2014-05-15 第186回国会 参議院 法務委員会 第15号
委員御指摘のとおり、社外取締役選任企業が増加傾向にあるのは、こういった社外取締役の機能を活用すべきだという認識が我が国の企業関係者、経済社会に広く浸透しつつあることによるものと思われます。
委員御指摘のとおり、社外取締役選任企業が増加傾向にあるのは、こういった社外取締役の機能を活用すべきだという認識が我が国の企業関係者、経済社会に広く浸透しつつあることによるものと思われます。
それから、従来からある監査役会設置会社、こちらについては、御指摘のとおり、我々の法案が仮に通ったとしても一人でも足りてしまうということなんですが、これにつきましては、確かに、少ないではないかということもあるんですが、現状を見ますと、社外取締役選任企業比率は委員御指摘のとおり六割を超えておりますが、社外取締役がどれぐらいの人数選任されているかといいますと、だんだんふえてきているとはいえ、調査室の資料で
これは、例えば、ある調査によりますと、東証一部の企業で社外取締役が取締役会に占める割合、二人以上の社外取締役を導入している企業というのは全体の二八%だ、アジア・コーポレート・ガバナンス協会というところが推奨している三人以上の社外取締役選任企業はわずか一三%だ、半数を超える会社というのは一・五%だということで、ガバナンスが非常に未熟だとされるブラジルとかインドの二〇%よりも低いんだ、こういう酷評になっているわけでございます