2010-11-27 第176回国会 参議院 本会議 第11号
中国漁船による巡視船への衝突映像は、十一月四日夜、インターネットに流出し、十一月十日には神戸海上保安部所属の海上保安官が自分が流出させたと名のり出ました。本来であれば、事件直後に映像を政府が公開し、中国漁船がいかに危険な衝突を繰り返したかを国民や諸外国に知らしめることが必要であり、それによって中国が数々の強硬な措置に出ることを防ぐことができたと信じます。
中国漁船による巡視船への衝突映像は、十一月四日夜、インターネットに流出し、十一月十日には神戸海上保安部所属の海上保安官が自分が流出させたと名のり出ました。本来であれば、事件直後に映像を政府が公開し、中国漁船がいかに危険な衝突を繰り返したかを国民や諸外国に知らしめることが必要であり、それによって中国が数々の強硬な措置に出ることを防ぐことができたと信じます。
中国漁船と巡視船衝突の映像がインターネットに流出した事件について、十一月十日、神戸海上保安部所属の海上保安官が自分が流出させたと名乗り出て、海上保安庁内部からの流出が明らかとなりました。
十一月十日午前九時ごろ、神戸海上保安部所属の四十三歳海上保安官が哨戒艇内で船長に対して、ビデオの流出は自分がやった、そういうふうに告白したと。その一報を鈴木海上保安庁長官は九時三十分ごろに第五管区海上保安本部長から携帯電話で受けて、これを九時四十分ごろ、馬淵国土交通大臣に報告した。
○政府参考人(城野功君) 海上保安官がビデオを流出されたとの報道についてでございますけれども、第五管区海上保安本部の神戸海上保安部所属の巡視艇「うらなみ」の乗組員が、十日午前九時ごろ、船内におきまして船長に対して自分が映像記録を流出させた旨申し述べたため、当時明石海峡付近において航路哨戒中であった当該巡視艇を神戸港に入港させ、その後、十二時過ぎから神戸第二地方合同庁舎内におきまして事情聴取を受けたと
さらに、昨日のことでございますが、第五管区保安本部の神戸海上保安部所属の巡視艇「うらなみ」の乗組員が、昨日、十日午前九時ごろ、同船内におきまして船長に対し、自分が映像記録を流出した旨申し述べたために、当時明石海峡付近において航路哨戒中でありました当該巡視艇を神戸港に入港させまして、その後、十二時過ぎから、神戸第二地方合同庁舎内におきまして事情聴取を受けたというのが事実関係でございます。
昨日午前九時ごろ、第五管区海上保安本部、神戸海上保安部所属の巡視艇「うらなみ」の乗組員が、明石海峡付近で航路哨戒中の同船内において、船長に対し、自分が映像記録を流出させた旨申し述べをいたしました。
私ども海上保安庁の第五管区海上保安本部神戸海上保安部所属の巡視艇乗組員が上司に対し、自分が映像記録を流出させた旨報告したということを聞きました。現在、神戸第二地方合同庁舎内において事情聴取を受けておるという報告を受けております。 詳細につきましては、現在捜査当局が捜査中の事案でありますので、説明は、申しわけありませんが、差し控えさせていただきたいと思います。 —————————————