えておるようでございます。
○宮脇説明員 先刻来各省庁に御指摘の福光物産等にかかわります不動産侵奪事案、森林法並びに採石法違反事案、河川法違反事案等につきましては、現在、佐賀県警において鋭意捜査中でございます。 また、弁護士に対する暴行事件は、いろいろあれもございましたが、被疑者を検挙いたしまして罰金刑が確定をいたしております。
○水田委員 最後に、福光物産の会長である宮地忠美との関係で、昨年の六月に、アメリカで銃砲刀剣の密輸でつかまって強制送還されました篠崎勝政というのがおるのです。これは五十二年の六月につかまったときには、六十丁向こうで集めて持って帰ろうとしてつかまったわけですが、その前の年の十二月には、まだはっきりしないのですが、四十丁くらい持って帰ったのではないか。
これまでの宮地組並びに御指摘のこれと密接な関係にあります有限会社福光物産の関係者等に対する検挙状況を見ますと、六十九件、二十一名に達しております。これまでの主要検挙事例といたしまして、一つには、この福光物産の事実上の経営者であります宮地忠美らによる採石会社社長等に対する一連の暴力行為事件、五十年十二月九日に検挙。