1958-09-26 第29回国会 参議院 法務委員会 閉会後第3号
次に、交通裁判の模様について申し上げますと、神戸簡易裁判所交通部は、兵庫県警察神戸市警察部木造庁舎二階にあり、警察、検察庁の各室が隣接して並び、多数の人々で混雑しており、八名の職員が年間四万三千件、一日約百五十件を処理し、一人の裁判官が機械的に認印している実情であり、また、大阪簡易裁判所交通即決部も、書類送付にベルト・コンベアを使用し、事務能率をはかってはおりますが、一日平均五百二十件を二人の裁判官
次に、交通裁判の模様について申し上げますと、神戸簡易裁判所交通部は、兵庫県警察神戸市警察部木造庁舎二階にあり、警察、検察庁の各室が隣接して並び、多数の人々で混雑しており、八名の職員が年間四万三千件、一日約百五十件を処理し、一人の裁判官が機械的に認印している実情であり、また、大阪簡易裁判所交通即決部も、書類送付にベルト・コンベアを使用し、事務能率をはかってはおりますが、一日平均五百二十件を二人の裁判官
それからその次に、神戸の簡易裁判所の交通裁判所が、警察——兵庫県警察本部の神戸市警察部庁舎別館二階一室にある、このことは警察と裁判所との関係から申しまして妥当ではないじゃないか、こういうようなところがほかにもあるかというお問いでございました。
それで神戸市警はこれに解散を命令いたしましたが、これに応ぜぬ場合には実力による解散を企図しておつたのであります。午後三時頃には、学校に集結した鮮人は約九百名となり、三列縦隊のスクラムを組んで、解放歌を高唱し、手に手に棍棒を持つて表道路に出て行進を始めました。
朝鮮人の父兄や生徒が続々集合しておるというところの情報がありますし、更に又姫路地区、相生地区、大久保町の方面から神戸市に向つたというところの情報がありましたので、神戸市警察局は緊急事態に備えて、神戸地方検察庁、国家地方警察側とも連絡して警備体制を整えておつたのであります。
○大橋国務大臣 前回の神戸の際におきましても、早期から各地から集まりつつあるという情報を警察といたしましては入手いたしまして、国警におきましては、早朝から警察官に待機を命じておりましたし、また神戸市警察局といたしましても、午前十時過ぎごろには警察官に対して、待機命令を発して集結させておつたのであります。そうしてその後十二時前後に解散を命じたのでありますが、その後ああした状況になつたわけであります。
そこで市の警察官と衝突したということになつておりますので、入口とか、手すりなどを破壊する等の行為が出たために、遂に神戸市警で器物破毀、公務執行妨害というようなことで、十三名だけ檢束したという事実があります。おそらくはそのことでありましようが、それ以上は國警としては情報を得ておりません。
神戸事件のごとき、すでに久しい前から尼ヶ崎市においてその徴候があつたのであるから、もし尼ヶ崎警察長がこれに関する情報を神戸市警警察長に送つていさえしたならば、あんな事件は重大事になることを未前に防止し得たのであろうと言われておる。なお市町村警察長に対して、新たに治安維持のため必要な情報の報告義務を課せんとするのであります。
最後に、四月二十四日の騒擾事件を御報告申し上げますが、四月二十三日に、関係方面より右明渡し処分の経過の報告を求められましたので、神戸市警察長はその結果を報告して、さらに関係方面の應援方について意見を求めましたところ、関係方面の、本問題は日本警察独自の立場において解決すべきであるとの見解に從い、四月二十四日、さらにこれが対策を講ずるため、午前九時半、兵庫縣知事室に、左記人人が参集協議することになつたのであります