1947-08-12 第1回国会 衆議院 司法委員会 第19号 そこで正統な血統を保持するという角度から見まして、もし強いて姦通罪の規定を削除せんとするならば、誤つた受胎者については、むしろその社會的理由をもつて堕胎罪を認めるということにまで徹底しなければ、姦通罪の廢止はその弊害が、今申し上げました點においても多いのではないかと思うのであります。 佐瀬昌三