1954-11-17 第19回国会 参議院 労働委員会 閉会後第12号
それでございますが、その大変だということの意味は、使用者、経営者のほうが社会階級的には強くて労働者のほうがやはり弱いものですから、団結をするということになつて来るのだと思いますが、そのために現在日本の現状のままで見て、それが対等か対等でないか、又、絶対に対等にすべきだというふうにはなつて来ないのだと思います。
それでございますが、その大変だということの意味は、使用者、経営者のほうが社会階級的には強くて労働者のほうがやはり弱いものですから、団結をするということになつて来るのだと思いますが、そのために現在日本の現状のままで見て、それが対等か対等でないか、又、絶対に対等にすべきだというふうにはなつて来ないのだと思います。
それからイタリーの刑法にもそういう規定がありまして、これは法律に対する不従順又は社会階級の憎み合いを扇動した者はいかん、こういう特別な規定があります。ドイツの判例にはゼネラル・ストライキを扇動するというような行為がそれだけで法律不従順の扇動になるという判例があります。
すなわち第一には、ある社会、階級、地方の全般を通じて業務を休み、取引をなさない日、すなわち日曜日とか土曜日午後のいわゆる銀行休日とか、ぼんやひがんなども、民法第百四十二條、手形法第七十二條、第八十七條、なお小切手法第六十條、第七十五條などに、いわゆる休日として当然残されるのであります。
政治家としてなすべきことはお互社会階級、社会層の利害、それだけに眼を触れておつては國民は浮べません。この國民全体のためにはやはり我を捨てて日本が実際伸びられる方向へ方針を立てて進むということが大切だと思うのであります。今水谷君とこれを議論したつて片付かないが、こういう大きな本当に公の立場においてこの炭鉱の案が審議されることは非常に望ましい。