2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
右上の写真は、スーパーカミオカンデという、岐阜県神岡鉱山に設置されておりますニュートリノの観測施設です。東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山の坑内に五万トンの水をためるタンクを造りまして、その写真にありますオレンジ色のミカンのようなものがたくさん出ておりますけれども、それがニュートリノを捉えるセンサーです。
右上の写真は、スーパーカミオカンデという、岐阜県神岡鉱山に設置されておりますニュートリノの観測施設です。東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山の坑内に五万トンの水をためるタンクを造りまして、その写真にありますオレンジ色のミカンのようなものがたくさん出ておりますけれども、それがニュートリノを捉えるセンサーです。
僕はイタイイタイ病の発生源であった神岡鉱山の亜鉛電解工場の地下水汚染対策を二十年かけてやったんですけれども、まだいまだにきれいにならないので、ずっとくみ上げて処理しているんですよ。一回地下水が汚染されると、土以上に浄化は非常に難しいんです。そういうことを実感していますので、もともとおかしいと思っていたんですね。
私の経験を言わせていただいても、自由民主党の文教部会長でしたかね、文教部会長をさせていただいた平成三年からだったんだと思いますが、岐阜県の神岡町でしたかね、たしか、スーパーカミオカというのをやらせていただくことになりました、たしか百四億円だったんですが。
二日目は、岐阜県に移動し、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設を訪問いたしました。 同研究施設は、神岡鉱山内の地下千メートルに設置されたスーパーカミオカンデや重力波検出器を始めとする観測装置を用いて、究極のイノベーションとなる可能性を持つ素粒子や宇宙の物質についての研究を行っております。
実は私の選挙区の、神岡鉱山が昔あったところですが、ここは今はもう廃坑になっていまして、穴がずっと長い間あるんですけれども、これは今いろいろな民間企業の調査で非常にデータセンターに適しているところと。
神岡は、例のカミオカンデ、ノーベル物理学賞をおとりになったあの地でありまして、おっしゃるような地域性を持っているというふうに思うんです。
結局ほぼ四十年ぐらい掛かって、最近、三井金属の神岡の社長は朝日新聞に「私の視点」で書いていましたけど、結局四十年掛かって解決したと。そして、住民と企業が信頼関係ができたということで、結局、百億円の公害防止投資を事件が起こる前にやっておけば六百億円の被害は起こらなかったわけです。
だから、神岡鉱山、三井金属が土壌復元費用を、これは国の法律があって少し減額されていますけど、基本的には企業負担、人体被害の補償に農業被害の補償すべて、だから五百億円近い金額を企業は支払っているんです。
今、三井金属は先ほど言いました鉛の、自動車のバッテリーの日本最大のリサイクル工場になっているんです、神岡鉱山が。今、神岡鉱山は、鉱石は掘っていませんけど、自動車のバッテリーを回収して、それをまた鉛にして、自動車のバッテリーは非常にシンプルな製品でして、プラスチックの箱に鉛の電極が入っているだけです。あと硫酸が入っていまして、まあ硫酸は処理したらいいので、プラスチックと鉛はまた再利用できるんです。
富山県神通川流域で、神岡鉱山から流れ出たカドミウムによる汚染米が原因で骨に異常を来し、多くの住民が苦しみました。これが、公害病認定の第一号になり、後に、昭和四十六年、環境庁設置のきっかけになりました。
申しわけございません、神岡先生のお話、そのとおりだと受けとめて、しっかり頑張りたいと決意だけ申し上げて終わりたいと思います。
次に、神岡篤司公述人にお願いいたします。神岡篤司君。(発言する者あり)いやいや、違うんです、五十五分でもう……(発言する者あり)間違いありません。委員長の時間どおりですから、正確にやっていますから。(発言する者あり)いやいや、もう二十分ちゃんと時間過ぎていますから。(発言する者あり)大丈夫です。(発言する者あり) ちょっと失礼しました。もうちょっとありますので、精査いたしますので。
神岡鉄道というのが富山へこう走っている。これはもう徹底しました。おととしの十二月だったと思いますが、撤退をいたしました。 明知鉄道というのは、私も素人ですからどういう計算したらいいのか分からないですが、キロ・人員でいきますと大体一日六百五十人ぐらい、キロ・人員で。それから、単純に乗客一年分を割りますと、一日平均千百五十人ぐらいの乗客なんです、乗客。それで、平成十八年度はどうかと。
また、地方鉄道につきましては、平成十八年の四月に北海道のちほく高原鉄道が、平成十八年十二月には神岡鉄道が廃止されるなど、利用者の著しい減少による経営環境の悪化等を伴う交通事業者の不採算路線からの撤退や事業の廃止が続いているわけでございます。このほか、地方都市部においても、道路渋滞等によるバスの走行環境の悪化などによるサービスの低下も課題になっております。
大きく言えば、すべての情報をまた一つのところにバックアップするシステムをつくるべきじゃないかという議論もありまして、例えば神岡鉱山の下にそれを全部集約させろという議論もする方がおられまして、それも含めて検討はしておりますが、それはとりあえず先の検討でございまして、今時点は、各省庁においてきちっとしたバックアップ体制をこのような基準でとるべしということを指示して決定したところでございます。
例えば、すばる望遠鏡とか野辺山の宇宙電波観測所それから高エネルギー研究所のトリスタン以降のいろいろな施設、今では、ニュートリノ発射施設から神岡の観測所、さらに、エックス線天文衛星「ぎんが」、エックス線天文台と言われているものですね。
私、富山ですので、四十一号線から神岡へ行って高山へ行って、ノーベル街道という、田中耕一先生おられましたし、利根川先生おられましたし、小柴先生おられまして、こういうことで、非常にうれしかったと思いますし、天皇陛下御夫妻もせんだってカミオカンデ行かれました。おめでとうございました。
それで、私は、ノーベル賞を授与される前に、いや大変な装置だよというので、岐阜県の神岡に行ってみたんです。そうしたら、直径四、五十メーター、深さ六、七十メーターの水槽ができていまして、そこに水をたっぷり入れて、その周辺に、今小柴先生がおっしゃった、直径五十センチぐらいの巨大な増倍管というランプが一万一千百個ついているんですね。強烈なものでしたね。
御指摘のとおり、浜松ホトニクスという会社、昔は別の名前だったんですけれども、そこの社長さん、晝馬さんに大学に来ていただきまして、今考えている地下の神岡実験、これとちょうど競合する形のアメリカの実験が数倍の規模でアメリカで進行している、そのライバルと競争して惨めに負けないためには、どこか違ったねらいを出さなければならない。
○政府参考人(林幸秀君) 平成十六年度の概算要求におきましてニュートリノ関係の計画としましては二つ出ておりまして、一つ目としましては、つくば市に設置されました加速器から発射されるニュートリノを岐阜県の神岡町に設置されましたニュートリノ観測装置スーパーカミオカンデによって検出すると、こういったプロジェクト、これが一つ目でございます。
これは光学機械をつくっている会社ですけれども、今度ノーベル物理学賞を受賞した小柴先生の研究に対して、神岡で研究されたわけですけれども、光学機械をそこでつくられて、使っていただいた。
私は、三年前、神岡にございますカミオカンデに行ってまいりまして、チェレンコフ光が反応をする純水を間近に見させていただきました。そして、予算委員会でそのことを当時の小渕総理に質問をさせていただきまして、そういう過程でずっと知財の重要性というのが皆さんに認識され、このたび知財基本法あるいは内閣府に知財戦略本部が常設のものとして置かれると。
今、神岡の実験、百億あるいはそれ以上掛かったんじゃないかというお話ですが、神岡の実験には前のカミオカンデという実験とその後を引き継いだスーパーカミオカンデと二つございます。今働いているのはスーパーカミオカンデというやつで、それは百億余り掛かっております。
○参考人(小柴昌俊君) 私、別に誇張して言うわけではございませんけれども、あと三、四年、あるいは四、五年かもしれませんけれども、少なくとももう一つの物理学賞は神岡の実験から出ると思っております、ほかの、化学とかほかの分野のことは私、存じませんから。
それから、高山信金、神岡信金、私は全部調べられませんので、ぽんぽんと任意に選んで調べてみたんですが、結果的には、利益も減っておりますし、貸出金、預金などもそんなに改善をしているわけではありません。 こういう状況を見ますと、合併をすれば何か収益力が上がる、あるいは合併をしたら貸し出しがふえていく、こういうことにはならないのではないか。
○福山哲郎君 それでは、今ので神岡鉱山については水質の浄化措置命令が出ていないと。 では、この水質汚濁防止法の中で、九六年改正がされまして、水質の浄化措置命令ができるというふうに改正が行われたわけですが、九六年以降今年までこの地下水の水質浄化措置命令が出された件数は何件ですか。
現実に、先ほどから出てくる未然防止の話に少し移したいと思いますが、未然防止の話が出たときに、大気汚染防止法や水質汚濁防止法等で未然防止の仕組みがあるからこの土壌汚染対策に関しては未然防止は入れないでいいんだというような議論がこれ審議の中ずっと来たというふうに思うんですが、例えば、これ鉱山保安法にも関係するんですが、三井金属の神岡鉱山について、これ排水等でかなりの汚染が見受けられているにもかかわらず地下水汚染
○政府参考人(西尾哲茂君) 御指摘の神岡鉱山の地下水汚染につきましては昭和五十一年に判明したものでございまして、神岡鉱山の汚染した土中を地下水が通ってくる、それが電力の排水路、公共用水域内、電力の排水路にまず漏出するというような特異な流出形態の汚染であったと思います。 そのようなことでございましたが、そこは鉱山保安法に基づく指導等によりまして五十年代にいろいろな対策が基本的に講じられました。
私、イタイイタイ病の三井金属の神岡鉱山の問題をこの三十年ぐらいずっとやっているんですけれども、そのときも亜鉛電解工場の地下が土壌・地下水汚染されていまして、排水口から出るカドミウムよりもはるかに大量のカドミウムがその地下に、北陸電力の発電用水路は工場の下、地下十メートルを通っていまして、そこから流れていたわけです、これは裁判後分かったわけですけれども。
一つは、これは三井の神岡鉱山の例ですが、結局、対策としてどうしたかというと、一応、封じ込めも考えたんですけれども、地下に全部連続の壁を、コンクリートの壁を作るということも考えたんですけれども、ほとんど不可能なんですね、実際工場操業していますから。だから、実際にどうしたかといいますと、むしろ汚染された地下水を発電用水路から横にボーリング打ちまして、何本も打ちまして水を抜いたんです。
例えば、今の神岡鉱山から出ている排水のレベルは一ppbレベルまで落として流しているんですね。そこまで技術的にできるんですね。だから、現在の環境基準を排水基準ぐらいにして、環境基準は更にもう一けた下げるという、それぐらいが環境面から見て安全なレベルであると思っております。