2020-02-12 第201回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
本当に、家に全く本がないだとか、やっぱりどこにも行ったことがないとかだと意欲、モチベーションが上がらないので、やっぱりそういったものを足していかなきゃいけないということと、あと重要なのが社会関係資本で、これは本当にボランティアさんたちなんですけれども、いい人的ネットワークにいかに触れさせるかですね。
本当に、家に全く本がないだとか、やっぱりどこにも行ったことがないとかだと意欲、モチベーションが上がらないので、やっぱりそういったものを足していかなきゃいけないということと、あと重要なのが社会関係資本で、これは本当にボランティアさんたちなんですけれども、いい人的ネットワークにいかに触れさせるかですね。
松本参考人にお伺いしたいんですが、渡辺参考人の資料からお伺いすることになって大変申し訳ないんですけれども、経済的資本と文化的資本、社会関係資本が高い学力につながるというようなこの中にあって、私はその文化的資本の中で最も重要視しているのが本です。読書です。
これ、レジリアンスモデルというそうですけれども、例えば立ち直る力、はね返す力に注目した支援の理論化や、日常生活に溶け込ませる支援の方法、そういったことに知恵を絞る重要性、その際にソーシャルキャピタル、社会関係資本を活用する、そういった示唆に富んだ内容でございます。
松田参考人は、子育て支援について、地域社会、社会関係資本といったものや、また、今お話ございました雇用とか又は就労関係、経済活動といったものも子育て基盤の中に含まれるという御指摘をこれまでもされてきていると思います。 長時間労働について今御指摘ございました。男性の育児休業の取得率や、また、家事分担率の低さといったことも日本では課題になっています。
学力のことでお話をさせていただいておりますけれども、経済資本が学力に影響するのと同じぐらい、親の社会関係資本、要するにコミュニティーだとかつながりだとかそういうもの、文化資本、本を読める環境にある、博物館や動物園に行かれるなりなんなり、そういう経験のものも含めて、学力に経済的なものだけではないと、こういうものです。
それからもう一つが、国のということで、先ほど少しお話しした経済資本、文化資本、社会関係資本という中では、自治体とすると、経済資本のところ、所得ですとか労働のところの部分というのは、まるっきり関われなくはないですが、根本的なものにならない。ここはきちんと国にやっていただかないと難しいかなと。
ただし、因果関係なのか相関関係なのかはよく注意しないといけないので、相関関係はある、でも因果関係というふうにまでは言えていませんので、可能性がある、そういうことで、先ほど言った社会関係資本をそこへ整備していくことによって自己肯定感なりそういうものが育まれる可能性があるというような表現をさせていただいています。
物的な資源、それから人的、人材ですね、それから社会関係資本と言われている道徳とか考え方とか、こういう部分であります。それから自然の資源であります。この四つの抱えている資源をレジリエンスという方向で戦略を練るということが必要かなと思います。 以上であります。
それからさらに、社会的信頼という、これ別名ではソーシャルキャピタル、社会関係資本とも言われます。それは、経済成長のみならず災害レジリエンスの基盤でもあるということで、政治学等で注目されてきておりますが、これと相対的貧困率を掛け合わせますと、かなりきれいなマイナスの相関が出てまいります。
社会関係資本、いわゆるきずなのようなものであります。やはり、格差を是正して、あるいは、社会あるいは家族を支援していく、この社会保障や格差是正策というのが大変重要になってくると思います。
先ほど高橋参考人は社会関係資本、社会関係投資という言葉をお使いになりましたけれども、本当にそのとおりだと思います。三重県では、いろんな人たちがそもそもソーシャルキャピタルとしての機能を果たそうとしています。そういった市民連帯をつくっていく上では、本当はこの子ども手当というのは非常に有効な施策に変わり得るはずです。是非今後そういったことを御検討いただきたいと思います。
私は、今重要なのは、子育て支援策は制度的支援と同様に、子育て支援環境の整備の、社会関係資本という言葉をちょっと使わせていただきますが、我々が今まで無視してきた様々な家族養育機能がございます。これは、家族の中でやられていたもの、地域共同体の中でやられていたもの、まさに地域の中で子どもを育てるという、そういう視点がすべて、生活の私化といいますか、そういう中で消えてなくなりつつある。
これは、最近、社会関係資本という、アメリカ人が言い出すと日本でもはやるというばかなことが起こるのですが、実は、社会関係資本を組みかえながら、自助と互助を失われた人たちを支える新しい仕組みをどうやってつくり出すか。それをファイナンシングする仕組みは、例えば企業としてはソーシャルビジネス、コミュニティービジネスがあり、例えばノーベル賞をとりましたユヌス氏のマイクロクレジットという仕組みがある。
それから、もう一つは幸福度ということで、所得とかその辺のこともあるんですけれども、一番問題なのはつながりが分断されてしまっているというのがあって、今社会関係資本、ソーシャルキャピタルのことがいろいろ諸外国でも注目されていますけれども、それを、どう社会関係資本を蓄積していくかということを考える必要があるのではないか。
○参考人(大江守之君) 支援の主体をどう考えるかということなんですが、私は今横浜市における様々な取組、あるいは藤沢市も含めてですけれども、神奈川県における取組を見る中から、やはり行政ではない、新しい公共という議論がありますけれども、あるいは社会関係資本というような議論もあって、要するに地域の人々から信頼されるある種の主体というものが高齢期の生活というものを支援していく中心になるべきであろうというふうに
これが婚期や少子化に波及し、年金、社会扶助など社会関係資本の存続にも影響しておるわけでございます。 一方、以上のような縦の格差は地域間格差に連動し、地方都市の衰退化などが顕著になっている例は皆さんも御承知だろうと思います。こういう傾向とともに、社会の凝集性が損なわれ、社会的紐帯は断片化していかざるを得ない、これは既に周知のことと思うんでございます。
また、ソーシャルキャピタル、社会関係資本の蓄積ということで、今、親が雇用の側に時間を割いているために、先ほどもありました地域のつながりがなくなってしまっているわけで、そこをつないでいくことによって治安ですとか教育にプラスの効果があり、そのことは公的投資の節約にもつながると言えると思います。
ソーシャルキャピタルといった場合には、日本では公共投資によりまして社会資本整備というようなことをいう、そういうものと混同されがちなので、日本語に訳す場合には社会関係資本というふうに訳している例があるんですが、要するに人と人との間の信頼がなければその社会での力は発揮できないということに対する注目です。
三人の先生方にそれぞれ別々に質問させていただきたいと思いますが、まず、小川参考人に質問させていただきたいのは、このレジュメの中で社会関係資本ということをお書きになっておられますが、これは非常に広い意味で書かれているんだろうと思いますが、いわゆる公共事業といいますか、それに焦点を当てていった場合に、一つは、マスコミ的にいえば、公共事業、無駄が多いじゃないか、やめてしまえとか、いろんな話があると。