1947-09-22 第1回国会 参議院 文化委員会観光事業に関する小委員会 第2号
或いは又社會教育委員制度がありますが、從來あまり活動が行われておりませなんだのを、今後大いに社會教育委員のこの方面における活動を促進して行く。又最近青少年團體が非常な勢を以て各地に結成されつつあるのでありますが、これらの團體が自發的に社會生活道義の昂揚を圖つて行くようにし向けて行くといつたような點におきまして、社會教育部門といたしまして、この方面の解決策をとつて參りたいと、こう考えております。
或いは又社會教育委員制度がありますが、從來あまり活動が行われておりませなんだのを、今後大いに社會教育委員のこの方面における活動を促進して行く。又最近青少年團體が非常な勢を以て各地に結成されつつあるのでありますが、これらの團體が自發的に社會生活道義の昂揚を圖つて行くようにし向けて行くといつたような點におきまして、社會教育部門といたしまして、この方面の解決策をとつて參りたいと、こう考えております。
もちろん地方には社會教育委員會というものがありますけれども、それすらも縣庁の社會教育課の役人が原案を持つてきて押しつけて、無理というわけではありませんが、とにかく押しつけて、委員會で異議なく決定して実施せられるという、形式だけの委員會組織でありまして、實質的に申せば、極端に言えば、官僚統制の色彩が地方において見られないことはないのであります。
それから社會教育の運營につきましては、實は非公式ではございまするが、社會教育委員というものを中央の文部省にも、府縣にも、また市町村にも設置するように勧奬いたしております。これが設置せられております所は、それらの方々が指導者であると同時に相談の機關となつて、社會教育のその地に適した進み方をやつてもらつておるわけでございます。