1962-11-12 第41回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
どうせ継続して発行するのならば、今後社債流通市場を考える場合には、一年ものでみなが少し出してくるようにすると、流通の点については五年ものに比べて処理は簡単になるのではないか。
どうせ継続して発行するのならば、今後社債流通市場を考える場合には、一年ものでみなが少し出してくるようにすると、流通の点については五年ものに比べて処理は簡単になるのではないか。
大企業の資金は増資や社債の発行によって補うべきである、一方社債流通市場をさらに確保したりなんかして、総合施策の中においてこの問題の解決をはからねばならぬが、長年にわたり自民党政府は、そのことをあえてしょうとはしない。大企業と金融機関と保守政権が三位一体の詰託によって、本日金融天皇が依然としてわが国産業界に君臨しておる。
次は、社債流通市場の確立について政府の方針をただしたいと思う。公社債投信は、社債の流通市場が確立されていないのに、当時十分の配慮なしにスタートいたしまして一年、今では何となく先細りというか、何か行き詰まったような状況が見受けられるのであります。
社債流通市場が三十年の八月に開設されたのでありますが、その前に先駆として、この気配交換市場というものでこれは取引せられてきた。気配交換市場開設前の債券価格は、それまでは電話売買業者と一部の証券業者とによって買いたたかれ、加入者が非常に損をした惨たんたる状態であった。