1986-03-24 第104回国会 参議院 本会議 第7号
しかし、税制というものは、やはり国民性になじむ社会経済体質に合ったものでないと長続きはしない。そういう意味におきまして、前に取引高税をやりまして非常に失敗をいたしました、そういう経験もよく反省をいたしまして、慎重に行うべきものであると考えております。 次に、サラリーマンの確定申告の問題であり、そういう御議論も一つの御議論であると考えております。
しかし、税制というものは、やはり国民性になじむ社会経済体質に合ったものでないと長続きはしない。そういう意味におきまして、前に取引高税をやりまして非常に失敗をいたしました、そういう経験もよく反省をいたしまして、慎重に行うべきものであると考えております。 次に、サラリーマンの確定申告の問題であり、そういう御議論も一つの御議論であると考えております。
そういう面から見ると今日の日本の状態は、かなりの経済摩擦を起こしておりまして、それは輸出入関係のアンバランスからきている点もございまして、そういう意味においては社会経済体質の改善を必要とするものありと考えて、そこで今研究をお願いしているわけですから、そういう方向で研究が進んでいるということは、当然私が考えても期待している方向でやってくだすっている、そう思っております。
そういう意味におきまして、我が国の社会経済体質を点検しまして、直すべきところは直す、そういう考えに立って、今研究会をやっていただきまして、その答申を得て検討の上、実行していきたいと考えておるところであります。 中小企業に対する円高対策につきましても、同感でございます。本年一月、特別融資の金利を引き下げたところでございます。六・八%から五・五%に下げたところでございます。
そういう意味において、適正な外貨量を保有しつつ、内需の振興あるいは為替の調整、あらゆるものを組み合わせまして、しかも、我が国の社会経済体質に輸出万能というような、そういうような形跡は残っていないかよく点検もいたしまして、あらゆる方面から日本の社会経済構造体質の再点検を行いつつ、以上のような考えに立って、国際経済に調和した日本国民経済の構造というものを考えていきたい、そう思いまして、先般来研究会を行いまして
そういうことも考えまして、国際経済と調和して我が国の社会経済体質をどのように長期的に安定させ調和させていくか、そういう検討の研究会、私のための研究会を発足いたしまして、今鋭意検討していただき、その意見の結論を待ちまして我々は適切な処理をしていきたいと考えておるところでございます。
なお、総じて日本の社会経済体質というものは、輸出に非常に向いておるようにできております。そのために毎年毎年大きな輸出超過を累積しておるわけでございますが、このような状況が長続きすると、各国からさらに熾烈な批判が日本に沸いてくる危険性もございます。政府といたしましては、やはりある程度の適正外貨量というものは、日本に必要でございます。
それで、私から、これは将来の課題として日本の今の産業、経済の体質というものをやっぱり検討する必要があると自分は感じておると、国際経済に調和する社会、経済体質あるいは産業構造というものを検討する必要があると、あるいはまた通貨の安定問題について国際的にいろいろ協調をこういう新しい事態に沿って促進していくということも必要であると、そういうようにも考えて、それらを研究するために自分は研究会を発足さしておると
しかし、長い展望で見ますと、やはり日本の産業体質、社会経済体質とアメリカやヨーロッパのものと違う点があります。そういう点で、世界経済に調和するような日本の社会経済体質というものも長期的には、あるいは中期的には考えなければならぬ。
したがいまして、短期的な商品別のけんかというものをうまくおさめることが一面において必要でございますが、また長期的に見ますと、日本の社会経済体質あるいは産業構造というものをよく点検いたしまして、そして国際経済に調和する方向に適切に馴致するということも長期的に見て必要な面があります。
農林水産省関係の仕事につきましては、先ほど来申し上げましたように、日本の社会経済体質の中における農業の特異性、農林水産関係の独得の性格というものをよくわきまえまして、そして合理的な納得し得るような改革案を実現していかなければならないと心得ております。
当時、日本全体が前近代的社会経済体質のもとにあり、社会的公正の精神に乏しく、多数国民が貧困のままに放置せられていた当時のこととて、鬼塚村では全村一人の中学への通学者もおらない実情であって、志を持って東京へ出た少年保利君が、形容もできない苦労を重ねられたことは申すまでもなく、後年、人の問いに答えて、地をはうような苦労をしたと語っていることを見ても、ひたむきに生きてきた、その苦労が保利君の身にしみ込んで
三木総理の立場として、それから福田副総理の立場としてやらなければならぬことは、片一方で経済を言うならば、早くてこ入れをしないと冷え過ぎて困るということ、片一方において物価を抑えなければならぬということとの間において、日本の社会経済体質を変えるという方向がどうしてもとられなければならぬことが、時代的な要求じゃないですか。三木さんの、言うならば三木内閣を成立させたところの最初の約束はそうですよ。