1964-09-30 第46回国会 衆議院 法務委員会 第48号
三、裁判所、法務省関係庁舎の整備状況について このたびの視察調査におきまして、裁判所並びに法務省関係庁舎のうち、大阪高裁、同地裁、大阪高検、同地検、大阪地方法務局今宮出張所、神戸簡易裁判所交通部、いわゆる交通裁判所、神戸拘置所の七カ所を実地に視察しましたが、いずれも狭隘もしくは老朽化し、その設備は劣悪の状態にあり、新営その他何らかの措置をとる必要があるものと思われました。
三、裁判所、法務省関係庁舎の整備状況について このたびの視察調査におきまして、裁判所並びに法務省関係庁舎のうち、大阪高裁、同地裁、大阪高検、同地検、大阪地方法務局今宮出張所、神戸簡易裁判所交通部、いわゆる交通裁判所、神戸拘置所の七カ所を実地に視察しましたが、いずれも狭隘もしくは老朽化し、その設備は劣悪の状態にあり、新営その他何らかの措置をとる必要があるものと思われました。
次に、交通裁判の模様について申し上げますと、神戸簡易裁判所交通部は、兵庫県警察神戸市警察部木造庁舎二階にあり、警察、検察庁の各室が隣接して並び、多数の人々で混雑しており、八名の職員が年間四万三千件、一日約百五十件を処理し、一人の裁判官が機械的に認印している実情であり、また、大阪簡易裁判所交通即決部も、書類送付にベルト・コンベアを使用し、事務能率をはかってはおりますが、一日平均五百二十件を二人の裁判官