2009-02-26 第171回国会 衆議院 総務委員会 第5号
私、余り祖父鳩山一郎が書いたものを詳しく読んだことはないんですけれども、ただ、あれはいろいろなところで話したり書いたりしたものをまとめた「私の信条」といった本だったか、古いぼろぼろの本があるんですが、それを読み返してみますと、行政改革という言葉ではないんですけれども、要するに、財政の規律というものは非常に大事だということが書いてある。
私、余り祖父鳩山一郎が書いたものを詳しく読んだことはないんですけれども、ただ、あれはいろいろなところで話したり書いたりしたものをまとめた「私の信条」といった本だったか、古いぼろぼろの本があるんですが、それを読み返してみますと、行政改革という言葉ではないんですけれども、要するに、財政の規律というものは非常に大事だということが書いてある。
○鳩山国務大臣 御党の幹事長様も同じだと思いますけれども、一九五六年に、祖父鳩山一郎が、ソ連との戦争状態を終わらせようという意味で、例えばシベリアに抑留されている方々がまだ帰ってこられない、戦争状態ですから、それを終結させるためにモスクワに行きまして、ブルガーニン首相、フルシチョフ第一書記等と話し合いをやって日ソ共同宣言を残したわけでございます。
私の祖父鳩山一郎は、政治は人柄でやるものだというのが祖父の遺言でございまして、内藤正光議員とお会いをすると、あなたの人柄というのは本当にすばらしいと思います。それは、私や私の兄よりははるかに立派な人柄だと思いますよ。私はそういった意味で心から尊敬をしているんです。 その最初の出会いは、内藤議員と一緒に足立区を歩くことでした。私はそのころ東京の議員を二十何年か続けておったと思うんです。
私の祖父鳩山一郎は、政治というのは基本的に弱い立場の人を守ればいいんだと、そのためには強い立場の人を、まあ強きをくじく必要がある場合もあるだろうというようなことを言っておって、それが友愛精神。したがって、民主党の幹事長も私も全くその同じ原則の下で政治をやっておるわけでございますから、そういう意味では先生も同じだと思いますので、一生懸命頑張りますので。
私の父が初めて参議院選挙に出るときに、政策の根本をつくるときに、じゃ、私に書かせてくれと言って、正直者がばかを見ない世の中をつくる、一人でも不幸な人がいたらそれは幸せな世の中ではないなんということを、祖父鳩山一郎の友愛思想に基づいて父の参議院の選挙に掲げさせてもらった。それが昭和四十八年、九年のころのことでございます。
私の祖父鳩山一郎は、大政翼賛政治に対する、まさに大政翼賛政治に対する対抗軸として、友愛の政治を唱えてきたのであります。小泉総理、刺客を放つなどといった恫喝で政治を治めてはなりません。政治は愛をもって治めるべきものであります。異なる意見を封じ込めることは自由主義の死につながるものであります。自由主義の真髄である人格の尊厳に目覚め、友愛精神を基調にすることによって初めて民主政治が成り立つのであります。
私の祖父鳩山一郎は、公職追放決定直後の演説の中で、自由主義は人格の尊厳が真髄であり、民主主義は友愛精神が基調であると述べています。今、日本に、殊に日本の政治に人格の尊厳を尊重する風土があるでしょうか。人格の尊厳なき自由主義がわがままで放らつな自分勝手な無責任国家をつくり上げ、自立と共生を調和させる友愛精神なき民主主義が依存心あふれる護送船団国家をつくり上げてしまったのであります。
が、四十年前、総理までさせていただいた私の祖父鳩山一郎は、友愛革命を唱え続けてまいりました。経済中心の時代から宇宙意識を持った心の時代を導いていくため、友愛精神をいま一度政治の舞台に上らせたいのであります。 友愛に最も肝要なことは、自己の尊厳を尊重することでございます。
私の祖父鳩山一郎はいつも演説会で、人権というものは生まれてから生じるのではなくて、母親の胎内にいるときから人権があるんだということをいつも演説しておった記録を時々読み返すことがあります。
私の祖父鳩山一郎は、第四十四代文部大臣、昭和六年、ちょうど六十年前であります。祖父が亡くなりましたのは私の十歳のときでありますが、祖父の自慢の話というのがありました。それは人権でした。世の中で一番大切なのは人権なんだぞと我々孫に言っていました。