2003-07-03 第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
○政府参考人(岩田喜美枝君) 神経芽細胞腫とは小児がんの一種でございまして、本来ですと神経細胞になるべき胎児期の細胞ががん化したものでございます。主な初期症状としては、腹部に腫瘍ができることなどでございます。
○政府参考人(岩田喜美枝君) 神経芽細胞腫とは小児がんの一種でございまして、本来ですと神経細胞になるべき胎児期の細胞ががん化したものでございます。主な初期症状としては、腹部に腫瘍ができることなどでございます。
○政府参考人(岩田喜美枝君) 神経芽細胞腫のマススクリーニング検査は、先ほど申し上げましたように、昭和五十九年度から実施をしておりますけれども、近年、その検査の有効性について国の内外で専門家の間でいろんな議論がなされるようになりました。
小児医療に関連いたしまして、神経芽細胞腫と、このマススクリーニング、この検査についてお伺いいたしたいと思いますが、昨年の五月に岩田局長にもお伺いしたんですけれども、まず改めて本日は心新たにその神経芽細胞腫について、このマススクリーニング事業の概要をまずお願いいたします。
○政府参考人(岩田喜美枝君) 神経芽細胞腫は、今、委員が言われましたように、小児がんの一種でございまして、本来は神経細胞になるべき胎児期の細胞、これを神経芽細胞と呼ぶんだそうですけれども、この細胞ががん化するという、こういう病気でございます。初期の主な症状は、腹部などに腫瘍ができると、こういうことでございます。
そこでですけれども、先日の新聞報道では、ドイツの研究者ですが、検診で神経芽細胞腫を見付けても死者は減らない上、受診者の一部は不要な手術などで死亡しているといった調査結果を発表いたしております。そして、厚生労働省では、検診の有効性について見直すことを決めたという内容でございますけれども、この点についての御答弁をお願いいたします。
次は、お許しをいただきまして、ちょっとテーマは変わるんですけれども、雇用のテーマから外れまして、小児がんの一種であります、せんだって大きく新聞に報道されましたが、神経芽細胞腫という難しい呼び方でございますが、乳児検診の在り方について御質問をさせていただきます。お許しいただきたいと思います。 神経芽細胞腫という病気について、まず政府参考人よりお願いいたします。
そこで、まず小児の問題でございますが、検診につきましては神経芽細胞腫をやっておられるわけでございますけれども、これだけではなく、白血病ですね、これにつきましても早期発見できる検診体制をぜひ充実していただきたいと思うのです。それで現在厚生省が実施されておりますさまざまな検査制度に白血病、大人と同じように集団検診などできないものかどうか、これが一つです。
○土井政府委員 まず白血病の問題でございますが、現在、子供につきましては御案内のとおり、神経芽細胞腫検査という集団検診を行っております。これは尿をとって検査を行うものでございますが、今お尋ねの白血病については医学的に見ましてなかなか集団検診になじまないのではないかというのが今日の専門的な見解というふうに伺っております。
最近でありますけれども、この検討が進められた中において、新しい小児がんの一種であります神経芽細胞腫、これが早期発見、早期治療ということで、六十年度から、尿によるマススクリーニングの対象の一つとして全国的に実施されるということについては大変評価をいたしておるわけであります。
もう一つ神経芽細胞腫という、これも厄介な小児がんの問題でございますが、その神経芽細胞腫の検査費というのが一億二千万円出ております。これは、赤ちゃんのおしっこをちょっと見るだけですぐにわかるという新しい方法を京都の研究者が開発いたしまして、既に十数県で試験的に実施して、八七%から九〇%弱はそれで発見できるというかなりユニークな方法でありまして、これを今度取り入れた。
それから、水野先生の方にお伺いするわけでございますが、がん対策、非常に重要だということで予算を重点的に使うということで、ことしはB型肝炎でありますとか神経芽細胞腫の対策で予算がついたのは非常にいい。
さらに、母子保健につきましては、妊婦・乳児健康診査の推進、神経芽細胞腫検査の実施等その充実を図ることといたしております。
小児がんであります神経芽細胞腫の検査等の新規事業を実施することにいたしております。 十二ページにまいりまして、健康づくり対策でございます。総額七十三億九千三百万円を計上いたしまして、幅広く健康づくりめ施策を推進することといたしております。 十二ページにまいりまして、がん対策でございます。総額で二百三十六億六千三百万円となっております。
心身障害発生予防対策を初めといたしまして各種対策を進めるために、総額百三十七億三千七百万円を計上してございますが、新規事項として、神経芽細胞腫検査技術者研修を行うとともに、小児慢性特定疾患治療研究費の対象に内分泌疾患の通院治療を加えることといたしております。 六ページは保育対策でございます。総額二千八百三十二億三千百万円を計上してございます。
たとえば肺がんとか膀胱がんとか大腸がんとか、子供にある神経芽細胞腫とか、こういうものの細胞の中からDNAを取ってきて、そのDNAを第三のネズミの細胞に入れて、ネズミの細胞をがんにするという手だてでできたがん細胞からヒトのがんを起こす遺伝子というものを取り出したわけです。これも組みかえDNA技術です。
一つは、私どものこの点についての助成でございますけれども、すでに五十二年、五十三年それから本年度の五十四年と、毎年約一千万円余りのこのための研究費をがん助成金の中で——主任研究員は筑波大学の小児科の沢口教授でございますが、この澤田さんもそれに入って、この神経芽細胞腫のマススクリーニングについての研究を続けていただいておりまして、かつ明年度も同じように研究費を交付して続けていただく予定にいたしております
先日、京都市の衛生局長にお会いをいたしましたときに、神経芽細胞腫の早期発見の検診について、京都市においては注目すべき成果を上げておるということを伺ったわけであります。これは御承知かと思いますが、京都府立医大の小児科の澤田助教授らの研究によりまして、尿の簡単な検査で発見できる。聞くところによりますと、八万人近く検診いたしまして、すでに四人発見しているわけであります。
○政府委員(穴山徳夫君) 種類といたしましては白血病、それからリンパ節のガン、それから脳腫瘍、神経芽細胞腫、それからじん臓のガン、骨のガン、肝臓のガン、目のガン、睾丸のガン、その他というような種類がございます。
○松下政府委員 現在小児ガンといわれておりますのは、いわゆる白血病を含んでおります小児の悪性腫瘍でございまして、病名といたしましては、白血病をはじめ神経芽細胞腫、ウイルムス腫瘍、網膜芽細胞腫、脳腫瘍、そういったような小児に発生いたします、あらゆる悪性新生物を網羅いたしまして、これを小児ガンと称しております。