1949-09-15 第5回国会 衆議院 建設委員会 第28号
もしそうであるならば、でき得べくんば近き將來実施に移されるであろう、また巨大な國費が投資されるであろう、しかもそれに民族の荒廃がかかつておるという大きな電源開発に対しましては、技術屋の持つ偏狭さ、すなわちわれわれが日本の電源開発を押さえて來たのだという小さな偏狭さを捨てて、祖國再建という大きな基盤に立つて、私は廣く経験者を求めることが政府の最良の道ではないか、日発の方々にもそういう意見を申すのでありますが
もしそうであるならば、でき得べくんば近き將來実施に移されるであろう、また巨大な國費が投資されるであろう、しかもそれに民族の荒廃がかかつておるという大きな電源開発に対しましては、技術屋の持つ偏狭さ、すなわちわれわれが日本の電源開発を押さえて來たのだという小さな偏狭さを捨てて、祖國再建という大きな基盤に立つて、私は廣く経験者を求めることが政府の最良の道ではないか、日発の方々にもそういう意見を申すのでありますが
治山治水、防災、災害復旧ということの必要と、これが公共事業費の増額については今さら私が申し述べるまでもないことでありますが、祖國再建、産業経済の再編成の途次、諸般の事情は、公共事業費の大幅増額の必要を認めながらも、これが根本的解決をはかり得ない現状に至つております。しかし本問題はすでに議論するまでもなく、極限にまで達しております。
今日の記名投票におきましては、尊敬すべき同僚議員諸君は、祖國再建の熱意に燃えておるところの全國農民の燃えるような注視の眞只中に立つてあなた達は記名投票をされる。よろしくあなた達の良識に訴えられて、まじめな行動をとられんことを切に願いたいのでございます。
長い打続く戰爭、戰災、敗戰の痛手で非常に傷いておりますこの幾千万の貧しい國民大衆の健康を保証し、そして困難な將來の祖國再建のために全國民に働いて頂くというために、どうしても日本の医療制度は保險診療が中心になり、営利を度外視して、良心的な診療が行われて行かなければならぬのであります。
現在の祖國再建途上における経済再建に重要な路線でありますので、重ねて申し上げますが、御調査の開始をお願いいたしたいと思います。御承知おきの通り、一部田島から荒海に至る地区までは、逐次開始せられつつありまして、この方面の測量は完了いたしておると思います。なお喜多方から日中線と申しまして、熱塩まで汽車が行つておりますが、米澤に抜ける線の測量をぜひお願いいたしたいと考えます。
もとよりわが民主自由党におきましては、常にかような現実に即しまして、最も進歩的な保守主義の立場に立つて、諸般の政策を行つて來たのでありますが、われわれはこの当面しておりまする現実の問題の中から建設的な政策を取上げ、これを促進いたしまして、祖國再建に貢献しなければならないと思うのであります。
○佐藤(重)委員 ことに経済九原則という鉄のわくのもとにわれわれ日本人は祖國再建の大業をなさなければならないのでありますが、体育と精神訓練と両方あわせ目的とした從來の武道も、この際有意義ではないかと思うのであります。一体こういうことは國の政治の方針できまるべきものであつて、何も武道家に聞かなくてもそこは何か案がありそうに思うのです。從來の柔道、劍道は一体どこが悪かつたのでしようか。
泡沫のような委員会の感じを絶対に排除して、われわれの委員会こそこの國会における最も美しい花を咲かせる委員会である、この引揚特別委員会において祖國再建の大きな基盤が養われるということを、衆議院がやつておるような立場と違つた意味で、もつと実質を持つて、もつと効果あらしめるような、とにかく國会議員としては最善を盡して、良心的にも一切恥じないような結末に持つて行きたいと思うのであります。
終戰後早くも四年になろうとしておりますが、祖國再建のための重要なる施策の中で、最も重要なるものの一つは教育であると申しても過言ではありません。なかんずく、祖國再建をになう現在の國民の間で行われる社会教育の重要性は、いまさら多くの言葉を用いる必要のないことと存じます。
この労働意欲を頭から刺激するような本案のごとき立法は、決して祖國再建のためではないという大きな観点に立つて、私は反対いたすのであります。
(拍手) われわれは、祖國再建の道は資本の蓄積を社会的資本の蓄積にこれを動員し、これを基幹産業を通じて社会化することによつて社会的な投資を行つて、その上に日本の現在の産業の復興を行つて行く政策のみがわれわれの眞実の政策であると信じておるものであります。
まさにスポーツこそは、國民をして平和的にして文化的なる祖國再建の氣力と体力とを振起させるものであり、ことに今日健全なる娯樂機関の乏しき現状におきまして、次代をになう青少年に対する教化育成の方策といてしまして最も適切有効なるものと言わなければなりません。さらにまた働く人々に対しまして明日の力を蓄えるべく同じく有効適切なる方策と言わなければならぬと確信いたします。
從つて、スポーツ精神が勤労大衆によつて打立てられるときに、勤労者によるところの生産能率が増進し、祖國再建の重大な基盤となることは、火を見るより明らかなのであります。 またスポーツは、若き人たちの將來を祝福し、その青年たちに希望を與えるものであります。
終戰後早くも四年になろうといたしておりますが、祖國再建のための重要なる施策の中で、最も重要なるものの一つは教育でありますことは勿論であります。なかんずく、祖國再建を担う現在の國民の間で行われる社会教育の重要性は、今更多くの言葉を用いる必要のないことと存じます。
祖國再建の道は、荒廃せる國土の復興と、狹隘なる國土の高度利用以外に求めがたいことは、私が申し上げるまでもないところであります。総合國土計画、建設行政の一元化という線に沿いまして、われわれ建設委員は、各省に分属、複雜多岐にわたつておりますところの建設行政を一元化し、総合的な國土省または公共事業省の設置に、引続き努力して参つたのであります。
(拍手、発言する者多し)今回の「政府の改正案は、過去三年のこれらの実績にかんがみまして、その欠陷を是正せんとして幾多の努力を拂われておりますことは、祖國再建のためにまことに喜びとするところでございまするが、以下四、五の点について労働大臣にお尋ねを申し上げたいと思うものでございます。(拍手)
われわれは、これら同胞並びに日系市民の好意を深く感謝し、彼らの激励に対しても祖國再建に挺身しなければならぬことを一層痛切に感ずるものであります。 右の理由によつて本決議案を提出した次第でありますが、その本文を読みあげます。
○松本(一)委員 先日しさいに質疑いたしまして、かつ御答弁もいたただいておりますので、今日は遠慮しようと思つていたのですが、祖國再建、完全独立のためには、なるべく早く自立経済の確立を必要とする。幸い政府は昭和二十八年ごろには完全なる自立経済の見通しを立てて計画をされておる。それに伴つて九原則が指示され、その九原則の要請は、いわゆる均衡財政從つて企業の合理化、收支の均衡をとる。
以上申し述べました理由により、わが党は、日本の実情に即し、予算の均衡をくずすことなく、しかも自立と安定を促進するとともに、國民ひとしき犠牲に立つて祖國再建のために立ち得るよう、吉田内閣の一部独占資本、金融資本に奉仕せんとする方針に反対し、本予算案を返上いたしまするとともに、以上申し述べました線による予算組かえを要求するものであります。
かくして本予算に内蔵する重大な事情をさとり、意識一貫の奥行をなすところに、アメリカを初め国際的信用を強くかち得る力が生れ、それがただちに経済の安定に次ぐ祖國再建と相なることは、本予算案の審議開始以來今日まで、政府当局の説明と本委員会委員との間の質疑應答によつて、察知し得られるのであります。
殊更にこれに目を履い、目前の易きに頼らんとしてか、(「そうだ」と呼ぶ者あり)食糧自給度向上に対する何ら見るべき施策もなく、その無定見に近き有樣は、心ある者のひとしく眞に憂えるところであります(拍手) 一方農家の諸君は、戰時中より引続いた供出制度、而も改善の余地極めて多い供出制度と、過重な且つ不公正な納税制度の下に、更に又いわゆるシエーレの重圧の下に苦しみながら、父祖傳來の農地を愛するが故に、及祖國再建